∀ガンダムの登場勢力

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∀ガンダムの登場勢力では、アニメ『∀ガンダム』およびその関連作品に登場する架空の組織を列挙する。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 地球側

[編集] イングレッサ・ミリシャ

イングレッサ領の軍事組織。イングレッサ領の人民によって組織されているためこの名がある。

機械人形「ホワイトドール(∀ガンダム)」「カプル」、移動要塞「ギャロップ」、宇宙戦艦「ウィルゲム」などを発掘、主力兵器として運用した。現代における第一次世界大戦に近い形状の飛行機装甲車を開発・保有しており、モビルスーツなどの兵器の数が数機程度しかないため、戦力のほとんどは歩兵・飛行機・装甲車でまかなわれており、生身の人間がモビルスーツを相手にしていたため死傷者が多かった。ミリシャとついているものの、領主ラインフォード家に属する国家軍隊的組織として描かれている。

全体の作戦指揮はミハエル大佐が勤め、前線指揮はヤーニ軍曹が執っている。最高指揮官は領主の息子グエン・サード・ラインフォード。表向きはガリア大陸の軍勢を迎え撃つために飛行機部隊を主にで組織されたが、実際はディアナ・カウンターを迎え撃つために組織された。指揮官グエンがディアナ・カウンターの空襲により首都ノックスの陥落後、グエンが一時失踪した際にミハエル大佐の判断でルジャーナ・ミリシャと共同戦線を張った。

作中では旗艦ウィルゲムとともに主力部隊が月を訪問した際、グエン以下イングレッサ・ミリシャ首脳部はウィルゲムと∀ガンダムを手土産にギム・ギンガナム指揮下のギンガナム艦隊へ合流。本来の組織としてのイングレッサ・ミリシャは消滅し、グエンに同行しなかったロランやソシエら残存戦力は地球に残っていた戦力とともにリリ・ボルジャーノの指揮下にはいった。

主な戦力は∀ガンダム、カプル、ウァッド、ウィルゲム、歩兵部隊、飛行機部隊。

[編集] ジャラピー部隊

ジョゼフ・ヨットが指揮する、イングレッサ・ミリシャに所属する部隊の一つ。カラーリングはワインレッドに統一されている。

この部隊が所有する兵器は、月に住む人類、ムーンレィスから鹵獲(ろかく)したものであり、主なものはハイヒールアルマジロなどである。

イングレッサ・ミリシャ主力が月に行った際は地球に残り、一時的にルジャーナ・ミリシャマリガン大佐の指揮下に入った。しかしグエンの裏切りでイングレッサ・ミリシャが崩壊したため、帰還したイングレッサ残党とともにリリ・ボルジャーノ指揮下に入った。

主な戦力はフラット、ウァッド。


[編集] ルジャーナ・ミリシャ

ルジャーナ領の軍事組織。

機械人形「ボルジャーノン」、移動要塞「ギャロップ」などを発掘、主力兵器として運用した。ミリシャとついているものの、領主ルジャーナ公に属する国家軍隊的組織として描かれている。

その1つとしてボルジャーノンの所属するスエサイド部隊がある。スエサイド=Suicide(自殺)であり、死をも恐れない部隊、命知らずの部隊というような意味が込められている。このスエサイド部隊の隊長はギャバン・グーニー。ルジャーナ・ミリシャ全体の指揮はマリガン大佐が勤める。ただし途中からルジャーナ公の指示によって公の娘リリ・ボルジャーノが全軍を指揮するようになり、マリガンはその補佐に回り、イングレッサ・ミリシャ主力とともにリリ・ボルジャーノが月に行った後は、残存イングレッサ勢力(ジャラピー部隊など)もマリガンが指揮していた。

グエンの裏切りによってイングレッサ・ミリシャが崩壊した後はウィルゲム残存戦力を吸収。さらにもとから地球に残っていたイングレッサ勢(ジャラピー部隊など)もそのままルジャーナ・ミリシャ指揮下に入り、リリが地球勢を代表する存在となった。

最終決戦において地球に戻ったディアナを再び筆頭にしたディアナ・カウンターと共闘、ギンガナム艦隊を迎え撃った。

主な戦力はボルジャーノン、ギャロップ。

[編集] ムーンレィス

月に住む人類全体を指す。いわゆる黒歴史における、最終戦争ののち荒廃した地球をすて月に移り住んだ人々である。

安田朗によるプレストーリー『月の風』においては、かつて地球と袂を分かち外宇宙へと脱出したスペースノイド達の中から、先祖返りをおこし、地球圏への帰還を試みた一団の人々をルーツに持つとしている。

