マツダ・スクラム

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スクラムSCRUM)はマツダ販売する軽自動車規格のキャブオーバー、もしくはセミキャブオーバー型の、5ナンバー登録の乗用車と4ナンバー登録の商用バンおよびトラックである。かつてはオートザムブランドだった。

目次

[編集] 概要

以前はポーターキャブという軽トラックをつくっていたが、設計が古く次期モデルを作る予定がなかった。そのため1989年に登場した当初からスズキの軽自動車のOEMで、乗用のワゴンタイプ、商用のバンタイプはスズキ・エブリイ、商用のトラックタイプはスズキ・キャリイが元車両となっている。

[編集] 歴史

[編集] 初代(1989年-1991年)

マツダ(オートザム)・スクラム
ターボPS DH41
スタンドオフ DH51
乗車定員 2-4人
ボディタイプ 5ドアキャブオーバーライトバン
2ドアキャブオーバートラック
エンジン F5B型 水冷直列3気筒SOHC
F5B型 水冷直列3気筒SOHCターボ(550cc)
F6A型 水冷直列3気筒
F6A型 水冷直列3気筒SOHCターボ(660cc)
変速機 5MT/3AT
駆動方式 2WD/4WD
サスペンション 前: マクファーソン・ストラット式コイルスプリング
後: リジッドアクスル式半楕円リーフスプリング
全長 バン: 3,195mm
(660ccは3,295mm)
トラック: 3,175mm
(660ccは3,275mm)
全幅 1,395mm
全高 バン: 1870-1,920mm
トラック: 1,675mm-1,785mm
ホイールベース 1,840mm
車両重量 バン:770-880kg
トラック:600-690kg
-このスペック表は試行運用中です-

1989年6月発売。[DG41/DH41]
ポーターキャブの後継車にあたる。マツダ・スクラムとして、バンとトラックをラインナップ。

全車1,900mm前後のハイルーフ仕様とし、上級モデルは開放感あるガラスルーフを設定する。34馬力と52馬力インタークーラーターボの550ccを搭載する。

1990年3月、[DG51/DH51]
新規格660ccになり、オートザム・スクラムに変更される。車体前部のロゴも「mazda」から「Autozam」に変更。
前席下に、直列3気筒SOHC12バルブ38馬力と同インタークーラーターボ58馬力のエンジンを搭載する。

1990年6月、廉価グレードPXタイプをベースとした特別仕様車「スタンドオフ」を設定。大型ドアミラー、カラードバンパー、カラードライセンスカバー、左側サイドステップや白色フルホイールキャップなどを装備する。インテリアでは、エアコン、4本スポークウレタンステアリングホイール、インパネトレーなどを装備する。



[編集] 2代目(1991年-1999年)

マツダ(オートザム)・スクラム
DL51/DM51
バン
乗車定員 2-4人
ボディタイプ 5ドアキャブオーバーライトバン
2ドアキャブオーバートラック
エンジン F6A型 水冷直列3気筒
F6A型 水冷直列3気筒SOHCターボ
変速機 4MT/5MT/3AT
駆動方式 MR/4WD
サスペンション 前: マクファーソンストラット式コイルスプリング
後: ド・ディオン式5リンク
全長 3,295mm
全幅 1,395mm
全高 バン:1,745-1,865mm
トラック:1,715mm-1,805mm
ホイールベース バン:2,000mm
トラック:1,855mm
車両重量 バン:830-950kg
トラック:650-720kg
-このスペック表は試行運用中です-

1991年10月、発売。荷室の下に、直列3気筒SOHCを搭載。61馬力のインタークーラーターボと、50馬力(EPI仕様)/42馬力のノンターボエンジン、660ccユニットでミッドシップレイアウトとする。

1993年2月、一部改良。

1995年6月、一部改良。

1997年4月、マイナーチェンジ。オートザムブランドから、再びマツダブランドに変更となる。42psのSOHCと64psのSOHCインタークーラーターボを用意。




[編集] 3代目(1999年-)

