マンチェスター・ユナイテッドFC

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マンチェスター・ユナイテッドFC
原語表記 Manchester United Football Club
愛称 The Red Devils
クラブカラー
創設年 1878年
所属リーグ プレミアリーグ
ホームタウン マンチェスター
ホームスタジアム オールド・トラッフォード
収容人数 76,212
代表者 アメリカ合衆国の旗ジョエル & アヴラム・グレーザー
監督 スコットランドの旗アレックス・ファーガソン
公式サイト 公式サイト
   サッカークラブPJ

マンチェスター・ユナイテッド・フットボール・クラブ: Manchester United Football Club)は、グレーター・マンチェスタートラフォードに位置する、オールド・トラッフォードを本拠地とするイングランドのサッカークラブである。愛称は赤い悪魔(Red Devils)。

目次

[編集] 概要

一般的な略称はユナイテッド(United)、日本ではマンU (ManU)とも呼ばれる。世界中にサポーターを持ち、その数は世界の人口の5%にあたる3億3,000万人以上であるとされ、世界で最も有名なサッカークラブの1つに数えられる。クラブは、1992年に設立されたプレミアリーグの創設時からのメンバーであり、1974-75シーズンを例外として、1938年からこれまで、イングランドのトップリーグに属している。また、1964-65シーズンからの6シーズンを除いて、イングランドのクラブでは最多の平均観客動員数を誇る。

クラブは、イングランドのフットボール史上で最も成功を収めているクラブであり、特に1986年に監督としてアレックス・ファーガソンが就任して以来、20の主要なタイトルを獲得し、近年では最も素晴らしい成績を残している。リヴァプールに並び、イングランドのトップリーグで最多となる18度の優勝を経験している。1968年には、イングランドのクラブとして初めて、UEFAチャンピオンズカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ)のトロフィーを掲げたクラブであり、その後、1999年、2008年と2度の優勝をしている。また、11度というFAカップの最多優勝記録を保持している。

1990年代以降、マンチェスター・ユナイテッドは世界でも有数の収入を誇るクラブとなっており、アメリカの経済誌「フォーブス」が発表したサッカークラブの長者番付では、資産価値1,870億円でトップに輝いている。G-14(現・欧州クラブ協会)設立時からのメンバーでもある。一方2009年4月8日に発表された会計報告によると、ユナイテッドの経営母体であるManchester United Football Ltd等3社の合計債務は7億ポンド(約1,000億円)にまで膨らんでおり、負債がクラブの将来に与える影響が懸念され始めている。

1986年11月6日よりアレックス・ファーガソンが監督を務め、キャプテンは2005年11月より、ロイ・キーンの後を継いだガリー・ネヴィルが務めている。

[編集] クラブ沿革

オールド・トラッフォード

マンチェスターの鉄道員が中心となり、ニュートン・ヒース・ランカシャー&ヨークシャー・レイルウェイズFC (Newton Heath LYR FC)として1878年に創立。はじめの数年は殆ど公式試合はせず、自チーム内での対戦や他の鉄道会社のチームと対戦していた。1882年から1883年の間に、26試合の親善試合をした記録が残っている。翌年、地元のカップ戦であるランカシャーカップに出場するも、1回戦で昨年のFAカップ覇者のブラックバーン・オリンピックのリザーブチームに7-2の敗戦。1885年にプロチームとなり、1892年に、ニュートン・ヒース (Newton Heath FC)に名称を変更し、運営を行っていたが、オーナーの方針で入場料を取らなかったことや、グランド移転などで費用がかさみ、1902年に一度破産する。その後地元醸造業主のジョン・ヘンリー・デイヴィスが当時キャプテンであった、ハリー・スタッドフォードの飼い犬を拾い、娘のペットにと考え、犬の代金として500ポンドをクラブに投資し、オーナーに就任して、クラブを再興した。その後1902年にチーム名が変更されマンチェスター・ユナイテッドとなる。名称変更前の2日間だけマンチェスター・セルティックという名称であった。

