ミノキシジル
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ミノキシジル
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IUPAC命名法による物質名
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6-ピペリジン-1-イルピリミジン-2,4-ジアミン-3-オキシド
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| 識別 | |
| CAS登録番号 | 38304-91-5 |
| ATCコード | C02DC01 D11AX01 |
| PubChem | 4201 |
| DrugBank | APRD00086 |
| 化学的データ | |
| 化学式 | C9H15N5O |
| 分子量 | 209.251 g/mol |
| 薬物動態的データ | |
| 生物学的利用能 | ? |
| 代謝 | 肝臓 |
| 半減期 | 4.2 時間 |
| 排泄 | 腎臓 |
| 治療上の注意事項 | |
| 胎児危険度分類 | C |
| 法的規制 | P(UK) for topical use, otherwise POM |
| 投与方法 | 経口/ 外用 |
ミノキシジル(Minoxidil)とは血管拡張剤の1つであり、最初は高血圧の経口薬としてのみ用いられていた。しかし後に髪を育成し脱毛症を回復させる効果が発見され、1980年代にアップジョン社(現在のファイザー)がはげや脱毛症の治療用として2%のミノキシジル外用溶液(商標名:ロゲイン®)を販売し始めた。なぜ髪の成長が促進されるのかは分かっていない。
日本ではミノキシジル成分の医療用医薬品が未発売であり、医療用成分の実績が無いままいきなり一般用医薬品(大衆薬)として承認されたダイレクトOTC第1号製品として、大正製薬が1999年からミノキシジル成分1%のリアップとして発売開始された。同時期に国内で承認・上市した(医療用医薬品)バイアグラと共に生活改善薬としてヒットし、当初は品薄状態が続いた。
2004年には女性用のリアップレディも発売されている。
なお、リアップ発売前から現在までリアップよりも主成分が濃厚で廉価である理由でロゲインの個人輸入も多く行われてきた。しかし2008年10月29日からミノキシジルの含有率が1%を越えるものは劇薬に指定され個人輸入できるのは1ヶ月分の分量に制限された。だが直後に申請が承認されたミノキシジル5%含有の大正製薬リアップ5、リアップX5は同じミノキシジルを含みながらも劇薬から除外されたためこの輸入制限自体が大正製薬に便宜を図るためのものだったのではないかとも言われている。
[編集] 副作用
脱毛に対抗する薬なので、最も一般的な副作用は頭皮の痒みである。ミノキシジルやロゲインなどの外用薬に含まれる非作用成分・プロピレングリコールに対するアレルギー反応がしばしば見られる。多量のミノキシジルは低血圧の原因となる可能性がある。日焼けした頭皮に使用する場合に見られがちであるが、ワセリンやトレチノインと併用すると薬剤の過剰な吸収が起こりえることが知られている。また塗布部分の皮膚下で成分が拡散し、塗布部分以外の毛細血管まで活発にしてしまうことから赤ら顔等の症状が出ることもある。
ミノキシジルの使用中は脱毛を止められるが、使用をやめると再び起こり始める。
あまり一般的ではないが、他の副作用には以下のようなものがある。
- 霞み目
- 手、足、顔のしびれや痛み
- 性欲減退
- 胸の痛み
- 急速な体重増加
- 下肢、手、足、顔のむくみ
ニキビを除き、上記の症状は薬剤の使いすぎの目安になるとされるが、そうでなくても発症する可能性は有るので発症した場合は即ちに医師の診断を受ける事が強く薦められる。
母乳を介して乳児に摂取される可能性があることが分かっている。
[編集] 重篤な副作用
ロゲインの開発段階で3名、市販化されたリアップの使用中に3名(1999年末の時点)が薬品との因果関係は不明としながらも循環器疾患で死亡しており、後者に関しては販売元の大正製薬がこの事を公表しなかった。
ロゲインの副作用で死者が出た事はリアップ発売前からワイドショーやスポーツ紙を中心に報道されていた為、「いきなり誰でも買えるOTC(大衆薬)で発売するのは危険」とする医師・薬剤師・業界関係者などの識者も多く、購入時に薬剤師と相談しないと購入出来ないにも関わらず、大正製薬への服用相談も多く寄せられた。
2003年に長妻昭衆議院議員が質問主意書を提出し、同年9月に政府・厚生労働省からの答弁書で明らかになった。さらに1999年の発売当初から2003年までで循環器系の副作用が500例寄せられている事も同答弁書で明らかとなり、大正製薬はニュースリリースを発表[1]すると共に、購入時の既往症などのチェックを強化するよう販売店に指導した。
[編集] 参考文献
最終更新 2009年9月9日 (水) 03:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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