マルチ・スズキ・インディア

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マルチ・スズキ・インディアMaruti Suzuki India Limited、通称「マルチ・スズキ」 )は、日本の自動車メーカー・スズキの、インドにおける乗用車生産販売子会社である。

インド政府との合弁会社「マルチ・ウドヨグ」として1981年2月に設立され、インドを含む南アジアで最大の自動車会社となっている。2002年5月には出資比率を引き上げたスズキが子会社化し、2007年7月に社名変更された。

目次

[編集] 概要

[編集] 歴史

  • 1970年代、大型で陳腐化した自動車生産が行われていたインド国内で、政府が率先して実用的な小型車を生産する国民車構想を立ち上げ、スズキが合弁相手として応えたことから実現した自動車会社である。
  • 日本の軽自動車の規格に近いマルチ・800を低価格で生産したことから爆発的人気を博し、1980年代のインド国内で小型車市場を寡占状態にした。
  • 1980年代の日本国内の自動車メーカーの海外進出は、アメリカを中心に行われており、スズキがインドへの投資を決めたことは異色中の異色であった。失敗による経営危機すら危惧されていたという。
  • 1992年スズキが出資比率を26%から50%へ拡大。
  • 2000年代に入ると、インド国民の平均所得が向上するとともに生産台数も急増。アルトの欧州輸出も開始されている。
  • 2002年スズキが出資比率を過半数の54%に引き上げ子会社化。
  • 2005年には経済産業省より「日本ブランド創造貢献企業」として表彰を受け、結果的にはスズキが得意な小型車が最も受け入れられる国に進出したとして、ビジネスモデルとして大きな評価を得た。
  • 2006年12月21日、インド政府が全保有株式を売却し、完全民営化された。
  • 2007年9月17日、現社名に変更。
  • 2007年度には、スズキのインドでの新車販売台数が日本を初めて逆転した。インドでの新車販売台数は前年度比12%増の71万1818台に達し、同3.4%減の約66万7000台であった日本での販売台数を4万5000台近く上回った。

[編集] 社名

マルチとは、インドの風の神「マールティ मारुति」であり、自動車が軽快なスピードで颯爽と走るイメージを意識したもの。設立時の社名の「ウドヨグ」は、ヒンディー語などで「産業・工業」を意味する「ウッディヨーグ उद्योग」という言葉のローマ字表記「Udyog」をカタカナ読みしたものである。

2007年の社名変更は、同社製の乗用車が「マルチ・スズキ」(Maruti Suzuki )ブランドとしてインド国内に浸透していることから、会社名をこれに合わせたものである[2]


[編集] 主な生産車種(日本名)

日本で軽自動車として流通している車種については、現地の実情に併せて800cc、1,100ccエンジンへ換装し、マニュアルトランスミッション車の設定もされている。


[編集] 脚注

  1. ^ http://www.suzuki.co.jp/about/outline/pdf/outline_2009.pdf
  2. ^ http://www.suzuki.co.jp/release/d/2007/0726b/index.html

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月10日 (火) 07:00 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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