2日間だけではあるがセルティックと名乗ったことはこのクラブがカトリック系であることの表明であったといえる。[要出典]以来カトリック系選手、監督、理事を多く抱えている。[要出典]その代表としてはマット・バスビーが挙げられる。スコットランドのカトリックコミュニティー出身であり、クラブの発展に大きく貢献した。

今や名門となったチームだが、歴史の長いイングランド・フットボールリーグにおいて、意外にもその歴史はさほど古い方ではなく、また苦難の連続でもあった。草創期に2度のリーグ優勝後、1910年代~1950年頃までは低迷。第二次世界大戦時には空襲でオールド・トラフォードが被災し、戦後も資金不足から修復できずマンチェスター・シティの本拠地(メイン・ロード)を拝借するといった有様だった(もっとも、その期間の1948年に観客動員83,260人という現在に至るリーグ戦記録を打ち立てているが)。

1950年代に入り、マット・バスビーを監督としてチームの大改革を行い、復活を遂げたかに見えたが、その矢先ミュンヘンの悲劇で主力の多数を失った。これにより英国(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)のクラブチームとして初のヨーロッパでの栄光はスコットランドセルティックに譲ることになってしまう。ボビー・チャールトンジョージ・ベストらを擁して栄光を勝ち取る1960年代後半のあと、1970年代に入り世代交代に失敗。1974年には(1シーズンだけ)2部落ちの憂き目にも遭っている。ちなみに、マット・バスビーは当時からチームの愛称となっていたレッド・デビルスという名をクラブの商標や、エンブレムに使用した先駆者でもある。

長い低迷期を終わらせたのは、スコットランド人監督、アレックス・ファーガソンである。1986年に就任した彼は若手の育成と、暴れ馬と呼ばれた選手たちの融合に見事成功。現在に至る常勝軍団の系譜をスタートさせる。

FAプレミアリーグの優勝回数は10回で、最多優勝クラブ。旧フットボールリーグ・ファーストディビジョン時代を通じて、優勝17回はリバプール(18回)に次ぐ2位。その他に、FAカップで11回、カーリングカップで2回、UEFAチャンピオンズリーグで3回、UEFAカップウィナーズカップで1回のタイトルを勝ち取っている。

中でも1998-99シーズンはクラブにとって特筆すべきシーズンである。ファーガソン監督の下、ユース時代から育て上げられたデビッド・ベッカムガリー・ネヴィルポール・スコールズライアン・ギグスら、いわゆる「ファーギーズ・フレッジリングス(アレックス・ファーガソンの雛鳥)」と呼ばれた選手達を中心に、UEFAチャンピオンズリーグ決勝では、バイエルン・ミュンヘンを劇的な逆転で下しヨーロッパ覇者となった(カンプ・ノウの奇跡)。さらにこのシーズンはリーグ優勝とFAカップ優勝を合わせたトレブル(三冠)を達成。ヨーロッパのサッカーシーンに「赤い悪魔」の名を轟かせた。このカンプ・ノウの奇跡と試合と、FAカップでライアン・ギクスが見せたゴールは今でもサポーターの中では語り継がれている。

ヨーロッパフットボール史において他にUEFAチャンピオンズリーグ(旧UEFAチャンピオンズカップ時代を含む)、国内リーグ、国内カップを制し3冠を成し遂げたのは1966-67シーズンのセルティック、1971-72シーズンのアヤックス、1987-88シーズンのPSV、2008-09シーズンのバルセロナのみである。

1995年には、イプスウィッチ戦でリーグレコードの9-0の大差で勝利。2005年10月29日、ミドルスブラ戦でクリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドとしてのイングランド・プレミアリーグの通算1,000ゴール目を記録。これはプレミア最速記録でもある。

