ミドリ電化

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株式会社ミドリ電化
MIDORI DENKA CO., LTD.
ミドリ電化 本社兼JR尼崎駅前店
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 ミドリ
本社所在地 〒660-0808
兵庫県尼崎市潮江1-1-50
電話番号 06-6487-8202
設立 1961年昭和36年)8月
業種 小売業
事業内容 家庭電化商品、情報通信機器等の販売
代表者 代表取締役社長 中口雄二
資本金 15億6,000万円
売上高 1,946億7,900万円(2008年3月期)
総資産 852億5,500万円2008年3月期)
従業員数 2,476名(2007年9月末(連結))
決算期 3月
主要株主 エディオン 100%
関係する人物 安保詮
外部リンク http://www.midori-de.com/
特記事項:デオデオと統合前の2009年9月30日現在の企業情報。
現在の運営会社の情報はエディオンWESTを参照のこと。
  
ミドリ電化 中環東大阪店
カインズホーム東大阪店と同居)
大阪府東大阪市稲田三島町3-88
ミドリ電化 泉大津店
大阪府泉大津市千原町1-88-1

ミドリ電化(ミドリでんか)は、近畿地方を営業基盤とする日本家電量販店チェーンエディオングループの店舗ブランドのひとつである。

長らく株式会社ミドリ電化(Midori Denka CO., LTD.)が運営していたが、2009年10月1日に付けで株式会社デオデオ吸収合併されたため[1]、現在の運営会社は商号変更した株式会社エディオンWESTである。

近畿・東海に80店舗を構えている(2009年3月31日時点。インテリア館・MOVE+含む)。

なお、山形県庄内地方において三洋電機特約店(スマイるNo.1ショップ)の小規模電器店(いわゆる"街の電器屋さん")を「みどり電化チェーン」のブランドで展開している株式会社みどり電化チェーン本部とは無関係。

目次

[編集] 概要

創業は1959年4月で、現在の本社は兵庫県尼崎市(JR)尼崎駅南側のJR尼崎駅店が入居しているビル(正式名称:JR尼崎駅東NKビル)にある(それまでは阪急塚口駅南の塚口本店ビルの上層階にあった)。

創業当時は、(阪急)塚口駅南側にあった空き店舗を借りて営業を開始した。『ミドリ』の社名の由来は、借りた空き店舗に「みどり洋装店」という看板がそのまま掲げられており、創業者の安保詮がその看板を見て「『みどり』より下の部分だけを塗り替えれば費用が浮くじゃないか、『みどり』をそのまま使おう」と思いついたのがきっかけ[2]。その後はカタカナになり、1960年代頃までは「ミドリ電化社」と表記していた。

かつてのミドリ電化の最大の特徴として、2004年4月1日消費税総額表示が義務付けられる以前から「ポッキリ価格」として税込価格で表示していたことがある。これも創業者・安保のアイデアであり、お客様が計算しやすいようにという配慮でもあった。

  • 当時「『9800円にプラス消費税5%』と『税込み10,000円』、どっちがおトクか、よく考えてみよう」といったキャッチコピーでCMを放映していた(前者の合計は10,290円)。

また、それ以外の特徴として、持込修理の定額制(一部除く)、家具や食器などインテリア商品の販売などが挙げられるが、最近ではインテリア類の販売は減少傾向にある。近年の新規店舗では家具系を一切扱わない店も出てきている。代わりに玩具・ゲーム・DVDなどのエンターテインメント商品の販売に注力しており、一部の店舗ではCD・DVDのレンタル事業も始まっている。

かつては「エバーグリーン(EVER・G)」という名称でホームセンター事業も展開していたが、2000年頃に事業改編等で廃止された。

2005年11月に開店した「中環東大阪本店(写真参照)」は、「カインズホーム」東大阪店、2006年4月に開店した「豊中本店」は「トイザらス系列の「ベビー用品べビザらス豊中店」と同居、他にも天満橋店等の多数の店舗がテナントとして出店している。

ヨドバシカメラなど関東系家電量販店が関西に進出して以降、関西資本の家電量販店が相次いで倒産していく中で、関西資本の家電量販店として上新電機同様に単独で生き残ってきたものの、社の方針として非上場を貫いたため資金調達に困難を極めるようになり(上新電機は上場企業)、最終的に上場企業であるエディオンとの事業統合を決定した。2005年4月1日、株式交換によりエディオンの完全子会社となった。

