マドレーヌ (アニメ)
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マドレーヌ(Madeline)はオーストリア生まれの絵本作家、ルドヴィッヒ・ベーメルマンス(Ludwig Bemelmans、1898年4月27日 - 1962年10月1日)が出版した絵本「マドレーヌ」シリーズを基にしたアニメーションシリーズおよび長編アニメーション映画シリーズ。パリの寄宿舎に住む、一番小さくて一番勇敢な少女マドレーヌと、11人の仲間たちや先生のミス・クラベル、隣に住むスペイン大使夫妻の息子ペピートらとの冒険を描く。
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[編集] 概要
絵本「マドレーヌ」を原作とする海外のアニメ作品で一番古いものは、DiC Enterprises(現:DIC Entertainment)により特番として制作されたものである。1991年には Cinar productionにより、原作絵本の5つのエピソードをアニメ化したものが特番として制作された(なおこのCinar production版の主題歌、"I'm Madeline"が後のDIC版のTVシリーズでも使用された)。現在試聴が可能な物はDIC Entertainmen制作によるTVシリーズおよび長編作品である。本項でもDIC版の作品について説明する。
1993年にDIC EntertainmentによりマドレーヌのTVアニメシリーズ「マドレーヌ(原題:Madeline)」を制作。シリーズ通して劇中でキャラクターが歌うミュージカル形式で作られているのが特徴。その2年後には13のエピソードから成る後期シリーズ「新マドレーヌ(The New Adventures of Madeline)」が制作された。(この作品では主題歌が"Hats Off to Madeline"へと変更されている)
2001年には同社の手による3度目のTVアニメ化となる「マドレーヌといっしょに(The New Adventures of Madeline)」が制作された(この作品では主題歌は"Oh, Madeline!"へと変更)。また、同社の制作による長編アニメ版「マドレーヌとすてきな家族」が1999年に、「マイ・フェア・マドレーヌ」が2002年に公開されている。
日本国内では、1998年1月からNHK衛星第2の衛星アニメ劇場で「マドレーヌ」・「新マドレーヌ」が放送された他(マドレーヌの声:大谷育江)、2001年9月から吹き替え違いで『マドレーヌといっしょに』が毎日放送他で放送された(マドレーヌの声:下屋則子)。現在は「マドレーヌ」・「マドレーヌといっしょに」のみ、カートゥーンネットワークで再放送されている他、同番組内において長編作品が公開されている。
[編集] ストーリー
フランスのパリ、ノートルダム寺院の近くに、ツタの絡まる古い屋敷があった。その屋敷は寄宿舎で、色々な国の女の子たちが全部で12人、先生のミス・クラベルと一緒に暮らしていた。その中でも一番小さなマドレーヌは背が小さくても勇敢で、好奇心と冒険心いっぱいの元気な子。パリを中心に、世界を股にかけたマドレーヌたちの冒険が、楽しい歌と共に展開される。
[編集] 登場人物
声優は「マドレーヌ/新マドレーヌ」、「マドレーヌといっしょに」 *マドレーヌとすてきな家族の順。
[編集] 12人の女の子
- マドレーヌ
- 声 - 大谷育江/下屋則子 *内田莉紗
- 主人公。パリの寄宿舎で暮らすアメリカ人の少女。勇気と好奇心と冒険心にあふれ、いつも元気な女の子たちのリーダー格。ちなみに原作絵本「アメリカのマドレーヌ」では、マドレーヌ・フォッグという本名が明かされている。
- ニコル
- 声 - 森沢芙美/柚木涼香 *須藤祐実
- マドレーヌと大の仲良しの女の子。ちょっぴり臆病で読み書きが少し苦手だが、一生懸命の頑張り屋さん。
- ダニエラ
- 声 - 栗田桃子/豊口めぐみ *最上莉奈
- パーマのかかった女の子。お姫様に憧れていて人形が大好き。ニコルと同じく、マドレーヌとはとても仲がいい。
- クロエ
- 声 - 藤巻恵理子/城雅子 *宮里愛
- オレンジ色のロングヘアーの女の子。12人中、一番のしっかり者でみんなのお姉さん的な存在。ニコル、ダニエルと同じくマドレーヌと特に仲良しで、4人はいつも一緒に行動している。
- イヴェット
- モデル志望のちょっぴり気取った女の子。自慢したがり屋な性格。
- ルル
- 声 - ?/白倉麻子
- 泣き虫なところがあるけど一番心の優しい女の子。
- シルヴィエ
- 声 - ?/比嘉久美子
- 12人中一番背の高い女の子。そのことをコンプレックスに思っている。
- アンヌ
- エリー
- 声 - ?/比嘉久美子
- ノナ
- ジャニーヌ
- 声 - ?/城雅子、比嘉久美子
- モニーク
- 声 - ?/白倉麻子
[編集] 周囲の人々
- ペピート
- 声 - 小島幸子/芝原チヤコ *渡辺悠
- 寄宿舎の隣のスペイン大使館に住む大使夫妻の一人息子。何かといたずらで周囲を騒がせるが、マドレーヌたちと出会って徐々によい子になっていく。
- ミス・クラベル
- 声 - 木藤聡子/小林優子 *島本須美
- 寄宿舎の寮長兼教職員。子どもたちの監督から勉強の手ほどきや課外授業など、全て1人でこなしている。何か異変を感知すると真夜中でもすぐ飛び起きるほどの、教育者として、女性としての鋭い勘を持つ。
- ジュヌビエーブ
- 声 - 近藤玲子/
- セーヌ川で溺れたマドレーヌを助け寄宿舎で飼われるようになったメス犬。マドレーヌと大の仲よし。
- クックフェイス卿
- 声 - 北村弘一/平野俊隆
- 学校の理事長。学校の風紀を審査する評議委員の一員でもある。
- ムッシュ・ルードヴィク
- 著名な画家でミス・クラベルの知人。モデルは原作者のルドヴィッヒ・ベーメルマンス。
- コーン先生
- 寄宿舎のかかりつけのお医者さん。健康診断の時にお屋敷に来る。原作本「げんきなマドレーヌ」で初登場しており(名前はないが)、盲腸炎にかかったマドレーヌを病院へ運んだ。
- ペピートの父
- 声 - 岩崎ひろし/?
