ホタルイカ
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| ホタルイカ | |||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Watasenia scintillans Ishikawa, 1914 |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| ホタルイカ | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| firefly squid toyama squide Luminescent dwarf squid Sparkling Enope Squid |
ホタルイカ(蛍烏賊、学名Watasenia scintillans)は、ツツイカ目 ホタルイカモドキ科に属するイカの一種である。
目次 |
[編集] 分布と生態
世界にはホタルイカの仲間が40種類ほど生息している。 日本近海では日本海全域と太平洋側の一部に分布し、普段は200~700mの深海に生息している。晩春から初夏までが産卵期で、一回あたり数千個の卵を産む。交尾と産卵は同時ではない。 触手の先にはそれぞれ3個の発光器がついており、何かに触れると発光するため、敵を脅すものではないかと考えられている。体表の海底側(腹側)には細かい発光器があり、これは海底側にいる敵が海面側にいるホタルイカを見ると、海面からの光に溶け込み姿が見えなくなるカウンターシェイディング効果の役割を果たしている。海面側から海底に向かって見た場合はこの効果が働かないため、体表の海面側(背中側)には発光器はほとんど存在しない。
[編集] 利用
古くから食用とされ、佃煮、酢味噌和え、沖漬け、素干し、足だけを刺身にした竜宮そうめんなどがある。古くより食されてきた食材だが、地元では決して生では食べなかった。また腐敗が非常に早く進むため、近年までは地方への輸送は困難だった。
また近年では神秘的な発光を見られるホタルイカ漁そのものを観光資源としている例もある。
[編集] 寄生虫による病気
東京の旅行業者の要求で旅館がツアー客にだした刺身料理を食べた為に罹患したため、1972年に東京でこの病気が最初に発見されたという。内臓には旋尾線虫という寄生虫が生息している[1]ため、生食は避けるべきである。症状としては、ホタルイカを食べた後、皮膚にミミズバレがおこったり、激しい下痢、腹痛があり、腸閉塞もおこすばあいもあるが、たいていは腹痛が起こったり皮疹が出る程度。旋尾線虫の幼虫はホタルイカから人間の体内に入る。親虫がどのような虫かは不明である。終宿主も不明であり、診断は摘出虫体の病理組織学的同定(とり出して調べる)。治療法は今のところ外科的摘出(広い目にメスを入れて引っ張りだす)しかない。体長約10mm×幅0.1mmより小さい細長い虫である。 ホタルイカの死後は内臓から肉に移ると考えられ、汚染はほぼ全体に及ぶものと考えられることから、安全に食べるには十分な加熱または-30℃以下で四日間以上の冷凍が必要である。旧厚生省は平成12年6月21日付けで、生食用のホタルイカの取り扱いと販売に関して通達を出している。[2]旋尾線虫による病気は、あたらしい寄生虫病として注目される病気である。
[編集] 備考
ホタルイカが水揚げされる富山県の富山市から魚津市にかけては、ホタルイカの群遊海面として有名であり、ホタルイカは春の風物詩として知られている。富山湾の「ホタルイカ群遊海面」(常願寺川の河口左岸から魚津港までの約15km、満潮時の沖合1260mまで)は国の特別天然記念物に指定されている。
滑川市にはホタルイカの様子を観察できる「ほたるいかミュージアム」がある。滑川市出身の女優室井滋はテレビでしばしばホタルイカ音頭を披露している。
昭和41年(1966年)7月1日に発行された35円の普通切手の図案に採用された。
波によって浜に打ち寄せられることがあり、『ホタルイカの身投げ』という。
属名のWataseniaは1905年に「ホタルイカ」を命名した明治期の生物学者渡瀬庄三郎にちなんでつけられている。[要出典]
[編集] 脚注
- ^ 富山県感染症情報センター - ホタルイカの生食による旋尾線虫感染症
- ^ 生食用ホタルイカの取扱いについて (平成12年6月21日)厚生省通達衛食第110号/衛乳第125号
[編集] 外部リンク
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- 富山県滑川市 - ほたるいかミュージアム
- 富山県民生涯学習カレッジ講習資料 - ホタルイカの謎、 生態が詳しく解説されている。
- 富山県水産試験場 - 冬・ 春季スルメイカ漁況予報の手法と実際
- ホタルイカ群遊海面-社団法人農林水産技術情報協会
- 日本海南西海域におけるホタルイカ卵の分布と量変動(要旨)PDF 独立行政法人 水産総合研究センター
最終更新 2009年9月23日 (水) 11:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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