モバゲータウン
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モバゲータウンは、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営する携帯電話向けのポータルサイト兼ソーシャル・ネットワーキング・サービス。「モバゲー」あるいは「モバ」と呼ばれている。2006年2月7日サービス開始。
目次 |
[編集] 歴史
- 2006年2月7日 - サービス開始
- 2006年7月12日 - 利用者が100万人を突破
- 2006年12月18日 - プレミアムアバター販売開始
- 2007年5月11日 - 利用者が500万人を突破
- 2007年12月20日 - 18歳未満のユーザの利用制限を設定
- 2008年4月末 - アイテム課金制のゲームコンテンツの配信を開始
- 2008年7月下旬 - PC版のサービスを本格的に開始
- 2009年1月下旬 - アバター、日記、ミニメールなどを提供するcomm.mbga.jpのフィルタリングを順次解除
[編集] 概要
携帯電話端末専用のためパソコン、PHS端末からのアクセスは一切出来なかったが、2008年7月2日以降、全会員を対象にパソコンやiPhone・W-ZERO3シリーズ等スマートフォンへの対応のためのPC版のクローズドβをリリースし[1]、7月24日からは全会員対象のオープンβに移行した。携帯電話会社による公式サイトではなく、いわゆる勝手サイトである。
2006年2月7日に始まったサービスだが半年後の8月には会員数140万人、月間ページビュー31億PVを突破する急成長を果たした。11月の時点で200万人を突破した。2007年3月10日に会員数は400万人を突破し、同月4日には、一日あたりのページビューが3億ビューを超え、現在では1000万人を超えている。会員数の多くは若年層であるが、20代以上の会員が増加している。2008年11月の時点で10代が36%、20代が41%で、30歳以上は23%である。 なお、一旦登録されたIDは、会員が退会してもそのまま放置されるため、ID数と実働ID数は一致しない。
PCを凌ぐトラフィックがある携帯電話向け端末での急成長を果たし、一部の私鉄に広告を出している。また、2007年に入りインターネット企業としては珍しくテレビCMを打ち始めた。当時のテレビCMには「モバゆび」と呼ばれるキャラクターが使用されていた。
2008年から携帯電話向けのゲームやSNSの提供サイトとしてのテレビCMと同時に、携帯向けポータルサイトとしての宣伝を開始。かつてNTTドコモのイメージキャラクターだった広末涼子をCMに起用している。
にしおかすみこ、南明奈、スザンヌ、亀梨和也などの有名人も利用している。ただし、有名人とのメールのやりとりはできず、有名人の日記を見るのがメインである。
[編集] システム
サイトとしてはmixiに似ているが、決定的な違いは携帯電話向けのサービスのため基本的にパソコン版もレイアウトを拡張させることなく携帯電話版のものをそのまま流用しており、またメールアドレスや電話番号の交換は不可とされていて単なる出会い系サイトとの差別化を図っている(現実にはそういったやりとりは防ぎ切れておらず、サークルや日記のコメントなどある程度オープンな場でも連絡先交換が行われている)。
対戦型やミニゲームなどの無料ゲーム、ユーザー全員が着せ替え可能なアバターなどを提供している。mixiのメッセージ機能に相当するミニメールがある。ミニメールを着信すると、携帯電話宛にメールが送信されるよう設定することもできる。また、日記やその日記へのコメント欄があり、別に各ユーザーに掲示板(伝言板)も与えられている。
[編集] 仮想通貨
モバゲータウン内で使用できる仮想通貨に「モバゴールド」(モバG)があり、アバターを着せ替えるときのアクセサリーやアイテムなどをこの通貨で購入できる。自らの紹介で他人を登録させた場合(おまけあり)や、スポンサーサイトに登録した場合に多額のモバGが付与され、1クリック2Gをサイト内にある広告をクリックしても付与される。また運営会社であるDeNAは2006年12月18日からモバG付きの「プレミアムアバター」を現金で販売しており、現金からの交換性を持たない完全な仮想通貨ではなくなった。購入は電子マネーの「WebMoney」とクレジットカード及びキャリア課金が使用できる(2007年11月27日現在)。また、一部のゲームで使用できる「モバコイン」という別の通貨も登場した。
