ホンダ・インサイト

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ホンダ・インサイト (INSIGHT) は本田技研工業が生産・販売しているハイブリッド自動車2006年7月で一度生産・販売を終了していたが、2009年2月にコンセプトを変更の上、新型ハイブリッド戦略車として約2年7ヶ月ぶりに復活した。

車名は英語で「洞察力・見抜く力」を意味する「insight」に由来する。

目次

[編集] 歴史

[編集] 初代(1999-2006年 ZE1型)

ホンダ・インサイト(初代)
ZE1型
 
 
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{{{3枚目画像の説明}}}
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メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 1999年-2006年
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 2名
 
ボディタイプ 3ドアハッチバッククーペ
 
ハイブリッド Honda IMAシステム
 
エンジン ECA型:1.0L 直3 SOHC 12バルブ VTEC
 
モーター MF2型:薄型DCブラシレスモーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 エンジン:66kW/5,700rpm
モーター(MT):10kW/3,000rpm
モーター(CVT):9.2kW/2,000rpm
 
最大トルク エンジン:92N·m/4,800rpm
モーター:49N·m/1,000rpm
 
変速機 5速MT
ホンダマルチマチックS(CVT
 
駆動方式 FF
 
サスペンション 前:マクファーソンストラット
後:車軸式
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 3,940mm
 
全幅 1,695mm
 
全高 1,355mm
 
最低地上高 150mm
 
ホイールベース 2,400mm
 
車両重量 MT:820kg
CVT:850kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
 
燃費 MT:35.0-36.0km/L(10・15モード
CVT:32.0km/L(10・15モード)
 
ステアリング位置 {{{ステアリング位置}}}
 
 
 
本体価格 {{{本体価格}}}
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
 
車台共有車 {{{同車台}}}
 
同クラスの車 {{{同クラス}}}
 

1997年東京モーターショーで発表されたコンセプトカーJ-VX」を市販車にアレンジし登場した「インサイト」は、世界最高水準の低燃費を目指し、かつてのCR-X(特に2代目)を彷彿とさせるコンパクトなハッチバッククーペ型の2人乗りで、特徴的な外観であるリアホイールスカート[1]を採用するなど、徹底した空気抵抗低減のためのデザインが施され、Cd値は0.25を誇っていた[2]

車体は、NSXの技術をさらに進化させたアルミフレーム[3]で、フロントフェンダー等には初代CR-Xと同様に樹脂材が採用されている[4]

搭載される原動機は、ECA型 995cc 直列3気筒 SOHC VTECエンジンとアシスト用薄型DCブラシレスモーターとで、ホンダはこのシステムにIMAという名前をつけている。走行時には必ずエンジンが動作しているという点が、トヨタ・プリウスと異なる広義の「パラレル型」ハイブリッドシステムである。

トランスミッションは、5速MTCVTが用意される。

  • 1999年9月6日 - 発表。燃費は当時の量産ガソリン車として世界最高の35km/L(10・15モード)だった[5]。税制の面でも優遇される。
  • 1999年11月1日 - 国内販売開始。
  • 2003年11月20日 - 初のマイナーチェンジキーレス・エントリーシステムイモビライザーなど装備面での充実をはかる。
  • 2004年10月14日 - 2度目のマイナーチェンジが行われる。IMAシステムの効率が向上した。MT車は空力特性を改善させるアンダーカバー類が装着されるとともに、タイヤ空気圧が240kPaから260kPaに変更された結果、燃費が36km/L(10・15モード)に向上した。[6]
  • 2006年7月 - 生産中止。販売台数は世界全体で約17,000台で、うち日本国内は約2,300台であった[7]。その後、2代目インサイトが発売される2009年までの間、日本で販売されるホンダのハイブリッドカーは、シビックハイブリッドのみとなっていた。


[編集] 2代目(2009年- ZE2型)

ホンダ・インサイト(2代目)
ZE2型
日本仕様
 
 
 
 
メーカー {{{メーカー}}}
 
親会社 {{{親会社}}}
 
製造国 {{{製造国}}}
 
製造期間 2009年-
 
設計統括 {{{設計統括}}}
 
デザイナー {{{デザイナー}}}
 
乗車定員 5名
 
ボディタイプ 5ドアハッチバック[8]
 
