マーキュロクロム液
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| マーキュロクロム液 | |
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| IUPAC名 |
2,7-ジブロモ-4-ヒドロキシ水銀フルオレセイン二ナトリウム塩
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| 別称 | メルブロミン液 |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | |
| EINECS | |
| 特性 | |
| 化学式 | C20H8Br2HgNa2O6 |
| モル質量 | 804.75 g/mol |
| 外観 | 暗緑色固体 |
| 危険性 | |
| 主な危険性 | 毒性、環境への危険性 |
| Rフレーズ | Template:R26 Template:R27 Template:R28 R33 Template:R50 Template:R53 |
| Sフレーズ | S13 Template:S28 S36 Template:S45 S60 S61 |
| 特記なき場合、データは常温(25 ℃)・常圧(100 kPa)におけるものである。 | |
マーキュロクロム液(マーキュロクロムえき)は、後述するマーキュロクロムの水溶液である。別名メルブロミン液、通称赤チン。暗赤褐色の液体で、皮膚・キズの殺菌・消毒に用いる。通称の赤チンは「赤いヨードチンキ」の意味で、同じ殺菌・消毒の目的で使われる希ヨードチンキが茶色なのにたいして本品の色が赤いことからつけられた。マーキュロクロム液は水溶液なのでチンキ剤ではない。
[編集] 性質
マーキュロクロム液100ml中に2gのマーキュロクロムを含むため、水銀を0.42–0.56 w/v%含む。マーキュロクロム液に含まれる水銀は有機水銀化合物であるが、皮膚浸透性が低く、濃度が薄い希釈液のために毒性は小さいので、外用剤として使う限りにおいては安全だとされている。
遮光した気密容器に保存する。pHは約8。
マーキュロクロム (C20H8Br2HgNa2O6) は青緑色から帯緑赤褐色の小葉片または粒状の物質。水には溶けやすいが、不溶分が残る事もある。エタノール、アセトン、エーテル、クロロホルムなどの有機溶媒にはほとんど溶けない。マーキュロクロム自体は劇薬であるが、その溶液は劇薬ではない。
[編集] 歴史
1919年にジョンズ・ホプキンス病院のヒュー・ヤング医師によって開発された。ヨードチンキなどより傷にしみないとされ、全世界の家庭の常備薬の一つとして長く使われていた。しかし、1990年頃にアメリカのFDAによって、マーキュロクロム液の使用による水銀中毒の危険性が指摘され、販売の中止が呼びかけられたことにより、アメリカはもとより、全世界で使用を控える動きが加速した。
日本では、製造工程で水銀が発生するという理由から1973年頃に製造が中止されたが、常備薬として求める声は多く、海外で製造した原料を輸入する事で現在も販売されている。
現代社会においては、塩化ベンゼトニウムや塩化ベンザルコニウムを使った消毒薬が主に使われる。これらは無色であることから赤チンに対して白チンと呼ばれる事もある。例として「マキロン」(第一三共ヘルスケア)などがある。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月23日 (月) 10:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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