- ペピートの母
- 声 - ?/小田木美恵
- ナレーション
- 声 - 中村正/川久保潔/英 - クリストファー・プラマー *菅生隆之
- 「マドレーヌ」ではおはなしとクレジットされている。
[編集] TVシリーズエピソードリスト
「マドレーヌ/新マドレーヌ」は衛星アニメ劇場での放映順に、「マドレーヌといっしょに」は毎日放送での放映順に準拠。
[編集] マドレーヌ
[編集] 新マドレーヌ
[編集] マドレーヌといっしょに
- 全26話
- 第1話「ベルサイユ宮殿のマドレーヌ」
- 第2話「ホテルリッシュのマドレーヌ」
- 第3話「サンタの国のマドレーヌ」
- 第4話「マドレーヌとサンタクロース」
- 第5話「マドレーヌと操り人形」
- 第6話「マドレーヌとアイススケート」
- 第7話「マドレーヌの健康診断」
- 第8話「マドレーヌとファッションショー」
- 第9話「マドレーヌと礼儀作法」
- 第10話「マドレーヌとマジックショー」
- 第11話「マドレーヌのバレンタイン」
- 第12話「マドレーヌの香水工場見学」
- 第13話「マドレーヌの新しいおともだち」
- 第14話「マドレーヌとエッフェル塔」
- 第15話「マドレーヌとやきもちジュネビーブ」
- 第16話「マドレーヌとノミの市」
- 第17話「マドレーヌとカンカン・ダンス」
- 第18話「マドレーヌとじまんくらべ」
- 第19話「マドレーヌとウエディング」
- 第20話「マドレーヌ、アフリカへ行く」
- 第21話「舞台にたったマドレーヌ」
- 第22話「カンヌのマドレーヌ」
- 第23話「マドレーヌのティー・パーティ」
- 第24話「マドレーヌがウソをついたわけ」
- 第25話「マドレーヌのハロウィーン」
- 最終話「マドレーヌと蜘蛛女」
[編集] 製作スタッフ
[編集] 日本語版製作スタッフ
- マドレーヌ
- 演出:本吉伊都子、百瀬浩二
- 翻訳:高間俊子、村田さち子
- 調整:飯村靖雄
- 主題歌:"I'm Madeline" (原題)
- コーラス:
- 新マドレーヌ
- マドレーヌといっしょに
- 企画:気加純夫、勝田祥三
- プロデューサー:松井喜吉、梅本史郎
- アシスタントプロデューサー:高橋俊博
- 翻訳:村田さち子
- 訳詩:Yokko
- 歌唱指導:弘中くみ子
- 音響制作プロデューサー:吉田理保子
- 音響監督:大沢わかな
- 調整:プロセススタジオ
- 制作協力:81プロデュース、HALF H・P STUDIO、プロデューサーズカンパニー、CMP.INC、電通音楽出版
- 制作:電通、毎日放送
[編集] 長編作品
テレビシリーズと同じくDIC PRODUCTION制作による。劇場未公開のテレビ映画で、両者ともカートゥーンネットワークで放送された。
- マドレーヌとすてきな家族 原題:Madeline:Lost in Paris (1999年)
- マドレーヌの両親が亡くなったという訃報が寄宿舎に届く。マドレーヌは悲しみにもめげず、持ち前の明るさを失わずに寄宿舎の仲間たちやミス・クラベルと共に元気に暮らしていた。そんなある日、長い間姿を消していた叔父のホートスがマドレーヌを訪ねてきた。新しい家族が出来たと喜ぶマドレーヌだったが…
- マイ・フェア・マドレーヌ 原題:Madeline:My Fair Madeline (2002年)
- 寄宿舎のみんなとルーブル美術館に出かけたマドレーヌはモナ・リザの絵に夢中になって見入っていた。そんな時、突然入ってきた見も知らない男が絵を盗もうとしているのを目撃してしまう。周囲に大慌てで訴えるが、誰にも耳を傾けてもらえず……。
[編集] ビデオ・DVD
ヤマハ株式会社から過去に「マドレーヌとクリスマス」の題で制作されたアニメのビデオが販売されていたが、権利切れのため現在は入手困難になっている。TVシリーズの日本語版のDVDは、毎日放送の「マドレーヌといっしょに」のものが国内で発売されている。ただし、地上波でTV放映されたエピソード順に収録されておらず、各巻ごとに決まったテーマに沿ったエピソードを、各巻2話ずつで収録するという形になっている。「マドレーヌ」・「新マドレーヌ」に関しては、ヤマハから「世界絵本箱」シリーズの1つとしてビデオが発売されていたが、現在は廃盤となっておりDVD化もされていない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年10月11日 (日) 14:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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