ハイブリッド Honda IMAシステム
 
エンジン LDA型:1.3L 直4 SOHC 8バルブ
i-VTEC i-DSI
 
モーター MF6型:薄型DCブラシレスモーター
 
最高出力/トルク {{{最高出力/トルク}}}
 
最高出力 エンジン:65kW/5,800rpm
モーター:10kW/1,500rpm
 
最大トルク エンジン:121N·m/4,500rpm
モーター:78N·m/1,000rpm
 
変速機 ホンダマルチマチックS(CVT)
(LSは7スピードモード付)
 
駆動方式 FF
 
サスペンション 前:マクファーソンストラット式
後:車軸式
 
全長x全幅x全高 {{{全長x全幅x全高}}}
 
全長 4,390mm
 
全幅 1,695mm
 
全高 1,425mm
 
最低地上高 145mm
 
ホイールベース 2,550mm
 
車両重量 1,190 - 1,200kg
 
乾燥重量 {{{乾燥重量}}}
 
総重量 {{{総重量}}}
 
最大積載量 {{{最大積載量}}}
 
燃料タンク容量 {{{燃料タンク容量}}}
 
燃費 LS:24.0km/L(JC08モード
G,L:26.0km/L(JC08モード)
 
ステアリング位置 {{{ステアリング位置}}}
 
 
 
本体価格 {{{本体価格}}}
 
別名 {{{別名}}}
 
先代
 
後継
 
姉妹車/OEM {{{姉妹車}}}
 
車台共有車 {{{同車台}}}
 
同クラスの車 {{{同クラス}}}
 

2007年7月18日、年央社長会見で新型ハイブリッド専用車を2009年に発売すると発表。

2008年9月4日、新型ハイブリッド専用車の車名が「インサイト」で、そのコンセプトモデルをパリモーターショー10月2日から10月19日)に展示すると発表[9]。2代目インサイトを示唆した。ハッチバックの形状やリアのエクストラウィンドウは先代と共通だが、5人乗り5ドアであることやリアホイールスカートが無いなどの点が異なる。当初、別の車名を付ける予定であったが、北米や欧州の現地法人の意見や現地での「インサイト」という言葉から受けるイメージを考慮し、「インサイト」とした[10]

売れなかった初代[11]を反省し、コストダウンのため初代のアルミフレームボディを採用せず、既存のフィットなどのコンポーネントをベースに極限まで軽量化を施した。同社他機種と部品をおよそ1万点共通化し、ニッケル水素バッテリーは初代の11本に対し、性能を向上させた結果7本までに削減するなど徹底した効率化を図った。その結果、価格は北米市場でベースモデルで2万ドル、日本市場でベースグレードとなる「G」はオーディオ・レスながら車体価格180万円(消費税込189万円)で発売された。

2008年以降発売される地球環境を意識した車両を、ホンダでは「Honda Green Machine」と称し、インサイトは「グリーンマシーン1号」である。[12]Honda Green Machine Special Siteには、筧昌也が監督したショートムービーが公開されている。

2008年12月11日から12月13日までの3日間、東京ビッグサイトで開催されたエコプロダクツ2008に出展され、2008年12月22日から2009年1月19日までホンダ本社で行なわれるHonda Green Machine企画展には、CR-Z コンセプトFCXクラリティと共に展示された。

2008年12月19日、発売に向けティザーサイトがオープンした。

2009年1月11日から開催された「2009年北米国際自動車ショー」では、市販仕様が世界初公開された。

2月5日発表。翌2月6日発売。 信号待ちなどで停車する時にアイドリングを自動で停止する「オートアイドルストップ」を含むホンダIMAを駆動システムの基本とし、実用燃費の向上を目指してエコアシスト(エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム)が全車に標準装備されている。これは、既に初代インサイトや4代目オデッセイ等で採用されているECONモード[13]に加え、アクセルやブレーキの操作でスピードメータの背景色であるアンビエントメーターの色が変化してリアルタイムに燃料消費状況を意識させることで低燃費運転に寄与する「コーチング機能」と、メーター内のマルチインフォメーション・ディスプレイ画面内で燃費運転をリアルタイムで採点し、リーフのアイコンでその日のエコドライブ度やその日までの累計のステージ表示を知らせる「ティーチング機能」を備えている。この「ティーチング機能」は、オプションの「Honda HDDインターナビシステム」と組み合わせることで、より詳しい情報を知ることもできる。

