ミス・ユニバース

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ミス・ユニバース(Miss Universe)は世界を代表するミス・コンテスト。他のミス・コンテストと異なり、選考基準として、単なる外見の美しさだけではなく、知性・感性・人間性・誠実さ・自信などの内面も重視される。また、社会に積極的に貢献したいという社会性を兼ね備え、世界80カ国以上から集まる各国の代表と対等に戦えるグローバルな女性像が求められる。

目次

[編集] 概要

1952年アメリカ合衆国カリフォルニア州ロングビーチで初めて行われ、2002年以降はトランプ財団NBCユニバーサルが共同出資しているミス・ユニバース機構が主催している美の祭典である。世界80か国以上の代表が参加し、世界一の栄冠を競い合う。世界大会は世界各国の都市で開催される。ミス・インターナショナルミス・ワールドと比較して、圧倒的に世界的な知名度と権威の高い大会である。2002年大会より、優勝者の王冠はミキモト製を使用しているが、2008年大会はベトナムのPNJ社製のクラウンを使用した。

朝日放送は、世界大会を1995年大会までANN系列で地上波全国ネットで録画放映していた(進行は英語のため、日本語吹き替え。放映開始年は不明)。しかし翌1996年からは撤退し、以降は放映していないが、1998年以降は、CS放送・ケーブルテレビなどのFOXチャンネル(日本語字幕入り。)にて、世界大会の日本放映が復活している。

[編集] 歴史

1950年に開催された「ミス・アメリカ1951」の優勝者、Yolande Betbeze が、大会スポンサーの水着ブランド「カタリナ」(Catalina)から提供された水着でポーズをとることを拒んだことが「ミス・ユニバース」開催のきっかけとなった。「カタリナ」を製造しているパシフィック・ミルズ社(Pacific Mills)はミス・アメリカのスポンサーから撤退し、独自のミスコンテスト「ミスUSA」とその世界版「ミス・ユニバース」を1952年から開催した。最初のミス・ユニバースはカリフォルニア州ロングビーチで行われ、ミス・フィンランドの Armi Kuusela heffiner が優勝した。

1955年には最初のテレビ中継が始まった。1960年からCBSがミスUSAとミス・ユニバースの全国中継を行った。2003年以降はNBCが放送権を取得している。決勝は1952年の第1回から1971年までは毎回アメリカ国内で開催された。以降は毎年違う国で開催され、原則プライムタイムで生中継されている。

[編集] 今日のミス・ユニバース

トランプ財団NBCユニバーサルが共同出資しているミス・ユニバース機構はニューヨークに本部を置く組織で、ミス・ユニバース、ミスUSAミス・ティーンUSAの三つのミスコンテストを主催している。ミスUSAはミス・ユニバースのアメリカ代表となる。ミス・ユニバース機構は決勝の放送権を世界各国のテレビ局に販売している。