なかでもソレル家は、当初備蓄していたエネルギーも底を尽きかけた頃、宇宙で効果的に植物を育てる事に成功し、人々に月面で生活する力をもたらした事で、月世界での統治者の地位についている。

正暦2345年にディアナ・カウンターを結成し、地球への強行移民を実施しようとする。

[編集] ディアナ・カウンター

ディアナ・ソレルが地球帰還作戦に伴い結成した、市民の軍隊。最高指揮官はアジ大佐。彼の死後はフィル・アッカマン。

このディアナ・カウンターがサンベルト地域の引き渡しを求めてイングレッサと二年間にわたり交渉していたが、痺れを切らしたため強引に地球への移動を開始した。イングレッサ領の首都ノックスを攻撃した後、ノックス郊外に居留地を築いた。当初は地球側と和平交渉をしていたが、穏健派のアジ大佐がイングレッサ側に殺害されて武闘派のフィル大尉が事実上の指揮官となったため、強行路線に転じた。戦争が長期化したため食糧難に陥り、技術者たちが地球側に脱走して寝返る事態に発展し、ディアナ・カウンターが地球の食料強奪を行うようになる。戦争の長期化などに危機感を覚え、平和解決を主張し続けるディアナの外交を軟弱と考えたフィルらがクーデターを起こした。

最終決戦において地球に戻ったディアナを再び筆頭にしてミリシャと共闘、ギンガナム艦隊を迎え撃った。

主な戦力はウォドム、ウァッド、アルマイヤー、ソレイユ。

[編集] ディアナ・ソレル親衛隊

女王ディアナ・ソレル個人を守る部隊。隊長はハリー・オード。

ディアナ・カウンター創設以前から存在したようである。階級はディアナ・カウンターと共通のものを使用しているが、指揮権は別。人数はかなり少なく、10人もいないようである。

主な戦力はスモー。


[編集] ギンガナム艦隊

ギム・ギンガナム率いる私設艦隊。かつての宇宙世紀のように文明を開化させて地球侵攻してくる人類に向けて2,500年の間訓練を続け月のロストマウンテンを堀りおこしモビルスーツを発掘していたが、武力による地球侵略作戦を聞き入れずにディアナカウンターを結成して地球帰還作戦を開始したディアナに反感を抱き、反ディアナ派のアグリッパ・メンテナー一派と共謀し、ディアナ暗殺を企てた。さらには黒歴史を知り月の技術を手に入れて地球の産業革命を起こそうとするグエンらと手を組んで地球へ侵攻した。

ギンガナム艦隊では艦隊長の事を「大将」、部隊長を「大名」と呼ぶ習わしがある。また、戦術も「車懸りの陣」など古めかしい物を使っている。

主な戦力はターンX、マヒロー、ズサン、バンデット、アスピーテ。


[編集] レット隊

かつて地球に帰化したディアナの側近らの子孫で結成された部隊。 ディアナに対して忠誠を誓い行動しているが、ディアナ・カウンターから大きく外れ、無茶な行動も多い。 合流したディアナカウンター正規軍などからは蛮族や野蛮人などと罵られ、同胞とは認められずに厄介者のように差別的な扱いを受けているが、自らも地球人を野蛮人と呼ぶ。

ディアナは、地球とムーンレィスの掛け橋となって欲しいと考え自分の側近達を地球に残したが、結果としては子孫達は地球人と交わらず、例えば月を見て踊り出すなどムーンレィスの風習を元にした独自の文化を作り、地球人ともムーンレィスとも違う生活風習で長い間暮らしていた。なお、幼少時からモビルスーツの操縦ができ、子供もモビルスーツを操縦し戦いに参加する。

見た目はベトナム戦争下の60年代アメリカで起こったヒッピームーブメントの様な格好をしている。 上層部の命令であろうと平気で無視し、自らの判断で行動したがる反体制主義的な考え方や、自然崇拝的、原始的な祭り(月に団子を備え歌い踊る)などを好む趣向もヒッピーそのものである。 名前の由来は当時の反戦運動の中心的存在であったバンド、ビートルズの名曲レット・イット・ビーであると思われる。

地球では相容れられる事もなく、長い年月の間、独自の文化で暮らしていたために異常とまで言えるディアナへの忠誠心が保ち続けられたと見られる。

戦後、ディアナたちと共に月へと帰って行った。

曽我篤士版コミカライズでは、ディアナが側近達を地球に残さなかった為、レット隊は登場しない。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月7日 (土) 03:55 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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