マオリ語

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マオリ語
Te Reo Māori
話される国 ニュージーランド
地域 ポリネシア
話者数 約30万人
話者数の順位 100位以下
言語系統 オーストロネシア語族
公的地位
公用語 ニュージーランド
統制機関 --
言語コード
ISO 639-1 mi
ISO 639-2 mao(B)/mri(T)
ISO 639-3 --
SIL

マオリ語(Te Reo Māori)は、ニュージーランドに住んでいるマオリ族言語で、ポリネシア諸語のひとつ。ニュージーランドの公用語の一つであり、小学校では必修とされる。

目次

[編集] 歴史

1867年にニュージーランド政府は、英語を唯一の教育言語とする教育プログラムに着手した。それ以前の1835年から宣教師により識字教育を受けていたことから、10年後には新約聖書の刊行部数がマオリ人の人口の約半分にあたる数に達していた。それだけに、その教育プログラムは絶大な効果があった。

しかし、マオリ語に全く良い影響を与えなかった。さらに、マオリ語は白人から軽蔑され、英語によって完全に追い払われつつあった。だが、もうすでにマオリ語がかなり悪化していた1970年代、マオリ人はマオリ語教育を目的とする学校の設立を当局に要求したのである。そのころ、マオリ語が話せる人口は4分の1まで減少し、もはやマオリ語を覚える子供もいなかった。

やがて1989年代の末、初等、中等学校合わせて6校が設立された。それらの学校では、マオリ語が主要言語であった。1982年にはイマージョン・プログラムの適用が始まり、1994年には1万3000名もの生徒を持つことになった。また、400もの「コハンガ・レオ」、即ち「ことばの巣」と呼ばれる幼稚園があり、約6000人の子供がそこでマオリ語を学んでいる。

[編集] 文字

通常のラテンアルファベットに長母音を表すマクロンを付けた ā ,ē ,ī ,ō ,ū の5字を加えたものが使われている。

[編集] 簡単なマオリ語

au
koe
貴方
kia ora
こんにちは
Te reo Māori
マオリ語

[編集] 発音

母音は /a/, /e/, /i/, /o/, /u/ に長短の区別があるので10あり、子音は p, t, k, w, wh, h, m, n, ng, r の10がある。音節は必ず母音のみか子音と母音の組み合わせになり、閉音節を持たない。

[編集] 文法

述語-主語という語順(ポリネシア諸語などに共通)を持つ。

[編集] 日本語との関係

マオリ語は、オーストロネシア語族の中でも比較的遅い時期に分岐した言語であり、その形成は紀元後1200年ころと考えられる。これは日本での鎌倉時代にあたり、二つの言語を系統的に結びつけようとするには論理的に無理がある。マオリ語と日本語の間に母音・音節などに関する類型論的な類似点が見られるが、5母音・開音節言語は、系統関係にかかわらず世界の言語に広く見られる特徴であり、共通祖語を持つことの証拠とはなりえない。

[編集] 関連項目

[編集] マオリ語の辞書

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月17日 (木) 23:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【マオリ語】変更履歴

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