ホンダ・リッジライン
| ホンダ・リッジライン | |
|---|---|
| メーカー | ホンダ・オブ・カナダ・マニュファクチャリング |
| 親会社 | 本田技研工業 |
| 製造国 | |
| 製造期間 | 2005年- |
| 設計統括 | {{{設計統括}}} |
| デザイナー | {{{デザイナー}}} |
| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 4ドア ピックアップトラック |
| ハイブリッド | {{{ハイブリッドシステム}}} |
| エンジン | J35A型:3.5L V6 SOHC VTEC |
| モーター | {{{モーター}}} |
| 最高出力/トルク | {{{最高出力/トルク}}} |
| 最高出力 | 250hp (253PS) /5,700rpm |
| 最大トルク | 247lbf·ft(34.1kg·m)/4,300rpm |
| 変速機 | 5速AT |
| 駆動方式 | 4WD(VTM-4) |
| サスペンション | 前:マクファーソンストラット 後:トレーリングアーム式マルチリンク |
| 全長x全幅x全高 | {{{全長x全幅x全高}}} |
| 全長 | 206.8in (5,253mm) |
| 全幅 | 77.8in (1,976mm) |
| 全高 | 70.3in (1,786mm) |
| 最低地上高 | 8.2in (208mm) |
| ホイールベース | 122.0in (3,099mm) |
| 車両重量 | 4,491 - 4,552lbs (2,037 - 2,065kg) |
| 乾燥重量 | {{{乾燥重量}}} |
| 総重量 | {{{総重量}}} |
| 最大積載量 | {{{最大積載量}}} |
| 燃料タンク容量 | 22US gal (83.3L) |
| 燃費 | 15/20/17mpg (EPA City/Highway/Combined) |
| 牽引重量 | 5,000lbs (2,268kg) |
| 別名 | |
| 先代 | |
| 後継 | |
| 姉妹車/OEM | {{{姉妹車}}} |
| 車台共有車 | {{{同車台}}} |
| 同クラスの車 | {{{同クラス}}} |
| -自動車のスペック表- | |
ホンダ・リッジライン(RIDGELINE)は本田技研工業が北米で販売するミッドサイズピックアップトラック、スポーツユーティリティートラック(SUT)である。
目次 |
[編集] 歴史
[編集] 初代(2005年- YK1型)
2004年1月に北米国際オートショー(デトロイトオートショー)でSUTコンセプトが発表、1年後の2005年1月に同ショーでリッジラインとして発表され、2005年3月から2006年モデルとして販売が開始された。
エクステリアはキャビンと荷台がシームレスに繋がる金属の塊から切り出したようなビレット建築(billet construction)をコンセプトとしている。 プラットフォームはアキュラ・MDX、北米仕様 ホンダ・オデッセイ、ホンダ・パイロットと同じ「グローバル・ライトトラック・プラットフォーム」を使用するが90%以上が新しくなっており、ホンダが製造した自動車で最大のサイズと最長のホイールベースを持つこととなった[1]。トラックとして過酷な使用に耐えるための対応が取られており、ボディは7つの高張力鋼クロスメンバーを使ったフルボックス断面のラダーフレームをモノコックに統合し強固な作りとしている。
エンジンはJ35A型 V型6気筒でトランスミッションは5速AT、駆動方式はVTM-4方式の4WDで、構成はMDXと同じであるが、耐久性強化やチューニングが加えられた。ハイマウントのエアインテークは低回転域のトルクを向上させるほか水の浸入も防止する。パワーステアリングクーラー、トランスミッションクーラーも備えた。サスペンションはピックアップトラック初の4輪独立懸架式で、リアはトレーリングアーム式マルチリンクとし、荷台部分の張り出しを抑えるのに寄与している。ATレバーはコラム式である。
荷台は長さ1.52m(5フィート)でSMC成型による鋼鉄強化複合材で作られ傷や腐食に強いとされ、さらに3本の高張力鋼クロスメンバーで補強される。荷台の最大積載量は500kgで、ハーフトン(1/2トン) クラスに属し、車全体の総積載量は最大703kg(1,550lbs)である。シボレー・アバランチと同じように荷台はボディと一体化されている 荷台の後部下には特徴的な「In-Bed Trunk」があり、通常の自動車のトランク同様に鍵付きで上部に開き、内部は240Lを容量を持つ。トランクは耐水性があり、氷を敷き詰めてクーラーボックス代わりにも可能、底部に排水栓が設けてある。スペアタイヤはトランク奥のスペースにスライド収納するが、荷物によっては荷台脇に固定することもできる。荷台はホイールハウスの張り出しが小さいのも特徴で、幅広いスペースを確保している。両側に3箇所ずつの耐荷重158kgのカーゴフックを備え、ホンダならではとしてオフロードバイクやATVの積載を考慮した設計がされている。
革新的なデュアルアクションテールゲートは、通常の下開きに加えて横にも開くことができ、トランクへのアクセスを容易にしており、強度も最大136kgの動加重に対応する。
牽引能力は2名乗車時に最大2,267Kg(5,000lbs)で、ホンダの調査によるとトラック所有者の84%が5,000lbs以下のトレーラーを牽引しているということで、十分な能力を持つとしている。
