ボン教
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ボン教(ポン教ともいわれる)は、チベットにおいて一般に、固有の神々への信仰をいう。またタジクやシャンシュン経由で伝来したと言われ、独特の教義・神々の体系・教団組織などを有する諸宗派を指す。
チベット人は仏教徒であっても、自らの仏教に由来しない民俗・信仰をボンとして認識する。
ボン教教団の総本山はメンリ僧院。その他にチベット内に存在する主な僧院としては、ユンドゥリン僧院、ナルシ僧院がある。総本山のメンリ僧院は現在北インドにその機能を移している。
チベット仏教のニンマ派(古派)との類似点が指摘されている。ゾクチェンという瞑想が伝えられていることも、ニンマ派と共通する点である。
伝承では、チベットの西方にあるというオルモルリンのシェンラプ・ミボを始祖とする。
決定的な違いの一つと言えば、仏教では「右繞」(うにょう)すなわち時計回りに巡って行くことを善しするが、ポン教には「左繞」(さにょう)すなわち左巻きもある。
[編集] 関連項目
- 九寨溝 - 多くの観光客が訪問するボン教地域
[編集] 参考文献
- The Call of the Blue Cuckoo ; an anthology of nine bonpo texts on myths and rituals / Samten G. Karmay, Yasuhiko Nagano [Senri ethnological reports, 32] (Osaka, National Museum of ethnology : 国立民族学博物館 , 2002)
- 『チベット ポン教の神がみ』 / 国立民族学博物館編・出版:千里文化財団, 2009, ISBN:978-4-915606-61-8 C0014)
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