マッチレース

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マッチレース(Match Race)は、一対一で勝敗を争う形式のレース

転じて日本では、三者以上で行われるレースの場合でも先頭の二者が抜きつ抜かれつを繰り返すレース展開になった場合を指していうこともある。「一騎打ち」とも。

[編集] 競馬におけるマッチレース

競馬の場合は、馬主同士が協定した条件の下で二頭の馬を争わせるレース。

日本国内での競馬では、現在、原則として2頭立てでのレースは成立することが無い(一部例外はある)。戦前などではマッチレースが行われていた事例もある。

日本国外では、競馬の黎明期から、馬主同士が騎手として馬に騎乗し、どちらの馬が強いかを争うものが行われていた。それこそが競馬だという考えが古来あり、18世紀あたりまで、この思想を汲んで、この形態のレースが主流だった。少しずつ衰退をしていったが、今でも日本とは違って、一部の国では「イベント」的なイメージを持っての開催も行われている。

[編集] 主なマッチレース

それぞれ、上の段から、開催日、開催された国名、競馬場名、賞金。○は優勝した馬、●は敗北した馬。

1799年3月25日 イギリス ニューマーケット競馬場 3,000ギニー
ハンブルトニアン18世紀末の最強馬)
●ダイアモンド
1851年5月13日 イギリス ヨーク競馬場 距離2マイル 1,000ポンド
ザフライングダッチマン1849年ダービーセントレジャー優勝馬 6歳)
ヴォルティジュール1850年ダービー、セントレジャー優勝馬 5歳)
着差:1馬身
1920年10月12日 アメリカ ケニルワースパーク競馬場 距離2000m 85,000ドル
マンノウォー(「ビッグレッド」(21戦20勝の米国の至宝)
サーバートン(米国の初代三冠馬)
着差:6馬身
1923年10月20日 アメリカ ベルモントパーク競馬場 距離2400m 85,000ドル
ゼヴ(1923年ケンタッキーダービー優勝馬)
パパイラス(1923年ダービー優勝馬)
着差:5馬身
1938年11月1日 アメリカ ピムリコ競馬場 距離1900m 15,000ドル
シービスケット(無冠)
ウォーアドミラル(米国の4頭目の三冠馬)
着差:4馬身
※このマッチレースの模様は映画「シービスケット」の中でも描かれている。
1942年9月19日 アメリカ ナラガンセットパーク競馬場 距離1900m 25,000ドル
アルサブ(1942年プリークネスステークス優勝馬 4歳)
ワーラウェイ(米国の5頭目の三冠馬)
着差:ハナ
1947年9月27日 アメリカ ベルモントパーク競馬場 距離2000m 100,000ドル
アームド(無冠)
アソールト(米国の7頭目の三冠馬)
着差:4/5馬身
1956年8月31日 アメリカ ワシントンパーク競馬場 距離2000m 100,000ドル
ナシュア東海岸の王者)
スワップス西海岸の王者)
着差:6 1/2馬身
1972年6月17日 アメリカ ハリウッドパーク競馬場 距離1800m 250,000ドル
○コンヴィニアンス(5歳牝馬
タイプキャスト(7歳牝馬、天皇賞優勝馬プリテイキャストの母)
着差:頭
1974年7月20日 アメリカ ハリウッドパーク競馬場 距離2000m 350,000ドル
○クリスエバート
●ミスマスケット
着差:50馬身
1975年7月6日 アメリカ ベルモントパーク競馬場 距離2000m 225,000ドル
フーリッシュプレジャー(1975年ケンタッキーダービー優勝馬)
ラフィアン(1975年ニューヨーク牝馬三冠馬、無敗)
着差:無し(ラフィアンが競走中止したため)
2001年3月18日 アメリカ フリーホールド競馬場 距離800m
89連敗中の人気馬ジッピーチッピー(サラブレッド)とスタンダードブレッドの非公式戦
パディーズレディーは速歩(ペース)のうえ繋駕車を引く、ジッピーチッピーは20馬身後方からのスタート
ジッピーチッピー(対サラ100戦0勝の人気馬)
●パディーズレディー(繋駕速歩競走用競走馬)

[編集] ヨット競技におけるマッチレース

ヨットの場合は、レース海域に2個~数個のブイ(マークと呼ばれる)を浮かべ、それらを定められた順序で回る。勝敗は、最終マークと、レースを監視・審判するコミッティ・ボートを結んだ線を先に越えたほうが勝ちとなる。この形式を採用する代表的なヨットレースとしてはアメリカズカップが有名。

最終更新 2009年4月3日 (金) 19:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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