[編集] 歴代のミス・ユニバース

Miss Universe National title 国・地域 開催地 会場
1952 フィンランドの旗 アルミ・クーセラ Suomen Neito フィンランド 米国・ロングビーチ Long Beach Municipal Auditorium
1953 フランスの旗 クリスティアン・マーテル ミス・フランス フランス
1954 アメリカ合衆国の旗 ミリアム・スティーブンソン ミスUSA 米国
1955 スウェーデンの旗 ヒレヴィ・ロンビン Fröken Sverige スウェーデン
1956 アメリカ合衆国の旗 キャロル・モリス ミスUSA 米国
1957 ペルーの旗 グラディス・ツェンダー ミス・ペルー ペルー
1958 コロンビアの旗 ルース・マリーナ・ズルアガ Señorita Colombia コロンビア
1959 日本の旗 児島明子 ミス・ユニバース・ジャパン 日本
1960 アメリカ合衆国の旗 リンダ・ビメント ミスUSA 米国 米国・マイアミビーチ Miami Beach Auditorium
1961 ドイツの旗 マレーネ・シュミット Miss Germany ドイツ
1962 アルゼンチンの旗 ノーマ・ノーラン Belleza Argentina アルゼンチン
1963 ブラジルの旗 イェダ・マリア・バルガス ミス・ブラジル ブラジル
1964 ギリシャの旗 コリンナ・ツォペイ Star Hellas ギリシャ
1965 タイ王国の旗 アパサラー・ホンサクン ミス・タイランド タイ
1966 スウェーデンの旗 マルガリータ・アルヴィットソン Fröken Sverige スウェーデン
1967 アメリカ合衆国の旗 シルビア・ヒッチコック ミスUSA 米国
1968 ブラジルの旗 マーサ・ヴァスコンセス ミス・ブラジル ブラジル
1969 フィリピンの旗 グロリア・マリア・ディアス Binibining Pilipinas フィリピン
1970 プエルトリコの旗 マリソル・マラレ ミス・プエルトリコ プエルトリコ
1971 レバノンの旗 ジョルジーナ・リザーク ミス・レバノン レバノン
1972 オーストラリアの旗 ケリー・アン・ウェルズ ミス・オーストラリア オーストラリア プエルトリコ・ドラド Cerromar Beach Hotel
1973 フィリピンの旗 マリア・マルガリータ・モラン Binibining Pilipinas フィリピン ギリシャ・アテネ Odeon of Herodes Atticus
1974 スペインの旗 アンパロ・ムニョス ミス・エスパーニャ スペイン フィリピン・マニラ Folk Arts Theater
1975 フィンランドの旗 Anne Marie Pohtamo ミス・フィンランド フィンランド エルサルバドルサンサルバドル National Gymnasium
1976 イスラエルの旗 リーナ・メッシンガー Malket Hayofi イスラエル 香港 Lee Theatre
1977 トリニダード・トバゴの旗 Janelle Commissiong Miss Trinidad & Tobago トリニダード・トバゴ ドミニカ共和国サントドミンゴ Teatro Nacional
1978 南アフリカ共和国の旗 マーガレット・ガードナー Miss South Africa 南アフリカ メキシコアカプルコ Centro de Convenciones de Acapulco
1979 ベネズエラの旗 Maritza Sayalero ミス・ベネズエラ ベネズエラ オーストラリア・パース パース・エンターテイメント・センター
1980 アメリカ合衆国の旗 ショーン・ウェザリー ミスUSA 米国 韓国ソウル 世宗文化会館
1981 ベネズエラの旗 イレネ・サエス ミス・ベネズエラ ベネズエラ 米国・ニューヨーク ミンスコフ劇場
1982 カナダの旗 カレン・ダイアン・ボールドウィン ミス・カナダ カナダ ペルー・リマ Coliseo Amauta
1983 ニュージーランドの旗 ローレイン・ダウンズ Miss New Zealand ニュージーランド 米国・セントルイス キール・オーディトリアム
1984 スウェーデンの旗 イボン・リデイング Fröken Sverige スウェーデン 米国・マイアミ James L. Knight Center of Miami
1985 プエルトリコの旗 Deborah Carthy-Deu ミス・プエルトリコ プエルトリコ
1986 ベネズエラの旗 バーバラ・パラシオス ミス・ベネズエラ ベネズエラ パナマパナマシティ Centro de Convenciones Atlapa
1987 チリの旗 Cecilia Carolina Bolocco Fonck Miss Chile Universo チリ シンガポール World Trade Centre, Singapore
1988 タイ王国の旗 Porntip Nakhirunkanok ミス・タイランド タイ 台湾台北 林口体育場
1989 オランダの旗 アンジェラ・ビサー Miss Nederland オランダ メキシコ・カンクン Fiesta Americana Condessa Resort
1990 ノルウェーの旗 Mona Grudt Frøken Norge ノルウェー 米国・ロサンゼルス シューバート・シアター
1991 メキシコの旗 ルピタ・ジョーンズ Señorita México メキシコ 米国・ラスベガス アラジン
1992 ナミビアの旗 ミシェル・マクレーン Miss Namibia ナミビア タイ・バンコク クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター
1993 プエルトリコの旗 ダヤナラ・トレス ミス・プエルトリコ プエルトリコ メキシコ・メキシコシティ ナショナル・オーディトリアム
1994 インドの旗 スシュミタ・セーン Femina Miss India インド フィリピン・マニラ フィリピン国際コンベンションセンター
1995 アメリカ合衆国の旗 チェルシー・スミス ミスUSA 米国 ナミビア・ウィントフック ウィントフック・カントリー・クラブ
1996 ベネズエラの旗 アリシア・マチャド ミス・ベネズエラ ベネズエラ 米国・ラスベガス アラジン
1997 アメリカ合衆国の旗 ブルック・マヘアラニ・リー ミスUSA 米国 米国・マイアミビーチ マイアミビーチ・コンベンションセンター
1998 トリニダード・トバゴの旗 ウェンディ・フィッツウィリアム Miss Trinidad & Tobago-Universe トリニダード・トバゴ 米国・ホノルル スタン・シェリフ・センター
1999 ボツワナの旗 Mpule Kwelagobe Miss Universe Botswana ボツワナ トリニダード・トバゴ・チャグアラマス Universe Center
2000 インドの旗 ララ・ダッタ Femina Miss India インド キプロスニコシア Eleftheria Stadium
2001 プエルトリコの旗 デニス・キニョーネス Miss Puerto Rico Universe プエルトリコ プエルトリコ・バヤモン ルーベン・ロドリゲス・コロシアム
2002 ロシアの旗 オクサーナ・フョードロワ (剥奪) Miss Russia ロシア プエルトリコ・サンフアン ロベルト・クレメンテ・コロシアム,
パナマの旗 ジャスティーン・パセク Señorita Panama-Universo パナマ
2003 ドミニカ共和国の旗 アミーリア・ベガ Miss República Dominicana Universo ドミニカ共和国 パナマ・パナマシティ Figali Convention Center
2004 オーストラリアの旗 ジェニファー・ホーキンス Miss Universe Australia オーストラリア エクアドルキト Centro de Exposiciones y Convenciones Mitad del Mundo
2005 カナダの旗 ナタリー・グレボヴァ ミス・ユニバース・カナダ カナダ タイ・バンコク インパクト・アリーナ
2006 プエルトリコの旗 スレイカ・リベラ ミス・プエルトリコ・ユニバース プエルトリコ 米国・ロサンゼルス シュライン・オーディトリアム
2007 日本の旗 森理世 ミス・ユニバース・ジャパン 日本 メキシコ・メキシコシティ ナショナル・オーディトリアム
2008 ベネズエラの旗 ダイアナ・メンドーサ ミス・ベネズエラ ベネズエラ ベトナムニャチャン クラウン・コンベンション・センター
2009 ベネズエラの旗 ステファーニア・フェルナンデス ミス・ベネズエラ ベネズエラ バハマナッソー アトランティス・パラダイス・アイランド