マツダ・スクラム
後期型トラック
乗車定員 2-4人
ボディタイプ 5ドアセミキャブオーバーワンボックスカー/ライトバン
2ドアセミキャブオーバートラック
エンジン F6A型 水冷直列3気筒
F6A型 水冷直列3気筒SOHCターボ
K6A型 水冷直列3気筒
K6A型 水冷直列3気筒ターボ
変速機 5MT/3AT/4AT
駆動方式 FR/4WD
サスペンション 前: マクファーソンストラット
後: I.T.L
(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 ワゴン・バン: 1,765-1,885mm
トラック: 1,755-1,800mm
ホイールベース 2,350mm
車両重量 ワゴン・バン: 780-980kg
トラック: 650-780kg
-このスペック表は試行運用中です-

1999年1月、発売。[DG51/DG51]

新軽規格に対応しボディを大型化するとともに、従来のキャブオーバーから前輪をキャビン前方に配置するセミキャブオーバースタイルに生まれ変わった。これに伴って乗降性や居住性はもちろん安全性が高められるとともに、ラゲージスペースの拡大により実用性および使い勝手も向上。ボディタイプは標準ルーフとハイルーフの2タイプで、4WDはハイルーフのみの設定。エンジンは50馬力の直3SOHCと60馬力の直3SOHCインタークーラーターボの2種類を搭載。[1]

1999年12月、ワゴン追加。[DG52W]

先に登場したバンとはボディはハイルーフ、搭載エンジンが64馬力のシングルカムターボのみということとリアシート回りのセッティングが異なる。シート位置をバンより90mm後方に設置することで余裕のある足元スペースを実現したほか、165mmのシートスライド&リクライニング機構の採用や、センターアームレストの装着でくつろげる空間を実現した。同時に、バンとトラックを一部改良。[2]

2000年5月、一部改良。

ボンネット、バンパーなどのデザインを変更、さらにスライドドアレールのメッキ化やマルチリフレクターヘッドライトを採用。また、インタークーラーの取り付け位置や過給圧制御装置の追加などにより、ターボ車の走行性能をアップさせた。[3]

2001年9月、一部改良。[DG62]

全車オールアルミ製の直3DOHCエンジンに換装し、排出ガスの低減とトルクアップを実現。また、内装もインパネをはじめシート形状、内装色などを変更。ターボモデルをインパネシフトとしたほか、ロールーフ車とハイルーフ車を用意した。[4]

2002年5月、トラックをマイナーチェンジ。[DG63] [5]



[編集] 4代目(2005年-)

マツダ・スクラム
DG64
ワゴン
バスター(リヤ)
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドアセミキャブオーバーワンボックスカー/ライトバン
エンジン K6A型水冷直列3気筒
K6A型水冷直列3気筒ターボ
変速機 5MT/3AT/4AT
駆動方式 FR/4WD
サスペンション 前: マクファーソンストラット
後: I.T.L
(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,795-1,875mm
ホイールベース 2,400mm
車両重量 870-1030kg
-このスペック表は試行運用中です-

2005年9月発売(ワゴン・バンのみ)。トラックは3代目を一部改良して継続発売。

ワゴンについては、インパネシフトの採用でウォークスルーが可能なほか、助手席前倒しやフルフラット、150mmスライド機構を備えるなど、多彩なシートアレンジも可能。オールアルミ製直列3気筒660cc DOHC(49馬力)と同ターボ(64馬力)の2ユニットを搭載。全車で「平成22年度燃費基準」を達成。また、2WD車は「平成22年度燃費基準+5%」を達成する。

バンは、こちらもインパネシフトを採用し、ウォークスルーが可能で、さらにフラットなラゲージルームや長尺物の積載に便利な助手席前倒し機構を採用。リアコンビランプをバンパーに組み込むことで荷室ドアの開口高と開口幅を拡大するなど、荷物の積み下ろしを重視した設計になっている。49馬力を発生する直列3気筒660ccを搭載。なお、エブリイJOINターボに相当するモデルは設定されない。 PUについては「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」認定を取得(グリーン税制に適合)する。[6]

2007年7月30日、一部改良。

ワゴンは、前席シートの座面を改良、座り心地を向上させた。PZターボはフロントグリルのデザインを変更、シート色をベージュに。ディスチャージライトもオプションで用意。PXとPXターボではフロントフードにメッキガーニッシュを装備、シート色をブラウンとした。

バンは、前席シートの座面を改良、縁部分に厚みをもたせ質感と快適性の向上を図った。バスターのシート表皮色をブラウン系、PCにはグレー系をそれぞれ採用。また、バスター専用色としてブルーイッシュブラックパール3を追加している。[7]


[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月21日 (水) 05:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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