モエレ沼公園
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モエレ沼公園(モエレぬまこうえん/Moerenuma Park)は、北海道札幌市東区にある公園である。分類は、総合公園(都市公園)。
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[編集] 概要
半円状のモエレ沼の内側を中心に、沼の岸も含む。1988年に着工し、2005年7月1日に完成、オープンした。面積はモエレ沼の水面もあわせて1.89km²。2002年度のグッドデザイン大賞を受賞している。
モエレ沼公園の整備は、札幌市の市街地の周囲を緑化しようという「緑化環状グリーンベルト構想」で始まった。1979年からゴミの搬入・埋め立てが始まり、公園の基盤整備は1982年から始まった。ゴミの埋め立てが終了したのは1990年である。埋め立てられた廃棄物の量は約270万トンに達する。
公園の基本設計は、日系米国人の彫刻家イサム・ノグチ、監修はイサム・ノグチ財団ショージ・サダオ(貞尾昭二)、設計統括はアーキテクトファイブによる。彼は若い頃から彫刻作品を作る一方で「大地を彫刻する」公園計画などに興味を持ち、1930年代以来「プレイマウンテン」など様々な模型を製作し、コンペにも参加していたがなかなか果たせなかった。しかし札幌市が市街地の周りを公園や緑地など8つの緑地帯で包み込もうとする計画を建て、市長への推薦からノグチへオファーが舞い込んだ。
1988年3月に札幌を初めて訪れたノグチは、ゴミ埋立地だったモエレ沼のために公園を設計した。この計画の中には、彼の数十年来の構想であったプレイマウンテンも含まれていた。彼はそれが形になるのを見ずに同年末に死去したが、その後も基本設計に基づき工事は進められた。当初、全施設の完成予定は2004年とされていたが、それ以前から完成済みの設備から順次利用に供用されている。2005年には最後に残された中央噴水「海の噴水」の工事が完成し、同年7月1日にグランドオープンを迎えた。
園内にはノグチが設計した多数の遊具が設けられている。ガラスのピラミッド「HIDAMARI」は公園の中心施設で、管理事務所と休憩施設、ノグチのギャラリーなどがあり、冬には温室として機能し、夏には別に設けた貯雪庫に蓄えた雪を冷房に活用する。モエレビーチはさざなみを立てる浅い池で、夏には水遊びができる。南にあるモエレ山は公園のために人工的に造られた山で、東区の最高点である。付近は平地であるため、風のある日の頂上付近には、風が集まり強風となる。北のプレイマウンテンは遺跡のような外観の山で、その麓にミュージックシェルという半球に似た形の舞台が置かれている。公園の中央ではアクアプラザから水が溢れて、全長約150mの浅い川(カナール)をつくる。プレイマウンテンの西北にあるテトラマウンドはステンレス柱による高さ13mの三角錐と、その中にある芝生の丘で構成された構造物である。これらはみな独特の造形を持つ彫刻として眺めることができる。
また公園内には、他に陸上競技場や野球場、テニスコート、無料駐車場が設置されている。
平成18年度の入場者数は831,350人(前年比117.4%UP)となり、札幌市の主な観光施設では一番の集客場所となっている。札幌市も「観光スポットとして既に定着したものと考えられる」と述べている。
[編集] 備考
- 園内のガラスのピラミッドは開館当初、授乳室の天井が吹き抜けとなっていて、利用者から「上から覗かれそうで怖い」「落ち着いて授乳ができない」など苦情が寄せられた(現在は改修されて問題は解決している)。
- モエレ沼公園から南西に少し離れたところには、サッポロさとらんどという「農業」をテーマにした公園がある。
[編集] 所在地
北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1(旧住所:丘珠町599-1)
北緯43度07分28秒東経141度25分46.5秒
[編集] 交通手段
- 「モエレ公園東口」停(三角点通沿い)
- 「モエレ公園西口」停(水郷西大橋近く・冬期は閉鎖)
- 「モエレ沼公園」停(※公園駐車場内・ガラスのピラミッドに最も近いが、期間限定で平日は運休。夏季は平日も運行。)
※全て北海道中央バスが運行している。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月17日 (火) 01:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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