[編集] 優勝者出身国一覧

2007年現在ミスユニバースを獲得した国の地図
2005年のミス・ユニバース、ナタリー・グレボヴァ
優勝回数 優勝年
アメリカ合衆国 7 1954, 1956, 1960, 1967, 1980, 1995, 1997
ベネズエラ 6 1979, 1981, 1986, 1996, 2008, 2009
プエルトリコ 5 1970, 1985, 1993, 2001, 2006
スウェーデン 3 1955, 1966, 1984
日本 2 1959(児島明子), 2007森理世
カナダ 2 1982, 2005
オーストラリア 2 1972, 2004
インド 2 1994, 2000
トリニダード・トバゴ 2 1977, 1998
タイ 2 1965, 1988
フィンランド フィンランド 2 1952, 1975
フィリピン 2 1969, 1973
ブラジル 2 1963, 1968
ドミニカ共和国 1 2003
パナマ 1 2002
ボツワナの旗 ボツワナ 1 1999
ナミビア 1 1992
メキシコ 1 1991
ノルウェー 1 1990
オランダ 1 1989
チリの旗 チリ 1 1987
ニュージーランド 1 1983
南アフリカ共和国 1 1978
イスラエル 1 1976
スペイン 1 1974
レバノン 1 1971
ギリシャ 1 1964
アルゼンチン 1 1962
ドイツ 1 1961
コロンビア 1 1958
ペルー 1 1957
フランス 1 1953
  • 2002年大会ではロシア国籍女性Oxana Fedorovaが優勝したが、米TV出演時侮辱されたと感じたこともあり、また博士号請求論文準備のためミス・ユニバースとしての仕事がこなせず、規約違反により9月にタイトルを剥奪され、2位(準ミス)のパナマ代表Justine Pasekを繰り上げ優勝とした。Fedorovaは12月に民法の博士号を取得した。
  • ミス・ユニバース機構は上記のロシア国籍女性をミス・ユニバースと認めるのを拒否するが、一般的にはこの女性は元ミス・ユニバースとして見なされることが多く、母国ロシアでも「ミス・ユニバース2002」として扱われている。
  • ミス・ユニバース2006のスレイカ・リベラは、優勝後約1年間、イベントを欠席するなどミス・ユニバースとしての仕事への態度があまり熱心でなかったことから、今年2008年彼女への批判があったことが判明した。だが、タイトル剥奪されることはなく、同年総合2位の日本代表・知花くらら(ナショナル・コスチューム部門最優秀賞)が、繰り上げ優勝となることはなかった。

[編集] 世界大会での日本人審査員

[編集] 関連項目

[編集] 外部サイト

最終更新 2009年10月22日 (木) 06:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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