搭載されるIMAを構成するエンジン部分はLDA型 1,339cc 直列4気筒 SOHC i-VTEC i-DSIエンジンで、シビックハイブリッドと同型式であるが、i-VTECは可変シリンダーシステム(VCM)としてのみ機能する。VCMにより全気筒を休止させ、2代目シビックハイブリッドと同様に、モーター動力のみによる走行も多少可能になった。組み合されるトランスミッションは、初代とは異なりCVTのみである。アメリカのPAPZEVの条件を満たすためにはモーター出力が10kW以上でなければならないために、バッテリは7本で電圧は100.8Vとされている。

グレードはベースモデル「G」、プロジェクタータイプのHIDヘッドランプ、本革巻ステアリングホイール、リアセンターアームレストなどを装備した上級仕様の「L」、7スピードモード付ホンダマルチマティックS[14]やアルミホイール、VSA(ABS・TCS・横すべり抑制)を装備したスポーティモデル「LS」の3グレードが用意された。Cd値は0.28である[15]

2009年3月24日より、北米地域でも発売を開始すると発表された。価格は19,800ドルからとなる。

2009年5月11日に発表された2009年4月度の登録車販売台数が2月と3月の合計台数を上回る10,481台となり、主力車種であるフィットを抜き、ハイブリッド車では初の首位を獲得した。ちなみに、フィットも同月で2位をつけたため、登録車販売台数の1位と2位をホンダ車が独占したのも初めてのことである[16]

2009年10月1日、ボディカラーの新色に、「シャーベットブルー・メタリック」と「プレミアムホワイト・パール」(有料色)の2色を追加。10月中旬の生産より適応される。

[編集] 受賞歴

[編集] 初代

1999年のグッドデザイン賞エコロジーデザイン[17]、2000年のインターナショナル・エンジン・オブ・イヤー(en:International Engine of the Year)を受賞。その後、2006年に生産中止になるまで1リッター未満のクラス(sub-1 liter)を7年連続で受賞し続けた。

[編集] 2代目

2009年度グッドデザイン賞ベスト15[18]及び2009-2010日本自動車殿堂カーオブザイヤー[4]を受賞。

[編集] 生産

初代モデルはかつて、NSX専用の生産工場として建設されたホンダ栃木製作所高根沢工場で、既存のNSX、S2000とともに生産されていた。2004年4月にホンダの完成車一貫生産構想に基づき全3車種とも高根沢工場での生産を中止し、ホンダ鈴鹿製作所の少量車種専用ライン、TDラインへ生産を移管された。その後、2006年7月に生産を終了した。

2代目は鈴鹿製作所で生産される。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 脚注

  1. ^ リアのホイールハウスを覆う部品で、後輪の上側半分がボディに隠れている。リアホイールスパッツという呼び方をすることもある。
  2. ^ ボディ細部にわたる徹底的な空力処理 このデザインは、風の流れから生まれた
  3. ^ アルミの特性を、どこまで活かせるか
  4. ^ 軽量でありながら、高い曲げ剛性、ねじり剛性を実現
  5. ^ ホンダのプレスリリース
  6. ^ "ハイブリッドカー「インサイト」の燃費を向上し発売". HONDA. 2009-10-03 閲覧。
  7. ^ "Hondaハイブリッド車が世界累計販売30万台を達成". HONDA. 2009-02-22 閲覧。
  8. ^ ホンダの公表発表[1]による
  9. ^ 2009年に発売予定の新型ハイブリッド専用車「インサイト」のコンセプトモデルをパリモーターショーで発表
  10. ^ "【詳細レポート】ホンダ・インサイト、軽量コンパクト&低コストで打倒プリウス". 日経トレンディネット. 2009-02-22 閲覧。
  11. ^ 販売目標は当初月300台であった[2]が、2004年のマイナーチェンジでは年間50台まで減少した[3]
  12. ^ 「グリーンマシーン2号」は、2代目シビックハイブリッド。
  13. ^ エンジンやエアコンの燃費優先運転を行う。インサイトではこれに減速時の回生充電量を増加する機能を追加
  14. ^ シフトパターンから「L」が無くなり、「S」は自動復帰しないパドルシフトのマニュアルモードになる。
  15. ^ "HYBRID INSIGHT". HONDA. 2009-02-22 閲覧。
  16. ^ "インサイトがハイブリッド車として初めて登録車販売台数の第1位を獲得". HONDA. 2009-05-11 閲覧。
  17. ^ "1999年度 グッドデザイン賞 受賞". JIDPO. 2009-10-03 閲覧。
  18. ^ グッドデザイン大賞候補。大賞に漏れた場合はグッドデザイン賞金賞となる。グッドデザイン賞の項も参照。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月29日 (木) 13:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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