[編集] コンテンツ
[編集] ゲーム
様々なFlashゲームが無料で楽しめ、ランキング機能もついている。ワンボタンゲームが多く占めており、裏技が存在することもある。Flashゲームの性質上、運の要素が強いゲームが多い。また、著名人がプロデュースしたゲームも存在する。現在ではアプリタイプのゲームやオンラインゲームも公開されている。
「もじぴったん」や「レイトン教授」などのゲームが期間限定で配信されることもある。
- DXゲーム
- 下記参照
[編集] アバター
プロフィールにおけるアバターを設定できる。モバゴールドで購入できる他に、次の手段や、企画などで特別なアバター用アイテムが手に入る。
- 合成マシン
- NEOと改がある。2つのアイテムを合成して新しいアイテムを手に入れる。ショップで売っているものもあるが、中には非売品がある。1回合成するのに100G必要。
- モバガチャ
- いわゆるガチャポンのようなもので、ランダムにアイテムが手に入る。特定もしくは全てのアイテムを集めるとボーナスアイテムが手に入る。定期的にテーマが変わる。変わっても過去一ヶ月のモバガチャはできる。1回200G必要。テーマごとに、最初の1回は無料。
- とことこポン
- こちらもランダムにアイテムが手に入るが、こちらのほうが初心者向けである。全て集めるとボーナスアイテムが手に入る。定期的にテーマが変わる。1回100G必要。テーマごとに、最初の1回は無料。
- モーションアバター
従来アバターとの大きな違いは、アバターがダイナミックに動けるようになった点である。動きは『モーション』というアイテム扱いで、アイテムを身に付けるのと同様に動きを選択できる。他にもアイテムの区分けに変更があるなどの違いがみられる。上記のアバターと自由に切り替え可能だが、アイテムは共通でないので注意。モーションアバター関連には次のようなコンテンツがある。
- モーションガチャ
- 従来のアバターで言うモバガチャである。アイテムの中には、身につけるだけでオリジナルな動きをとるようになるものもある。1回200G必要。定期的にテーマが代わり、最初の1回目は無料。
- モーションアバターチェンジャー
- 従来のアバター用アイテム2つをモーションアバター用アイテム1つに変えられる。1回150G必要。これも定期的にテーマが代わり、最初の1回目は無料。
- モーションアバターゲーム
- 自分のモーションアバターが参加できるゲーム。得点に応じ、限定モーションがもらえる。
- モバの実探検団
- モバの実を見つけて食べると、新しいモーションが手に入る。入手できるモーションは頻繁に入れ替わる。既に入手しているものは他人にあげることも可能。
- 当初からとられていた「探し出して入手する」という無料の方法と、ショップやモバガチャでの有料の方法で入手可能。
- スタイル
プロフィールにおいて、アバター(もしくはモーションアバター)以外の部分のデザインや背景色、文字色を変えるためのコンテンツ。 月に一種類無料配信されるものもある。
- マイルーム
自分のアバター(もしくはモーションアバター)と家具が配置できる。他人の部屋へ行ったり、他人を招待したりすることが可能。家具はモバGで購入できる。最初から500G分家具購入券が与えられている。
マイルームは自分も含めて最大10人まで入室できる。11人目が入室した場合、自分以外で最初に入室した人が自動的に退室される。
[編集] 日記
サイトにて日記の投稿が出来る。また、メールからの投稿も可能になり、デコレーションメールから投稿すると、いわゆる「デコメ」が表示されるようになった。
[編集] 伝言板
モバゲータウンの個人のプロフィールごとに設置されている伝言板。 主に公開されても問題の無い会話や、ミニメールが送信できない(健全化への取組を参照)ユーザーとのコミュニケーションツールとしても使用されている。
書き込み、および削除はユーザーなら誰でも(本人も含む)出来る。
[編集] ミニメール
モバゲータウン内で使用するアドレスの無いメール。
主に公開されたくない会話やコミュニケーションに使用される。 ただし、ミニメールを送信出来ない(健全化への取組を参照)場合もある。
- 黒猫サタン
基本的にミニメールと同じだが、送信相手を個人に特定する事が出来ない。
