マウリシオ・カーゲル

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マウリシオ・カーゲル(Mauricio Kagel、1931年12月24日 - 2008年9月18日)は、アルゼンチンユダヤ系作曲家。20代でドイツに渡り、生涯をそこで過ごした。

アルゼンチンのブエノスアイレスにて生まれ、作曲は独学で学ぶ。1957年にケルンに移住し、ケルン放送の電子音楽スタジオで制作するなど、前衛音楽を推進。音楽と劇、映画を総合した芸術を提唱、独自の「総合芸術」として自ら企画して出演した。

ケルンで死去。死因は明らかにされていない。

目次

[編集] 作風

音楽自体は見るパフォーマンス的な性格が強く、音そのものは水平的でリズムはラテン音楽的な名残がある。そのため音そのものの説得力はドイツヘルムート・ラッヘンマンカールハインツ・シュトックハウゼンと比べて余り強いとはいえないが、社会的な批判や皮肉を備えたハプニング的要素は彼の大きなトレードマークである。

[編集] エピソード

彼の名曲「フィナーレ」の楽譜の中には、「指揮者が倒れる」という指示が出されている。これはフジテレビの番組「トリビアの泉」で紹介された。最近ではブエノスアイレスに作曲家としての凱旋公演を持った。他にもティンパニ協奏曲においてティンパニの中に奏者が飛び込むといった謎めいた提示もある。「打楽器以外の楽器と組み合わせるもの」参照。

[編集] 主要作品

[編集] 管弦楽

  • 1959-61 42人の奏者のための《ヘテロフォニー》 (Heterophonie)
  • 1988-89 室内オーケストラのための《固定楽想(ロンド)》 (Les idées fixes (Rondo))

[編集] 室内楽・器楽

  • 1958-59 ピアノ・打楽器・2つのテープのための《トランシシオン II》 (Transición II)
  • 1960 ソナント (Sonant)
  • 1961-62 オルガンと2人の助手のための《アンプロヴィザシヨン・アジュテ》 (Improvisation ajoutée)
  • 1964 3人の奏者(2人のチェリストと1人の打楽器奏者)のための競争〔試合〕 (Match für 3 Spieler)
  • 1967 オブリガートを伴うオルガンのための《ファンタジー》 (Phantasie) - オブリガートはオルガン奏者によって録音されたテープ。
  • 1970 非ヨーロッパ楽器群のための《エクゾティカ》 (Exotica)
  • 1972 チェロとピアノのための《爪の内部発生》 (Unguis incarnatus est) - 後、6チェロとピアノ版に編曲。
  • 1986-87 弦楽四重奏曲第3番 (Streichquartett Nr. 3)

[編集] 声楽

  • 1957-58 4人のソロ、スピーキングコーラス、室内アンサンブルのための《アナグラマ》 (Anagrama)
  • 1960 シュル・セーン (Sur scène)
  • 1962-64 2人の映写技師と合唱、オーケストラのための《ディアフォニー I 》(Diaphonie I)
  • 1967-68 16人の声のための《ハレルヤ》 (Hallelujah)

[編集] 映画

  • 1969 ルートヴィヒ・ヴァン (Ludwig van) - 音楽の他、脚本、監督もつとめた。

[編集] 未分類

  • フィナーレ
  • アテム
  • コンクールのための小品
  • 天地解体
  • 聖バッハ受難曲
  • Rrrrrrrrrrrr:ルルルルルル・・・・・・・・・
  • イゴーリ・ストラヴィンスキー公
  • 真夜中の作品
  • ルネッサンス時代の楽器による音楽
  • MM=51
  • 国立劇場
  • 羅針盤の指針面のよる音楽
  • 練習
  • フーガ無しの変奏曲

最終更新 2009年3月14日 (土) 08:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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