ボトルメール

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ボトルメール (bottle mail) は、1997年に(株)リクルートシェアウェアとしてリリースした電子メールクライアント。当初はWindows版のみで、後にMacintosh版が追加された。試験的にiモード版がリリースされたこともある。

目次

[編集] 概要

送信した電子メールがいつ誰に届くかわからず、受信するメールも、いつ誰が送信したものかわからないという、通常の電子メールクライアントとは大きく異なった特徴を持つ。手紙の入ったを海に流して見知らぬ誰かとコミュニケーションを取るという現実世界での行為(詳しくは後述)がメタファとして取り入れられており、ボトルメールという名称はそこに由来する。

なお、「ボトルメール」および「bottle mail」という言葉は開発者の永井義人が考案した造語で、登録商標となっている。

2002年3月には(株)リクルートの事業集約に伴い同サービスは一旦終了するものの、その後「ボトルメール」の商標やシステムその他のリソースは、開発者が設立した有限会社情報建築に譲渡され、およそ半年後の2002年9月に第2期のサービスをスタートさせた。しかしながら、利用者数の低迷や、ブログRSSAjaxなどWeb 2.0的なサービスが増える中でのシステム的な古さ等もあり、アプリケーションとしてのボトルメールは、2007年6月30日をもって2期目のサービスを終了し、通算10年の歴史に幕を下ろした。

現在は、ブログパーツとしてのボトルメールが、有限会社ソニックムーブのサービスであるPETAPPAで運営されている。

[編集] 現実世界での行為

見知らぬ誰かが拾って読んでくれることを期待して、瓶などに入れて川や海などに流された手紙のことを、英語で「message in a bottle」という。日本語では「瓶詰めの手紙」や「瓶入りの手紙」または「漂流ビン」などと表現することが多いが、これといって決まった表現は無い。

似たものとして、風船に手紙を繋いで飛ばし、しぼんで落ちた先の人に読んでもらうという手段もある。

いずれも行き先が潮流や気流に委ねられるため、特定の受け手を対象とする通信手段にはなり得ず、流した場所にそのまま戻ってくるというようなこともままある。しかし、子供たちに夢を与える等の目的で実際に手紙入りのボトルを海に流すイベントが国内でも開催されることがある(1986年2月、世田谷区立旭小学校で開校105年を記念し放たれた手紙付き風船の一つが皇居内に落下し、落ちて来るのを偶然見かけた香淳皇后が女官に拾わせて来た(15日午後3時半頃)。報告を受けた昭和天皇は侍従・卜部亮吾に「直ちに返信せよ」と指示。学校に侍従直筆の返事があったという)。このようなときに流される手紙には、誰かに送達されたことの確認を求めるために返信先が書かれていることが多い。

漫画などのフィクションでは、無人島で救出を求める人物とともに描写されることが多い。小説では夢野久作の『瓶詰の地獄』があり、映画ではケビン・コスナー主演の「メッセージ・イン・ア・ボトル」(1999年 米国)で扱われている。

[編集] その他

任天堂ニンテンドーDS用ゲームソフト『おいでよ どうぶつの森』ではボトルを流した者同士ですれちがい通信を行うことにより、ボトルが交換される形で互いの森の海岸に流れ着くというボトルメール的な機能があるが、作品中では本来の英語表現に近い「メッセージボトル」という呼称が機能名として使用されている。

ソニー・コンピュータエンタテインメントPSP用ゲームソフト『福福の島』では、同様の機能に対して「ボトルメール」の呼称をそのまま使用している。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年8月6日 (木) 06:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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