小説やサークルの宣伝、誰にも言えない悩み、独り言など目的は様々である。サタンという黒猫がミニメールを運ぶ、という設定となっている。
なお、不快なメールが届くことを防ぐ為に、特定のジャンルのメールのみを受信するシステムが後から追加された。こちらはケルベロスという野良犬がミニメールを運ぶ、という設定となっている。
[編集] サークル
サークルの存在はSNSの大前提であるが、サークルごとに『サークルの木』というコンテンツがある。育成することにより『木の実』を収穫できる。これは様々な種類があるが、全て集めると、サークル参加者全員に限定アバターが進呈される。
[編集] 質問広場
恋愛関係の悩みから面白い質問まで幅広く質問できる。質問は検索して参照出来るため、後に同じ内容で困った会員も検索して役立てる事が出来る。そのため、データベースとしても利用することが出来る。 ただし、善意による、信頼おける回答がある反面、一般常識から外れた回答や質問者を中傷する回答もあるので注意が必要である。 また、「釣り」と呼ばれる、閲覧数や回答数を目的とした、ともすれば回答者をバカにした質問もあり、それらはたいてい回答者の意図に構うことなく消されてしまう。そのため、回答に寄せられた善意が無駄になってしまう事がある。
[編集] クリエイター
[編集] 小説
モバゲータウン参加者による投稿携帯小説コーナー。ジャンルは様々で、モバゲータウン会員ならば執筆、公開は自由である。小説大賞が開かれることもあり、それの結果によって小説が書籍化されることもある。その一つとして「君のせい」はTBSにてドラマ化された。
過激な内容の小説は通報された場合は強制非公開になるが、閲覧数が少なくめだたないものは公開され続けているものもあった。 しかし現在は、性描写などの過激な表現のある18歳以上対象の作品のために、当初はなかった18歳未満は閲覧不可能にする機能が追加された。
[編集] DXゲーム
2008年4月末より配信が開始された、アイテム課金制のゲームコンテンツである。課金には専用の通貨である「モバコイン」を使用する。
[編集] コンテンツ一覧
- 配信中のタイトル
- オンラインゲーム
- エルアーク
- エルヴァリエ〜奪われた魔石〜(2009/12下旬 サービス終了)
- エレメンタルモンスター
- エレメンタルモンスター2
- ガーディアンハーツオンライン
- クーガグランプリ
- ザ・コンビニ ネットバトル
- 釣りゲータウン2
- デコデコおしゃれバトル
- 風来のシレンMOBA
- Master of Epic Hunter Age
- アドベンチャーゲーム
- 配信終了タイトル
- ロードクエスト
[編集] スポンサーサイト
スポンサーサイトはDeNAが別途運営する「ポケットアフィリエイト」に登録されたモバイルサイトが掲載される。ほとんどはキャリアの公式サイトであるが中には勝手サイトも含まれていることがある。他のモバイルアフィリエイトと同様、掲載されていることはサイト主・広告主には知らされず(アフィリエイトの了解事項)、サイト主・広告主はモバゲータウンにアクセスするかユーザからの問い合わせで掲載されていることを知ることが多い。スポンサーサイト以外の純稿広告もあり、様々なコラボレーションが行なわれている。最近では会員集めに苦戦する公式サイトのコンテンツプロバイダーが、「モバゴールド」を獲得しようとすることで会員となるユーザが多いことから広告出稿するケースが増えている。
[編集] 対応機種
NTTドコモ(FOMA対応機種)、au(パケット定額制対応のWIN機種)、SoftBank(FLASH対応の3G機種)※au、SoftBankの端末は、ネット対戦ゲームや一部のミニゲームは非対応。PC版はSNS機能のみ提供。
[編集] 禁止行為
誹謗中傷・アダルト・スパム・ストーカー・荒らし・なりすまし等が禁止されているほか、メールアドレスや電話番号の交換は不可とするなど、「サイト外の出会いを目的とする行為」を禁止している。また2006年10月11日からはペナルティー制度が導入され、自己紹介文やサークル掲示板などで規約やマナーに違反する書き込みがある場合、その後24時間~1年間(期間は違反内容によって変わる)すべての書き込み機能が停止される。
但し、セキュリティホールを突いてペナルティまたは強制退会を回避するユーザー、新しいユーザーとして再登録を行い、荒らしを繰り返すユーザーも存在するため、悪意のあるユーザーを完全に防げているわけではない。
