ボルン-オッペンハイマー近似

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ボルン-オッペンハイマー近似(−きんじ、Born-oppenheimer approximation)とは電子原子核の運動を分離してそれぞれの運動を表す近似法である。この近似は、原子核の質量が電子の質量よりも遥かに大きいために可能となる。

まず電子状態については、原子核が固定されているものとして、電子波動関数とエネルギー固有値を求めることができる。これにより、ポテンシャルエネルギー曲線(曲面)を核の座標の関数として定義することができる。そして核の波動関数は、核の運動がこのポテンシャルエネルギー曲面上に乗っているものとして求めることができる。

この近似により、分子の電子波動関数と振動・回転の波動関数を分離して求めることが可能になる。また、分子の励起に伴う振動状態の分布に関する、フランク-コンドンの原理も説明することができる。

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最終更新 2009年2月2日 (月) 13:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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