  • 統合前の店舗拡大においては、ダイエーのビジネスモデルを参考にしていた。上場企業でないため市中から資金調達が容易でなかったことから、銀行からの融資のほかに、子会社が店舗用地を取得した後に転売して得られた売却益を新たな店舗用地の買収費用に充てていた。
  • また、かつてはダイエー店舗の近くに出店することが多く、ダイエーの集客力に頼った面もあった。

エディオンとの経営統合により、愛知の7店舗(扶桑、東浦、半田、安城、豊田、岡崎、名古屋みなと)と岐阜の2店舗(可児、真正)、三重の2店舗(鈴鹿、津南)は、エイデンの店舗に改装された。

また、エディオンの関東進出方針により、一時は凍結していた関東地区での出店も再開。2007年にロックシティ守谷に出店した。しかし同年11月、エディオンが関東本格進出の足がかりとして子会社「東京エディオン」を新設。関東地区での出店はすべて東京エディオンによる「エディオン」名義での出店となり、関東地区の既存店も順次東京エディオンに移管され、店舗名もエディオンに順次変更された。更に東京エディオン・石丸電気がエイデンに合併した事を受けての方針転換で、店舗名を石丸電気「ishimaru」に再変更している。

以前はCM曲に「聖者の行進」の替え歌や別のオリジナル曲が使われた。後にイメージキャラクター「ミドリちゃん」の登場により、『「やってみます」のうた』(後述のリンクを参照)というオリジナル曲になった。ちなみにこれらのCMは関東地区では放送されていないが、店舗のテレビで流していることもある。現在は、エディオングループ共通で所ジョージがイメーキャラクターを務めている。

[編集] 沿革

  • 1959年4月1日 - 安保詮が創業。
  • 1961年8月 - 法人改組、株式会社ミドリ電化設立。
  • 1984年 - この頃千葉県に展開
  • 1988年 - 塚口店横に本社機能を移転。
  • 1994年 - ミドリセールストレーニングセンター竣工
  • 2002年 - JR尼崎駅駅ビル内にJR尼崎駅店を開店。
  • 2003年 - 塚口店閉店。同ビルからJR尼崎駅店横に本社機能を移転。
  • 2004年5月18日 - 株式会社エディオンと事業統合で合意。
  • 2005年4月1日 - エディオンの完全子会社となる。
  • 2005年5月末日 - 株式会社ニノミヤより一部営業譲受
  • 2006年4月27日 - 石丸電気株式会社とエディオン資本提携基本合意。
  • 2006年7月31日 - 2006年末までに、東海地区の店舗を株式会社エイデンに事業譲渡
  • 2007年1月18日 - 前社長の梅原正幸が取締役に、前専務の木谷雅彦が社長にそれぞれ就任。この間も大阪労働局からの是正勧告が相次いだ。担当取締役の上田直久も引責辞任した。
  • 2007年2月1日 - 株式会社サンキュー(100満ボルト)とエディオン資本業務提携基本合意
  • 2007年2月9日 - 株式会社ビックカメラとエディオンが資本業務提携基本合意
  • 2007年4月9日 - メーカーから派遣の販売員(ヘルパー)を巡り、京都労働局が、職業安定法に抵触する恐れがあるとして同社を是正指導していたことが報じられる。
  • 2007年11月8日 - JR尼崎駅店が、尼崎労働基準監督署から、サービス残業を指摘され、是正勧告を受けていたことが判明(後述)。
  • 2007年12月1日 - 関東地区5店舗を管轄する株式会社ミドリを吸収合併。2008年1月以降東京エディオンに順次移管。
  • 2007年12月21日 - 前記のサービス残業問題の責任を取り、社長・木谷雅彦が辞任し、中口雄二が社長、エディオン社長の久保允誉がミドリ電化会長に就任。
  • 2008年4月1日 - 購入商品の配送・据付工事・修理を行う株式会社ミドリサービスを吸収合併。
  • 2008年9月11日 - 同年9月20日より従来のクレジットカード「ミドリちゃんカード」(NICOS発行)に代わりグループ共通の延長保証付きクレジットカード「エディオンカード」(オーエムシーカード発行)を導入すると発表。ただし、デオデオ、エイデン、東京エディオンのポイントとの互換性はこの時点ではなかった。
  • 2009年10月1日 - 法人としては、株式会社ミドリ電化が株式会社デオデオ(株式会社エディオンWESTに商号変更)に吸収合併され[3]、法人格は消滅。「ミドリ電化」は株式会社エディオンWESTの店舗ブランド名の1つとなる。
  • 2009年11月5日 - レジシステムが100満ボルト以外のエディオングループで共通となり、エディオンカードの相互利用が可能となった。
経営統合後に関しては、エディオンWEST#沿革を参照のこと。

