メガトーキョー

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メガトーキョー(Megatokyo)は、フレッド・ギャラガー(Fred Gallagher)とロドニー・キャストン(Rodney Caston)が、2000年8月から連載しているウェブコミック(Webcomic)。 当初はギャラガーが絵、キャストンがストーリーを担当していたが、意見の相違により2002年7月からギャラガーが単独で作成するようになった。

絵は日本の漫画を意識した鉛筆画で、セリフは英語、スキャナーで取り込んでウェブ(Web)に掲載していた。絵はアマチュアっぽいが、独特の繊細な味わいがある。

当初はWebのみだったが、好評により漫画本も出版されるようになった。2005年2月、単行本3巻がBookScanにおいて書店売りのグラフィックノベル部門の売り上げ3位を記録した[1]。 数少ない、成功しているウェブコミックのひとつと言われている[要出典]

目次

[編集] 舞台・ストーリー

舞台は、現在の東京(ただし、仮想的)。内気なアメリカ人のピロ(Piro)と、ハードコアなゲーマーのラルゴ(Largo)が、アメリカのゲームショーE3を見るために会場に潜入しようとするところからストーリーが始まる。E3会場で醜態をさらしたラルゴをピロは飛行機に押し込んで、2人は日本にやってきたものの、帰りの旅費が無くなりそのまま日本に滞在することになってしまう。その中で、ピロとラルゴは様々な人間と知り合いになっていく。作者は日本を良く知っている[要出典]ようで、いわゆる「外人の見た変な日本」にはなっていない。

ストーリーはピロ、ラルゴ、それぞれに2つの話が平行して進んでいく。ピロを中心とした話は、より現実的でラブ・ストーリーや「自分探し」の要素が強く、また、女性が集まってきてハーレム・マンガ的要素も強くなっている。一方、ラルゴの話はゲーム内の仮想現実の話が多く、現実とゲーム世界の区別がはっきりしない。しかし、全体を通じて、守護天使アンドロイド少女が登場し、仮想的な世界となっている。また、マンガゲームコスプレアニメ声優といったオタク文化が前面に出ている。

[編集] 登場人物

ピロ (Piro)
主人公。マンガ、アニメ、ゲーム好きで、小柄でメガネの一見、女性的で内気なオタク。日本語を不自由なく話せる。イラストはうまいが自分に自信を持てず、全てにオドオドした態度を見せる。女性には奥手だったが、日本に来てからなんとなくもてるようになり、顔つきもしっかりとしてきた。精神的なダメージを受けるオチがお約束となっている[要出典]。ギャラガーがモデル。客として入ったメガ・ゲーマーで店員のエリカに新入りと間違われたことから、そこでそのまま働き始める。キミコに恋をする。
ラルゴ (Largo)
主人公。積極的で自信家のハードコアなゲーマー。飲んだくれでLeet語を流暢に操り、考えるより先に行動するタイプのコミカルなキャラクターである。物理的なダメージを受けるオチがお約束となっている[要出典]。メガトーキョーの共同著作者であったキャストンがモデル。私立大東高校で英語教師をしながら、ゲーム内外(境目ははっきりしない)の世界で戦いを繰り広げている。キミコのルームメイトであるエリカと急接近。

その他の登場人物は、舞台が東京のためほとんど日本人である。

ハヤサカ・エリカ (早坂 えりか)
元アイドル声優、コスプレイヤー、現メガ・ゲーマー店員。人気絶頂で引退した。クールでシニカル。
ナナサワ・キミコ (七澤 希美子)
声優志望だが、自分に自信をもてない。エリカと同居。アンナミラーズでアルバイト中、新発売のゲームキャラの声優に抜擢される。
ソノダ・ユキ(園田 由紀)
ピロに興味を示す女子中学生。父マサミチ(雅道)は警視庁特別災害機動隊勤務、母メイミは主婦。アイドルの追っかけに忙しい兄・裕二がいる。
クラバヤシ・アサコ(倉林 麻子)
ユキのクラスメート。ユキとピロの仲に興味津々。
テラモト・マミ(寺本 真美)
ユキのクラスメート。
ピング(Ping)
アンドロイド型PS2用アクセサリー。普通の少女の感性をもつ。
トーヤ・ミホ (凍耶 美穂)
ラルゴの学校の不思議なゴスロリ系女子高生。ピンと友人になる。ゲーム世界において、ピロと恋人同士だった過去がある。
セラフィム
ピロの守護天使。
ブー
ラルゴの守護ハムスター。
つばさ
ピロの日本での友人。ピロとラルゴを自宅にかくまうが、その後ピングをピロに託し、自らの初恋の人を求め渡米。
ヤナギサワ
メガ・ゲーマーの店長。ピロとラルゴに、店の3階にある倉庫を住居として提供する。

[編集] 出版物

  • Megatokyo Volume 1: Chapter Zero (Studio Ironcat)
  • Megatokyo Volume 1, 2nd ed. (Dark Horse Comics)
  • Megatokyo Volume 2 (Dark Horse Comics)
  • Megatokyo Volume 3 (Dark Horse Comics)
  • Megatokyo Volume 4 (CMX/DC Comics)
  • Megatokyo Volume 5 (CMX/DC Comics)
  • メガトーキョー vol.1 (講談社BOX) ISBN:978-4062836609

邦訳版は2009年5月に講談社BOXレーベルよりvol.1が発売。それに先行して、2008年講談社の文芸誌「ファウスト」Vol.7に初期エピソードの抜粋が掲載されている。

[編集] 脚注

  1. ^ "ICv2 'Megatokyo' Reaches Number 3" (March 4,2005). 2009-05-19 閲覧。


[編集] 外部リンク


最終更新 2009年5月19日 (火) 10:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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