モラリスト

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モラリスト(moralist,仏:moraliste)とは、現実の人間を洞察し、人間の生き方を探求して、それを断章形式や箴言のような独特の文章で綴り続けた人々のことで、特に16世紀から18世紀において活躍したモンテーニュブレーズ・パスカルラ・ロシュフーコー、ラ・ブリュイエールなどフランス語圏の思想家を指す事が多い。こういった人間性探究の姿勢は、フランス文学に脈打つひとつの伝統ともなっているといえる。古代ローマ期の哲人、キケロセネカプルタルコスの影響が大きい。語源もプルタルコスの著書『モラリア 倫理論集』とされる。

他に道徳家、道徳主義者、道学者の意味でも使われるが一般的は、こちらの意味で多く用いている。

フランス文学者河盛好蔵前田陽一の著作紹介が有名である。関根秀雄内藤濯、大塚幸男、齋藤磯雄、田辺保が訳紹介をしている。

[編集] 代表人物

  • ジャン=ド・ラ・ブリュイエール Jean de,La Bruyère (1645-1696) 「カラクテール-人さまざま Les caractères」 訳書は複数ある。
  • ヴォーヴナルグ、 Vauvenargues (1715-1747)  「省察と箴言 Oeuvres Choisies」 
  • ニコラス・シャンフォール Nicolas Chamfort (1740-1794) 「格言と反省 Maximes et pensées」
  • アントワーヌ・リヴァロル Antoine Rivarol (1753-1801) 
王党派のジャーナリスト、サント・ブーヴによる作家論がある。
  • ジョセッフ・ジュウベエル、Joseph Joubert (1754-1824) 「思想は魂とともに Pensées et lettres」  
ポール・オースターが英訳している
The notebooks of Joseph Joubert a selectiontranslated and with an introduction by Paul Auster (New York review books classics)
  • アラン(本名はエミール=オーギュスト・シャルティエ) 訳書は文庫などで多数
  • アンドレ・モロワ ※アランの弟子で訳書多数

最終更新 2009年9月24日 (木) 01:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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