ホンダ・ビート (スクーター)
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ビート (Beat) は、本田技研工業が1983年11月18日に発表した、水冷・2サイクル50ccエンジンを搭載した50cc原付スクーター。2段階トルク切り替えシステムV-TACS(Variable Torque Amplification Chamber System)の採用により、第1種原付の自主規制値に達する7.2psを7,000rpmで発生させる。V-TACSは足元にあるペダルを踏むことにより作動する。キャッチコピーは「高感度スクーティング」。
目次 |
[編集] 概要
50ccクラスで7.2馬力を発する水冷エンジン搭載車種が国産各メーカーともオンロードやオフロードタイプに限られていた1980年代において、50ccスクーターでは世界で初めて水冷2サイクルエンジンと、2灯式のハロゲンヘッドライトを採用。補水不要で液漏れしないメンテナンスフリーバッテリーを二輪車で初めて搭載したほか、前輪サスペンションはスタビライザー装着のテレスコピック式とされた。直線を基調にした半透明カウリング付きボディー、ゴールドホイール(追加色であるホワイトはホイールも白)、改造で流行したエキスパンジョンチャンバー、4連メーターなどの外観を持つ。
発売当時はMBX50やMTX50など一般のスポーツタイプ50ccバイク並みの価格から販売台数は伸びなかった。
[編集] V-TACS
ビートの排気系は、メインのエキゾーストチャンバーと低回転域に適したサブチャンバーで構成し、V-TACSのペダルを踏むとワイヤーを 通じて、エンジン内部のバルブがサブチャンバーを閉じる仕組みとなっている。サブチャンバーは、高回転域では吸気充填効率が落ちて出力が頭打ちとなるが、 V-TACSの操作で排気系がメインのみに切り替わるため、高回転時でも高出力を得ることができる。V-TACSの切り替えは5,500rpm前後が目安 とされる。
ペダルのタイミングについて、雑誌などでは次に示す3パターンの走りを楽しめることが紹介されている。[1][2]
- 最初から踏むと加速感を味わえる。
- 6,000-6,500rpmで踏むと最も速く走れる。
- 7,000rpmで踏むとV-TACS効果を最大に体感できる。
回転数から搭乗者が判断して作動させるV-TACSの性質上、原付スクーターでは珍しくタコメーターを標準装備する。タコメーターは5,500rpmを境に低回転域を白、高回転域を緑で表示。メーター内には「バリアブルパワーインジケーター」と呼ばれる仕掛けが備わっており、盤面に描かれた高・低2種類の出力特性を表すカーブの高出力側線上に配置された赤いランプが、V-TACS操作と連動で点滅する。
メーター周辺のカバーはホンダから同時期に発売された50ccスクーターフラッシュと共通となっており、フラッシュの上位グレードであるフラッシュSにもタコメーターが装備されていた。ビートでスモールライトとなっている個所はフラッシュではウインカーとして使われている。
[編集] 歴史(1983-1986年)
[編集] ボディ色
- ビートブラック
- ビートレッド
- ビートホワイト
[編集] オプション
- リアキャリアバッグ(シルバーまたはベージュ) 4,500円
- ランチボックス 7,000円
- フロアマット 2,200円
- ライセンスフレーム 1,200円
- ボディカバー 3,900円
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月21日 (土) 10:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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