メン・イン・ブラック
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メン・イン・ブラック(Men in Black、MIB、黒衣の男、ブラックメン)は、UFOや宇宙人などの目撃者・研究者の前に現れ、警告や脅迫を与えたりさまざまな圧力や妨害を行う謎の存在とされ、実在するしないに関わらず、その存在自体が一種の都市伝説や陰謀論となっている。
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[編集] 概要
[編集] 外見
報告によって詳細は異なるが、多くの証言では、未確認飛行物体や宇宙人を目撃した後に、目撃者の家や職場に黒スーツ、黒いソフト帽、黒レンズのサングラスを着用し、キャデラックやビュイックなどの黒塗りの大型セダンに乗って2人あるいは3人組で訪れ、「未確認飛行物体や宇宙人の目撃を他言しないように」との警告や脅迫を行ったり、脅迫のためか目撃者の家の写真を撮影したり、家の近くをうろつきまわるとされる。
また、1980年12月にイギリスにあるNATOのウッドブリッジ基地で未確認飛行物体が目撃された際には、黒服の2人組の男性が、近隣の住人に「未確認飛行物体を目撃したか」という点だけを確認して回ったケースも報告されている。
彼らの顔つきはアジア人的であるという報告が多く、車やその他すべての衣類や持ち物が新品そのものであるという証言も多い。なお、これらの車にはナンバープレートがついていないケースや、ナンバープレートはついているものの、偽造されたものなのかそのナンバーは登録がないというケースも報告されている。また、彼らとともに、全くの無音で飛行する「黒いヘリコプター」が目撃されることもある。
[編集] 言動
たとえ訪問された目撃者以外に未確認飛行物体や宇宙人の目撃者がいない場合でも、なぜか目撃者の家や職場を特定し、訪れるケースが多数報告されている。また、「エネルギーが切れる」と言って立ち去る、機械的な直線的な歩き方しか行えなかったり、目撃者の家において出された飲み物のストローや、デザートのスプーンの使い方がわからないなど、人間が日常生活において通常ついているはずの知識が欠如していることが多いため、「地球人の格好をした宇宙人ではないか」と言われることもある。
1960年代にアメリカ空軍やNORADの身分証明書を示した人物による、未確認飛行物体や宇宙人の目撃者に対する脅迫事件が多発したこともあり、FBIが、遭遇者に対して本格的な調査を行ったところ、身分証明書に記された名前の人物が存在しなかったり、実在の人物ではあるが空軍やNORAD勤務ではなかったというケースが多かったという報告がある。
[編集] 被害
また、彼らの忠告を無視した結果、「殺害するぞ」と再警告を受けたり、目撃者の自動車が故意の当て逃げ事故に巻き込まれたという報告もある。しかし、これらの事例について警察に通報したにもかかわらず、警察官が来なかったり、来たという記録そのものが故意に消されていたという報告も存在するだけでなく、1965年にテキサス州で報告されたケースでは、未確認飛行物体を目撃した警察官の元に目撃直後に現れ、口止めするよう忠告したという報告もある。
[編集] 日本における目撃例
中山市朗と木原浩勝の著書『新耳袋』の「黒い男たち」という章で、日本においてもUFOを撮影した人物の元に出現し、暗躍している事例が記されている。撮影した写真をネガごと廃棄する事で失踪という最悪の事態を免れた目撃者の証言もある。
また、中山の著書『妖怪現わる』には、昭和50年代に、北海道で直立する蛙のような、河童にも見える生き物の写真を撮った者の所に出現し、その後接触した撮影者が消息を絶つという事例も記されている(同時に大阪で同様の生き物を撮影した人物が消息を絶つ事例も掲載しているが、その人物がメン・イン・ブラックと会ったかは不明)。当時は矢追純一が著書でメン・イン・ブラックを紹介する前だった為、仲間内で「ブラック・マン」と呼んでいたという。
[編集] 都市伝説
アメリカを中心に多くの目撃、遭遇報告が存在するものの、あまりに突飛な内容ということもあり、彼らが実際に存在するか否かという点を離れ、一種の都市伝説と化している。
「もし本当にメン・イン・ブラックが存在しているならば、『メン・イン・ブラック』自身の目撃情報もメン・イン・ブラックは抹消していて、我々が知る事は無いだろう」という意見もあるが、実際に、「(メン・イン・ブラックの)存在を他のものに告げることをしないように」との忠告を受けている矛盾した事例も存在している。
また、都市伝説化によりメン・イン・ブラック自体の存在が有名なものになり、UFOの目撃情報があった場所を訪れたイタリアのUFO研究家マルセル・デバルが、目撃者に状況などを聞いたのが段々誇張して語られていくうちに「UFOを目撃したら謎の人物が訪問してきた」とデバルがメン・イン・ブラックと勘違いされた事例が「UFOと宇宙人 全ドキュメント」(ISBN 4896651219)の中で紹介されている。
[編集] 映画
- 1997年にアメリカで同名のコメディ映画「メン・イン・ブラック」が製作されたものの、これは事件や存在そのものをパロディー化することにより、報告事例の信憑性を失わせる意図があったのではないかという説もある。
- また、同作ではメン・イン・ブラックは、渡航してきたエイリアンの監視を行なう地球人であり、奇怪な言動を行なう事はない。記憶の消去にもペンライト型の装置を使用する、ごく普通の地球人として画かれている。映画のヒットにより、このメン・イン・ブラックのスタイルは定着し、他のフィクションでも類似した設定が用いられる事がある。
- 前述の映画が公開される前後に日本では東洋水産から期間限定商品で「麺・イン・ブラック」という名前のイカスミの入ったカップラーメンが発売された。
- 前述の日本での目撃例を記した書籍「新耳袋」を元に怪談新耳袋として、大幅に脚色(ほぼフィクション)する形でドラマ化されている。
[編集] 関連項目
- アメリカ国家安全保障局
- CIA (アメリカ中央情報局)
- FBI (連邦捜査局)
- エリア51
- メン・イン・ブラック (映画)
- プロジェクト・セルポ
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年8月23日 (日) 12:17 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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