ボーイング377
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ボーイング377「ストラトクルーザー」
ボーイング 377 ストラトクルーザー(Boeing 377 Stratocruiser)は、アメリカ合衆国のボーイング社が開発した大型プロペラ旅客機。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 最後の大型プロペラ旅客機
ボーイング B-29爆撃機を原型として開発された輸送機、C-97 「ストラトフレイター」の旅客型として開発され、1947年7月8日に初飛行しパンアメリカン航空のニューヨーク-ロンドン線に就航した。
ダグラスDC-6やロッキード コンステレーションなどのライバル機に比べ搭載人数は多いものの、その分運航コストがかさむ上に、エンジントラブルが原因の事故を起こしたほか、1952年4月29日には、プロペラブレードの設計上の不具合からパンアメリカン航空の所有機がブラジルで墜落事故を起こしたこともあり、英米6社からの発注しか得られず、わずか56機が生産されたにとどまった。
また、1950年代後半にはボーイング707やダグラスDC-8、コンベア880などのジェット機が登場したこともあり、1960年代終盤にはそのほとんどが旅客便から引退し、後述の派生型貨物機へ改造されたり、スクラップにされたため、旅客機当時の姿で現存する機体は皆無である。
[編集] 豪華な設備
「最後の大型プロペラ旅客機」の名にふさわしく、その装備は後に語り草になるほど豪華なものであった。国際線仕様の場合、2階構造の客室内にはベッド(折畳式寝台)を、また、1階客室には豪華なラウンジを装備することができ、乗客は優雅な空の旅を楽しむことができた。
1954年2月1日に、ハリウッド女優のマリリン・モンローと元大リーガーのジョー・ディマジオが新婚旅行で日本を訪れた際には、パンアメリカン航空の所有する寝台つきのボーイング377が使用された。また、映画評論家の淀川長治が1951年にアカデミー賞の授賞式に代理出席するためアメリカを訪れた際に、羽田-ホノルル間で搭乗し、ラウンジで同乗した映画監督らと歓談した思い出がその自伝に書かれている。
[編集] 発展型
C-97「ストラトフレイター」の発展型として、「プレグナントグッピー(妊娠したグッピー)」と「スーパーグッピー」が開発されアポロ計画のためのロケット部品の空輸に従事した。ただし、新規に製造されたものではなく、ボーイング377ないしC-97の中古機を改造したものであった。
[編集] スペック
- 全幅: 43.05m
- 全長: 33.63m
- 全高: 11.66m
- エンジン:プラット・アンド・ホイットニー R-4360-B6 「ワスプ」 レシプロエンジンx4機
- 最高速度:約600km/h
- 航続距離:約6700km
- 乗客数:最高100席
[編集] 運航経験のある航空会社
[編集] 新規購入した航空会社
- パンアメリカン航空(PAN AM)
- ノースウエスト航空(NWA)
- ユナイテッド航空(UA)
- トランスオーシャン航空(TAL)
- 英国海外航空(BOAC)
- アメリカン・オーバーシーズ航空
[編集] 中古で購入した航空会社
[編集] 事故
ボーイング377型機が引き起こした航空事故は、ローンチ・カスタマーであるパンアメリカン航空の運航中に起きた下記の3件であり、いずれも巡航中の事故であった。
いずれもエンジンやプロペラなどの機材のトラブルが原因で起きた事故であり、その後のボーイング377型機の販売に大きな悪影響を与える結果となった。
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年8月1日 (土) 09:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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