このようにプレミアシップ発足後も高い実力と人気を兼ね備え、アーセナルとともに2強と呼ばれた。しかし2002-03シーズン以降のリーグ優勝はなく、アーセナル(2003-04シーズンの無敗優勝)、チェルシー(2004-05、2005-06シーズンにかけての2連覇)からの王座奪還を目標としていた。そして、2006-07シーズンではリーグ2連覇をしていたチェルシーとの激闘を制し、2002-03シーズン以来4年ぶりのリーグ優勝を果たした。

同じ市内にあるマンチェスター・シティとの「マンチェスター・ダービー」は、「マージーサイド・ダービー」(リヴァプールエヴァートン)、「ノース・ロンドン・ダービー」(アーセナルトッテナム)と並ぶ3大ダービーの一つに数えられ、世界で最も有名なダービーマッチの一つである。また伝統的にライバル関係にあるとされるリバプールとの試合は、世界に数多く存在する「伝統の一戦」の一つに数えられており、毎回白熱した試合が繰り広げられている。この試合は、イングランドにおけるナショナルダービーで特に、アンフィールドでのアウェー戦は野次合戦となる。

またアメリカメジャーリーグニューヨーク・ヤンキースと業務提携を結んでいる。経済的優良クラブの典型とされてきたが、アメリカNFLタンパベイ・バッカニアーズのオーナーであるマルコム・グレーザーによって買収され、物議を醸している。マルコム・グレーザーによるクラブ支配に反対するサポーターの一部は、新クラブFCユナイテッド・オブ・マンチェスターを結成した。

伝統的にマンチェスター・ユナイテッドの背番号7は特別なものとして扱われ、ジョージ・ベストスティーヴ・コッペルブライアン・ロブソンエリック・カントナデビッド・ベッカムクリスティアーノ・ロナウドといった名手達によってそれは受け継がれている。 そして、2009年7月13日の記者会見において、先に加入したマイケル・オーウェンがその系譜を継ぐことが発表された。

[編集] タイトル

[編集] 国内タイトル

  • フットボールリーグ・セカンドディビジョン: 2回
    • 1935–36, 1974–75
  • FAカップ: 11回
    • 1909年, 1948年, 1963年, 1977年, 1983年, 1985年, 1990年, 1994年, 1996年, 1999年, 2004年
  • コミュニティーシールド: 17回
    • 1908年, 1911年, 1952年, 1956年, 1957年, 1965年*, 1967年*, 1977年*, 1983年, 1990年*, 1993年, 1994年, 1996年, 1997年, 2003年, 2007年, 2008年(*印はタイトル共有)

[編集] 国際タイトル

[編集] 現所属メンバー

2009年7月13日現在
No. Pos. 選手名
1 オランダの旗 GK エトヴィン・ファン・デル・サール
2 イングランドの旗 DF ガリー・ネビル主将captain
3 フランスの旗 DF パトリス・エヴラ
4 イングランドの旗 MF オーウェン・ハーグリーヴス
5 イングランドの旗 DF リオ・ファーディナンド
6 イングランドの旗 DF ウェズ・ブラウン
7 イングランドの旗 FW マイケル・オーウェン
8 ブラジルの旗 MF アンデルソン
9 ブルガリアの旗 FW ディミタール・ベルバトフ
10 イングランドの旗 FW ウェイン・ルーニー
11 ウェールズの旗 MF ライアン・ギグス副将
12 イングランドの旗 GK ベン・フォスター
13 韓国の旗 MF 朴智星
14 セルビアの旗 MF ゾラン・トシッチ
15 セルビアの旗 DF ネマニャ・ヴィディッチ
16 イングランドの旗 MF マイケル・キャリック
17 ポルトガルの旗 MF ナニ
18 イングランドの旗 MF ポール・スコールズ
No. Pos. 選手名
19 イングランドの旗 FW ダニー・ウェルベック
20 ブラジルの旗 DF ファビオ
21 ブラジルの旗 DF ラファエウ
22 アイルランドの旗 DF ジョン・オシェイ
23 北アイルランドの旗 DF ジョニー・エヴァンズ
24 スコットランドの旗 MF ダレン・フレッチャー
25 エクアドルの旗 MF アントニオ・バレンシア
26 フランスの旗 FW ガブリエル・オベルタン
27 イタリアの旗 FW フェデリコ・マケダ
28 アイルランドの旗 MF ダロン・ギブソン
29 ポーランドの旗 GK トマシュ・クシュチャク
30 ベルギーの旗 DF リッチー・デ・ラエト
31 北アイルランドの旗 MF コリー・エヴァンス
38 ドイツの旗 GK ロン=ロベルト・ツィーラー
40 イングランドの旗 GK ベン・エイモス
41 ノルウェーの旗 FW ジョシュア・キング
42 ノルウェーの旗 MF マグヌス・エイクレム