4WDはVTM-4でDMX同様にセレクトレバーが「1」、「2」、「R」の時にはロックモード機能が使用でき、オンにすれば10km/hまでは完全ロックとなり、29km/hで完全解除、29km/h以下になれば再びロックモードになる。 最低地上高208mm、アプローチアングル24.5度、デパチャーアングル22度、ランプブレークオーバーアングルは21度で、静止状態から28度(53%)のダート路面の登坂能力を備え、中型(medium duty)トラックレベルのオフロード性能を持つとしている。
インテリアは仕事と生活の混在する消防署の「dual-duty」をコンセプトとしている。1列目を居住空間、2列目を倉庫や車庫とし、インストゥルメントパネルは指令室をイメージしている。2列目座席は60:40分割で跳ね上げが可能で、シート全部を跳ね上げれば、フロントタイヤを外したマウンテンバイクなども積むことができる。センターコンソールボックスはアームレストがスライドし、内部がさらにスライドする多機能形状となっている。標準の自動熱線フロントウィンドウはトラック初の装備となっている。
安全装備ではABS、VSA、EBD(電子制御ブレーキ)、サイドエアバッグ、横転センサー付きサイドカーテンエアバッグ、タイヤ圧モニター(TPMS)などが標準装備となる。 NHTSA(米国高速道路交通安全局)の衝突テストで4ドアピックアップトラックとしては初の前面、側面衝突共に5スターを獲得し、横転耐性試験でもピックアップ最高の結果となった。
リッジラインのリアエンブレムは、ピックアップトラックの力強さを表現するために、他のホンダ車とは違い、ホンダのコーポレートアイデンティティ(CI) ロゴが使われておらず、「HONDA」とローマ字で表記されている。
グレードは「RT」、「RTS」、「RTL」の3種類。「RT」は17インチスチールホイールにマニュアルエアコンが特徴。「RTS」では17インチアルミホイール、オーディオのアップグレード、サウンドコントロール付きステアリング、前席パワーシート、デュアルゾーンオートマエアコン、外気温度計が付き、「RTL」は18インチホイール、レザーシート、パワーランバーサポート、シートヒーター、リアビューミラー、HomeLinkなどが付き専用オプションでサテライトナビゲーションやDVDエンターテイメントシステム、ムーンルーフ、XMサテライトラジオなどが用意される。
2007年モデルでは4色のボディーカラーや、牽引装置が標準の「RTX」グレードが追加された。「RTL」ではムーンルーフ、XMラジオが標準装備に変更。
2008年モデルでは「RTS」、「RTL」のアルミホイールが「machined styling」デザインに変更。 「RT」、「RTX」、「RTS」のファブリックインテリアがデュアルトーンからモノトーンに変更された。
2009年モデルはフェイスリフトが行われた。エクステリアではフロントグリルの形状が変更され、前後バンパーデザインも変更し全長がわずかに伸びた。リアターンシグナルが橙色から赤色(赤色のリアターンシグナルは日本では使用できない)になっている。ボディーカラーは新色が追加された。
エンジンは全域でトルクが向上し、最大出力は3hpアップとなった。主なエンジンの改良点はカムプロファイル変更や大径化インテークバルブ、マグネシウム製可変インテークマニホールドなどで、6度毎のクランクパルスセンサー、エアフローセンサーなどで耐ノック性能が向上し、エンジンブロックの冷却経路見直しなどもされた。 セルモーターが強化され、より素早い始動が可能となった。エンジンのトルクアップに関連し、トランスミッションはローギアード化され加速時や牽引時、重積載時の性能を向上させた。 牽引装置が全車標準となり「RTX」グレードは廃止。 インテリアではステアリングデザインが変わり、計器類、スイッチ類のデザインも一部変更。 安全装備ではアクティブヘッドレスト、中間点灯機能が追加された。
製造はHCMのカナダオンタリオ州アリストン工場で行われていたが、2009年内にオデッセイやパイロット、MDXを製造するアメリカのアラバマ工場に生産を移管する予定である。
[編集] 販売
カー・アンド・ドライバー誌で「革命的に乗り心地の良いピックアップであり、日常生活で牽引しない人には最適の車」のように、多くの良好な評価を受けたが、販売台数は2007年6月時点で4,000台/月で、目標には届かなかった。ホンダは年間生産台数を5万台から4万7千台へと減少させた。
原因の一つとして平均価格が高いことが上げられており、ホンダディーラーでは異例のディスカウント販売を行うこととなった。リッジラインは価格以外にも、フルサイズピックアップトラック並のキャビンスペースを持つことや、ホンダの広告により、しばしば従来型の1/2トンクラスのフォード・F-150やトヨタ・タンドラ、シボレー・シルバラードなどのV8エンジン搭載のフルサイズピックアップトラックとの比較がされることとなり、非力なV6エンジンであることや、牽引能力不足、モノコックボディの耐久性不安、短い荷台などが指摘されている[2]。 本来ホンダではコンパクト、ミッドサイズピックアップトラックであるトヨタ・タコマ、ダッジ・ダコタ、シボレー・コロラド、フォード・エクスプローラースポートトラック、日産・フロンティアなどをライバルとして上げている。 ただし、牽引能力はこれらのミッドサイズのライバルと比較しても高いとはいえず、北米市場ではこの手のピックアップトラックは形だけでなく、実際にそれなりの重量物を牽引できるだけの能力を備えていることが求められている(トレーラー、キャンピングカーなど)。
なお、日本国内では正規販売されていない(2008年時点)。
[編集] アメリカ月間販売台数
