ポリアセタール
ポリアセタールの最新ニュースをまとめて検索!
ポリアセタール (polyacetal, polyoxymethylene) とは、オキシメチレン (oxymethylene, −CH2O−) 構造を単位構造にもつポリマーであり、略号はPOMである。1,3,5-トリオキサン(メタホルムアルデヒド)と同様に、ホルムアルデヒドの重合体であるが、ホルムアルデヒドのみが重合したホモポリマー([−CH2O−]n、パラホルムアルデヒド、均質重合体)と、~10モル% ほどオキシエチレン単位 (oxymethylene, −CH2CH2O−) を含むコポリマー ([−CH2O−]n[−CH2CH2O−]m、共重合体) の双方の製品があり、両者ともポリアセタール、またはアセタール樹脂と呼ばれる。
ホモポリマーは精製されたホルムアルデヒドより触媒存在下、アニオン重合により合成する。一方、コポリマーは 1,3,5-トリオキサンとエチレンオキシドあるいは 1,3-ジオキソランの混合物に、三フッ化ホウ素などカチオン開始剤を添加したカチオン重合により合成する。
重合反応の性格上、ポリマー末端はオキシメタノール構造 (−OCH2OH) となるが末端がアルコールのままであると融点以上で容易に熱分解(解重合)するので、通常は無水酢酸を用いたアセチル化などのエンドキャップ処理などが施され、熱安定性が改善されている。
ポリアセタールは非晶部分と結晶部分が混在するために、強度、弾性率、耐衝撃性に優れたエンジニアリングプラスチックである。また摺動特性に優れている為、軸受け部品としても利用されている。
市販されているポリアセタールの例として、デュポン社のデルリン(ホモポリマー)とポリプラスチックス社のジュラコン(コポリマー)が挙げられる。
[編集] 用途
家電や電気電子製品の各種外装・筐体・機構部品類、自動車パネルなど内装部品、文具・雑貨類、事務用家具部材、ブラシの柄など。学校教育で使用されるリコーダーなど、楽器にも使用されている。 また模型の可動部部品や、樹脂製の鉄道模型の車輪や透明部品を除いた大部分など、さまざまな用途で使用される。
最終更新 2009年11月7日 (土) 09:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ポリアセタール】変更履歴


