マーキュリー・レッドストーン3号

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マーキュリー・レッドストーン3号 (Mercury-Redstone 3) とは、アメリカ航空宇宙局有人宇宙飛行計画のひとつ、マーキュリー計画において最初に打ち上げられた有人機である。コールサインフリーダム7(セブン) (Freedom 7)。1961年5月5日に打ち上げられ、宇宙空間までの弾道飛行に成功した。これは、アメリカ合衆国における初の有人宇宙飛行となった。

[編集] 概要

アメリカ航空宇宙局は、有人宇宙船計画として1958年からマーキュリー計画を推進していた。1960年からはレッドストーンロケットにマーキュリー宇宙船を搭載したマーキュリー・レッドストーンが用いられ、試験が続けられていた。1961年1月31日にチンパンジーのハムを載せたマーキュリー・レッドストーン2号の打ち上げが成功し、続いて有人飛行が行われることとなった。

マーキュリー・レッドストーン3号に搭載されたマーキュリー宇宙船は、フリーダム7と呼ばれた。1960年12月にはケープ・カナベラル空軍基地に到着していたものの、操縦装置の改修・改良などで、打ち上げは遅れ、打ち上げ準備が完了したのは1961年5月2日であった。この間の1961年4月に、ソ連はボストーク1号を打ち上げ、世界初の有人宇宙飛行(軌道周回)に成功している。

搭乗宇宙飛行士の最終選考は1961年2月22日から行われ、アラン・シェパードジョン・グレンなどの3名のうちから、最終的にアラン・シェパードが選ばれた。

1961年5月2日から打ち上げ待機が行われ、アラン・シェパードが宇宙船に乗り込んだものの、天候状況が不良であったために打ち上げ延期となった。翌3日も同様に乗り込んだものの、天候のために打ち上げ延期となった。

5月5日に至って天候が良好となり、打ち上げ準備が改めて進められ、東部時間の9時34分にケープカナベラル空軍基地より打ち上げられた。なお、この打ち上げはテレビ中継が行われている。

マーキュリー・レッドストーン3号は飛行時間15分28秒、最高高度187.42kmの弾道飛行を行い、地上に帰還した。着水地点は射場より487.26km離れた大西洋上であり、アラン・シェパードおよび宇宙船はヘリコプターにより航空母艦レイク・シャンプレインに回収された。

最終更新 2009年9月3日 (木) 16:29 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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