メルセデス・ベンツ W123

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メルセデス・ベンツ W123
セダン 240D
クーペ 230CE
ステーションワゴン 300TD
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
2ドアクーペ
ステーションワゴン
リムジン
エンジン 2.0L,2.3L直列4気筒
2.5L,2.8L直列6気筒
2.0L,2.2L,2.4L直列4気筒ディーゼル
3.0L直列5気筒ディーゼル
3.0L直列5気筒ターボディーゼル
変速機 3速AT
5速MT
駆動方式 FR
サスペンション 前:ダブルウィッシュボーン
後:セミトレーリングアーム
全長 4725mm(セダン)
4640mm(クーペ)
全幅 1786mm
全高 1440mm(セダン)
1395mm(クーペ)
1465mm(ワゴン)
ホイールベース 2795mm(セダン)
2710mm(クーペ)
3425mm(リムジン)
車両重量 1340-1680kg
先代 メルセデス・ベンツ W114
後継 メルセデス・ベンツ W124
-このスペック表は試行運用中です-

メルセデス・ベンツ W123 (Mercedes Benz W123) は、ドイツの自動車メーカーダイムラー・ベンツ社がメルセデス・ベンツブランドで展開していた自動車である。1976年から1985年まで生産・販売された。1982年にW201(190E)が登場するまで、ベンツのエントリーモデル(コンパクトクラス)であった。当時、ニューモデル発売後1年間は旧モデルも継続生産していた。W201(190E)発売後はミディアムクラスの位置付けとなり、後継のW124にバトンタッチする。

目次

[編集] 概要

販売面では、競合関係にあったフォルクスワーゲン・ゴルフが、1980年の販売台数が200,892台だったのに対し、W123は202,252台を記録している。

ボディ構造は乗員部分が強化され、その前後のボディで衝撃を吸収する方法を取っている。

1981年、ABSエアバッグのオプションが新たに設定となった。助手席エアバッグが試作されたが、実際に販売されたのはモデルチェンジ後の1987年のことだった。

W123は、1979年8月と1982年8月にマイナーチェンジを実施している。特に1982年の改良では、ヘッドライトが丸型から、異型タイプに変更された。

[編集] バリエーション

1976年にセダンがデビューし、翌1977年にはクーペ、リムジン、ステーションワゴンがラインナップに加わった。

[編集] リムジン

1977年8月にベンツのミドルクラスのリムジンV123が発売された。ホイールベースはセダンの2795mmより630mm長い3425mmであった。延長分は3列目シートが設けられ、タクシーやホテルの送迎等に使われた。

ラインアップには250と240D、300Dが用意された。

[編集] ステーションワゴン

ユーザーの要望が強かったステーションワゴンモデルである。T-モデルと呼ばれた。Tは観光旅行、輸送の頭文字のTを表していた。

基本構造はセダンと同一で、ワゴンの3分の2は、非対称分割タイプの折りたたみ式後部座席であった。ラゲッジスペースは通常のポジションで523L、後部座席を折りたたむと879Lであった。

ハイドロニューマチックサスペンションは、最適の操縦性と乗り心地を提供する。また、重い荷物を積んだとき車体を調節するレベライザー機構を備えていた。

発売当初は、230T、250T、280TEとディーゼルの240TDと300TDのラインナップだったが、日本仕様にガソリン車のランナップはなかった。

1980年、200Tとターボディーゼルの300TDTが追加された。

[編集] クーペ

クーペモデルC123は、セダンよりホイールベースが85mm短く、低いルーフとショートキャビンのスポーティな外観となった。

クーペボディは2ドアピラーレスハードトップであったが、AピラーとCピラー、ルーフは強化された構造で、前後のボディが衝撃を吸収することにより事故の際の乗員の安全を確保している。

ラインナップは、4気筒230C(109 PS/80 kW)と、2つの6気筒、280C(156 PS/115 kW)と280CE(177 PS/130 kW)でスタートした。1977年秋には、米国市場向けに300CD(80 PS/59 kW)のディーゼルクーペが追加される。1981年には、ターボチャージャーを搭載した300CD(125 PS/92 kW)が導入される。

1980年に230Cは230CEとなった。電子制御燃料噴射の新エンジンM102は、最高出力136PS/100kwとなった。同時にABSがオプションとなり、1982年にはエアバッグが設定される。1985年8月にクーペモデル(C123)の生産終了。総生産99,884台でこのうちディーゼル車が15,509台であった。

[編集] 生産台数

W123系の総生産台数は、2,696,914台に上る。内訳はセダンが最多の2,375,440台で、ステーションワゴンが199,517台、クーペが99,884台、リムジンが13,700台、特別架装車が8,373台であった。これらのうち、約1,080,000台が輸出された。

セダン (W123)

グレード エンジン 製造期間 最高出力(PS) 最終製造番号
200 D OM615 1976-1985 55, 60(79/2~) 378.138
220 D OM615 1976-1979 60 56.736
240 D OM616 1976-1985 65, 72(78/8~) 454.780
300 D OM617 1976-1985 80, 88(79/9~) 327.320
300 D ターボディーゼル (米国) OM617 1981-1985 121, 125(82/10~) 75.261
200 M115 1976-1980 94 158.772
200 M102 1980-1985 109 217.315
230 M115 1976-1980 109 196.185
230 E M102 1980-1985 136 245.876
250 M123 1976-1985 129, 140(79/9~) 117.684
280 M110 1975-1981 156 33.206
280 E M110 1975-1985 177, 185(78/4~) 126.375

リムジン (V123)

240 D Lang OM616 1977-1985 65, 72(78/8~) 3.425
300 D Lang OM617 1977-1985 80, 88(79/9~) 4.679
250 Lang M123 1977-1985 129, 140(79/9~) 5.180

ステーションワゴン (S123)

240 TD OM616 1978-1986 65, 72(79/2~) 38.897
300 TD OM617 1978-1986 80, 88(79/9~) 37.140
300 TD ターボディーゼル OM617 1980-1986 125 28.216
200 T M102 1980-1986 109 18.855
230 T M115 1978-1980 109 6.884
230 TE M102 1980-1986 136 42.253
250 T M123 1978-1982 129, 140(79/9~) 7.704
280 TE M110 1978-1986 177, 185(78/4~) 19.775

クーペ (C123)

230 C M115 1977-1980 109 18.675
230 CE M102 1980-1985 136 29.858
280 C M110 1977-1980 156 3.704
280 CE M110 1977-1985 177, 185(78/4~) 32.138
300 CD (米国) OM617 1977-1981 78, 84(79/9~) 7.502
300 CD ターボディーゼル (米国) OM617 1981-1985 121, 125(82/10~) 8.007

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ


メルセデス・ベンツ ロードカータイムライン 1940年代-1970年代
  
クラス タイプ 1940年代 1950年代 1960年代 1970年代
6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
直列4気筒 セダン W136/W191 W120/W121 W110 W115
ロードスター W121
直列6気筒 セダン W187 (220) W105/W180/W128 W111 W114 W123
クーペ W187 (220) W180/W128
フルサイズ セダン W186/W189 (300) W111 W108/W109 W116
ラグジュアリー W188 (300) W112
リムジン W186/W189 (300) W112 W100 (600)
スポーツカー ロードスター W198 W113 R107

最終更新 2009年8月3日 (月) 11:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【メルセデス・ベンツ W123】変更履歴

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