メダルチギ

メダルチギの最新ニュースをまとめて検索!

メダルチギとは、韓国で主に普及している遊戯機器の一種。

[編集] 概要

一言で言えば「韓国版パチンコ機」であるが、日本のパチンコと違うのは、遊戯にパチンコ球ではなくメダルを使用する点(かつては日本のパチンコ台をそのまま使用していたが、非合法とされたために現在の形に変えられた)。韓国国内ではパチンコと呼ぶと、日本式のパチンコ機ではなくこちらを指すほどに普及していたという。

なお韓国内のメダルチギ店(「成人娯楽室」等の名称で呼ばれる)の営業は2006年末に法律で禁止となり、設置されていたメダルチギもすべて撤去されたとされている[1]。ただ実際には、看板を外しただけで現在も密かに営業を継続している店や、名目上ゲームセンターに転業した上で新たな景品買取の仕組みを導入して実質的に同様の業態で営業している店が相当数ある[2]との情報もあり、実態は不透明である。

台の構造は日本のパチンコ機(デジパチ)から釘やスタートチャッカー等を取り除き、代わりに台の上に液晶パネルを追加したような形のものが主流となっている。元々は日本から輸入したパチンコ機を改造して使用していたと言われるが、近年はオリジナルに開発された機種も増加していた。

遊び方は、台にメダルを投入するとまずそのメダルが発射される。このメダルが入賞口に入ると今度は盤面にある液晶で(日本のパチンコ機とほぼ同様の)抽選が行われ、この抽選に当選すると「大当たり」となる仕組みだ。「大当たり」となると台から景品用商品券(通常の商品券とは異なる、メダルチギ景品用の商品券)が払い出される。通常、店舗付近に設置された両替店で、景品用商品券を換金することになる。この際、10パーセント前後(店舗により異なる)の手数料が引かれる。

なお最近ではメダルを使用せず、台の横にある紙幣投入口に紙幣を投入すると台のクレジットが増え、スタートボタンを押すと100ウォンずつクレジットを消費して台上部の液晶パネルで第1段階の抽選を行うことでメダルの発射の代わりとしている台が多い。

パチンコと異なり、技術介入要素は排除されている。

[編集] 問題点

韓国国内の法令では、メダルチギ等のゲーム機における大当たり時の払い戻しの法定上限は200倍までとなっており、通常メダルチギでは1プレイ100ウォンとなっているため大当たり時の払い戻しは2万ウォンが上限となるのだが、近年この法規制を無視し、大当たり時に最大で2万5000倍もの払い戻しを行う機器が登場したため、2006年に社会問題化した。

中でも日本のパチンコ機「海物語シリーズ」(三洋物産)をモデルとして開発された『パダイヤギ』という機種については、大当たり時の払い戻しが明らかに法定上限を上回っているにも関わらず、韓国政府内の映像物等級審査委員会(日本の保通協に相当する機関)による許可を受けて販売されていたことなどから、政府内部における汚職疑惑にまで発展している[3]。このため、最終的にメダルチギが非合法化されるに至った。

またメダルチギの多くは日本から輸入したパチンコ機を改造したものが使われているが、元となるパチンコ機の使用にあたり同機器を製造したメーカーの許可を得ていないものも多いといわれ、パチンコ機メーカーの業界団体である日本遊技機工業組合では「知的所有権の侵害に当たる」として実態調査を行っている[4]

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ http://www.wakamiyaken.jp/topics/topics.cgi
  2. ^ http://yugidasuka.blog112.fc2.com/blog-entry-135.html
  3. ^ http://www.chosunonline.com/article/20060822000050
  4. ^ http://www.adcircle.co.jp/greenbelt/news/200509/0502.html

最終更新 2009年8月12日 (水) 02:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【メダルチギ】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!