[編集] 通報システムとペナルティ
違反・迷惑行為を起こしているユーザーがいた場合にはこれを運営側に報告することで、実際に悪質な規約違反が確認された場合はその該当者にペナルティ、または強制退会といった処分を加えるというシステムが設けられている。具体的な違反内容やペナルティの事由などは処分を受けた当人に通知されることはなく、非開示である。 そのため、ユーザーからの不満も大きい[2]。
[編集] 事件や問題点
[編集] 殺人事件
2007年11月15日に青森県八戸市のホテルで火災が発生、30歳の男が救出されたが、同じ部屋にいた16歳の女子高生は、この30歳の男に首を絞められて殺害されていた。
後の警察の捜査により、2人はモバゲーを通じ出会っていたことが分かった。
[編集] 盗作問題
2007年9月28日に発表されたモバゲー小説大賞で優秀賞に選ばれた作品が、あるアドベンチャーゲームのシナリオに酷似していたという問題。
数日後に作者の意向により受賞を辞退した。[3]。
[編集] 健全化への取組
2007年12月20日より未成年ユーザーのミニメール使用が一部規制されるようになった。13歳未満のユーザーはミニメールが使えなくなり、14歳以上18歳未満のユーザーは、自分との年齢差が±2歳の人としかミニメールのやり取りができなくなった[4]。 これに対する不満も大きく、撤廃を求めるユーザーも多い。
[編集] 監視体制
以上のようなことから、監視体制を強化するため2008年4月に新潟県新潟市にCSセンターを増設し、東京のCSセンターと合わせて450人体制でサイトの監視に当たっている(1サイトとしては日本最大級)。管理画面上から特定のキーワードや直メールアドレス等を検索、見つかった場合には高い確率でペナルティーを受ける仕組みとなっている。とりわけメールアドレスの交換は出会いだけでなくトラブルの元となる可能性が高いため、より厳重に監視される。
[編集] 掲示板サイトのスパム投稿の問題
一部悪質なユーザーなどが、掲示板サイトなどにモバG(モバゲータウン内での仮想通貨)の取得目的で掲示板に招待用アドレスを張り付けるスパム投稿が相次いでいる。この問題は現在も続いている。
[編集] ブラックリスト
モバゲータウンには「ブラックリスト」という特定の人物を近づけない機能が用意されている。特定の人物をブラックリストに登録すると、登録された側は相手のページの閲覧・書き込みともに不可能になる仕組みである。(当初の機能は書き込みのみ不可で、閲覧は可能だった)
[編集] 運営上のモラル
スポンサーサイト、クリエイター小説などで成人向けのコンテンツが不特定多数に発信されるなど、未成年の保護、サイトの健全化を謳うに際しては矛盾を残す点が多く見られる。(クリエイター小説に関しては、作者の任意により年齢制限が掛けられているが、これはあくまで作者の意向によるものである上、入会時の年齢設定自体が自称なので、実質的な効果は薄い) 又、書籍化されたクリエイター小説に対しては、評価の総数が悪い作品のレビュー欄を運営側で削除するなどの過度な保護を行っており、モラルや倫理面からこれらの行為に対する不満も一部のユーザーの間で燻っている。
[編集] 有料コンテンツ
アバターやゲームなどで、一般会員向けのコンテンツとは別に有料で利用できるものが多数ある。これ自体は運営上なんの問題ないのだが、未成年が多いモバゲータウンでは、自己責任やネチケットへの理解が欠如しているユーザーも多く、これらがサークル内などでのwebmoney取引や、それに際する詐欺行為の横行を引き起こしているのも事実である。運営側には、これらに対する注意の喚起や、取り締まりの強化などの対策が求められる。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ モバゲータウン、PC向けに解放!~コミュニティ機能の閲覧・書込みがスマートフォンやパソコンで可能に
- ^ モバゲータウン 質問広場
- ^ モバゲー小説大賞
- ^ 「モバゲータウン」の健全性維持に向けた取り組みを大幅強化
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月30日 (月) 15:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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