| Jun 2009 | May 2009 | Apr 2009 | Mar 2009 | Feb 2009 | Jan 2009 | Dec 2008 | Nov 2008 | Oct 2008 | Sep 2008 | Aug 2008 | Jul 2008 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3,798 | 2,662 | ||||||||||
| Jun 2008 | May 2008 | Apr 2008 | Mar 2008 | Feb 2008 | Jan 2008 | Dec 2007 | Nov 2007 | Oct 2007 | Sep 2007 | Aug 2007 | Jul 2007 |
| 2,247 | 3,496 | 4,158 | 3,719 | 3,532 | 2,247 | 3,593 | 2,238 | 2,572 | 3,293 | 4,439 | 4,641 |
| Jun 2007 | May 2007 | Apr 2007 | Mar 2007 | Feb 2007 | Jan 2007 | Dec 2006 | Nov 2006 | Oct 2006 | Sep 2006 | Aug 2006 | Jul 2006 |
| 3,840 | 3,600 | 3,570 | 4,007 | 3,570 | 3,432 | 4,663 | 3,492 | 3,425 | 3,463 | 3,937 | 4,345 |
| Jun 2006 | May 2006 | Apr 2006 | Mar 2006 | Feb 2006 | Jan 2006 | Dec 2005 | Nov 2005 | Oct 2005 | Sep 2005 | Aug 2005 | Jul 2005 |
| 3,918 | 4,655 | 4,652 | 5,344 | 4,485 | 3,814 | 6,589 | 5,243 | 4,974 | 3,313 | 4,308 | 3,911 |
| Jun 2005 | May 2005 | Apr 2005 | Mar 2005 | Feb 2005 | Jan 2005 | Dec 2004 | Nov 2004 | Oct 2004 | Sep 2004 | Aug 2004 | Jul 2004 |
| 3,585 | 3,297 | 3,365 | 3,875 | 133 | N/A | N/A | N/A | N/A | N/A | N/A | N/A |
[編集] レース
2006年、カリフォルニアレースアンドラリー(CaRR)とパートナーを組み、バハ1000レースのストックミニクラスに参戦した。市販車からの改造は最小限となるクラスで、一番の変更点はサスペンションでキングレーシング製ショックを改良し採用している。さらには内装やシートなどを取り払うなどの軽量化、ロールケージ、ユニークメタルプロダクツ製のエアインテーク、ストレートエギゾースト、hondataによるエンジンと駆動系のコンピュータチューニング、大容量のパワーステアリングクーラー、オプティマ製バッテリー、スキッドプレート、ナーフバー、アメリカンレーシングATX全地形タイヤ、ATL燃料タンク、外部ライトバー、その他安全装備などの変更点がある。 2,085kmのコースでレースは行われ、779号車のリッジラインはタイムリミット6時間を残してゴール。ブービートラップによるドライブシャフトの破損や、タイヤの問題もあり、ポイント獲得はならなかった。 1週間後に行われたネバダ州のヘンダーソン400では147台中47位でクラス優勝を遂げている。[3]
[編集] その他
- モータートレンド誌の2006年「トラック・オブ・ザ・イヤー」、「カナダ・カー・オブ・ザ・イヤー」のベストニューピックアップを受賞した。また2006年の「北米・トラック・オブ・ザ・イヤー」も受賞した。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ Honda Media Newsroom Release: 2006 Honda Ridgeline Overview
- ^ [1]
- ^ "Desert Race Honda Ridgeline Trophy Truck - Build Photos - Four Wheeler Magazine". 2008年10月12日 閲覧。
[編集] 外部リンク
- ホンダ・リッジライン
- Honda Ridgeline Modification Discussion Forum
- Official Honda website for Ridgeline
- Honda Ridgeline Owners Club
- Honda Names All-New 4-Door 4WD Truck 'Ridgeline'
- Edmunds.com Long-Term Test
- SCORE Honda Ridgeline
- In depth Review of the 2005 Honda Ridgeline
- Ridgeline Revenge Upgrade
- 08 Ridgeline Virtual Catalog
- Ridgeline Owner's Blog with MPG, accessories, maintenance and more
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最終更新 2009年4月28日 (火) 08:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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