[編集] 期限付き移籍(レンタル移籍)選手

No. Pos. 選手名
25 イングランドの旗 DF ダニー・シンプソン (ニューカッスル 2010年6月30日まで)
33 イングランドの旗 MF サム・ヒューソン (ヘレフォード 2009年4月6日まで)
34 ブラジルの旗 MF ロドリゴ・ポセボン (ブラガ 2010年6月30日まで)
35 イングランドの旗 MF トム・クレヴァリー (ワトフォード 2010年1月3日まで)
36 スコットランドの旗 DF デイヴィッド・グレイ (プリマス 2009年12月18日まで)
No. Pos. 選手名
37 北アイルランドの旗 DF クレイグ・キャスカート (ワトフォード 2010年1月4日まで)
39 イングランドの旗 DF ジェームス・チェスター (ピーターバラ 2009年3月2日まで)
45 イングランドの旗 FW フェビアン・ブレンディ (カーディフ)
99 イングランドの旗 GK トム・ヒートン (カーディフ 2009年6月30日まで)
セネガルの旗 FW マメ・ビラム・ディウフ (モルデ 2009年12月31日まで)

[編集] 09/10移籍

詳細は「en:List of English football transfers summer 2009」を参照

[編集] リザーブ・アカデミー

  • マンチェスター・ユナイテッドFC.リザーブ アンド アカデミー

詳細は「en:Manchester United F.C. Reserves and Academy」を参照

[編集] 歴代監督

氏名 国籍 期間
アルフレッド・ハロルド・アルバット イングランドの旗 イングランド 1892 - 1900
ジェームス・ウエスト イングランドの旗 イングランド 1900 - 1903
ジェームス・アーネスト・マングノール イングランドの旗 イングランド 1903 - 1912
ジョン・ベントレー イングランドの旗 イングランド 1912 - 1914
ジョン・ロブソン イングランドの旗 イングランド 1914 - 1921
ジョン・チャップマン イングランドの旗 イングランド 1921 - 1926
ラル・ヒルディッチ イングランドの旗 イングランド 1926 - 1927
ハーバート・バムレット イングランドの旗 イングランド 1927 - 1931
ウォルター・クリックマー イングランドの旗 イングランド 1931 - 1932
スコット・ダンカン スコットランド 1932 - 1937
ウォルター・クリックマー イングランドの旗 イングランド 1937 - 1945
マット・バスビー スコットランド 1945 - 1969
ウィルフレッド・マクギネス イングランドの旗 イングランド 1969 - 1970
マット・バスビー スコットランド 1970 - 1971
フランク・オファレル アイルランド 1971 - 1972
トミー・ドハーティー スコットランド 1972 - 1977
デーブ・セクストン イングランドの旗 イングランド 1977 - 1981
ロン・アトキンソン イングランドの旗 イングランド 1981 - 1986
サー・アレックス・ファーガソン スコットランド 1986 -

[編集] 歴代在籍選手

詳細は「Category:マンチェスター・ユナイテッドの選手」を参照

[編集] GK

[編集] DF


[編集] MF


[編集] FW


[編集] 胸(メイン)スポンサー

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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最終更新 2009年11月24日 (火) 01:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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