[編集] 店舗の開廃

[編集] 店舗

[編集] 現行店舗

現行店舗については、エディオングループ店舗検索を参照

(「ミドリ電化」を選択)

[編集] その他

[編集] 残業代の不払い問題

「JR尼崎駅店」で残業代の不払いがあったとして2007年11月5日に尼崎労働基準監督署から労働基準法違反で是正勧告を受け、全店舗での実態を報告するよう指示されていたが、12月21日従業員に対する不払いの残業代が2年間累計で計37億円に上ることがミドリ電化の発表により明らかとなった。不払いがあったのは退職者を含めて計3,382人(累計37億円)であるが、これは賃金の請求権が発生する2005年10月までの推定値としている。尚、不払い問題発覚までは月の残業時間が120~130時間と「過労死ライン」と呼ばれる80時間を遥かに超える極めて過酷な労働環境にあったことも同時に各種報道より明らかとなった。もともと同社では管理職(大半が名ばかり管理職)は年休がわずか50日程度という異常な状態であり、キャンペーンや研修などで休日出勤が強要されることも常態化していた。これを受けてミドリ電化は「管理職」制度の見直しを行うと共に木谷雅彦社長、梅原正幸取締役(前社長)ら役員4名が引責辞任、エディオン社長の久保允誉がミドリ電化会長を兼務した。[4]

[編集] CMキャラクター

  • 1代目 - ちゃらんぽらん吉本興業所属の漫才コンビ)
    2000年から。ツッコミ担当の大西の実家が当時本社のあった塚口店に近接していたことでも有名であった。当時のミドリ電化が売りにしていた消費税内税方式のキリの良い金額設定にかけて、同業他社の外税での中途半端な販売金額を小馬鹿にした、おなじみのギャグ「中途半端やなあ~」を披露していた。
    尚、和光デンキがこれに対抗したCMを同時期に放映していた。
  • 2代目 - 板東英二
    2002年から。
  • 3代目 - 赤井英和
  • 4代目 - ミドリちゃん
    2005年から(2009年現在も使用中)。「やってみます」が口癖の女の子のキャラクター。頭についた一枚の葉っぱがチャームポイント。担当声優は猪砂和世
  • 5代目 - Jリーグガンバ大阪
    2007年から。2006年度よりクラブのオフィシャルスポンサーを務めている[5]西野朗監督をはじめ、選手数名が出演。(選手がユニフォームを着用したヴァージョンだが、「Panasonic」等のロゴは外し、代わりに「GAMBA」のロゴが入っている)
  • 6代目 - 所ジョージ
    2008年から。エディオングループ共通のCMキャラクター。

[編集] 関連会社

  • 株式会社ミドリ - 関東地区の店舗を運営。2007年12月ミドリ電化に吸収合併。
  • ミドリサービス株式会社 - 店舗で購入した商品の配送・設置。また店舗在庫の管理や修理・部品の受付業務等。2008年4月ミドリ電化に吸収合併。
  • 興富株式会社 - 本社:兵庫県尼崎市長洲本通1-3-16、資産管理会社。エディオン第3位株主(600万株、5.67%)。

[編集] 脚注・出典

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  1. ^ 合併・商号変更しても、店舗名はデオデオ・ミドリ電化双方とも存続している。
  2. ^ 就職活動中の新卒学生向け企業セミナーでも説明されている。
  3. ^ "当社子会社の合併による事業再編のお知らせPDF" (日本語). 2009-8-5 閲覧。
  4. ^ ミドリ電化、残業代37億円支払いへ 社長ら引責辞任(2007年12月21日朝日新聞)
  5. ^ 法人としてのエディオンWESTは、サンフレッチェ広島の筆頭株主であり、かつオフィシャルスポンサーである(デオデオカンパニー側)。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月24日 (火) 16:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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