モンスターハンター ポータブル

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モンスターハンター ポータブルMonster Hunter Freedom)は、2005年カプコンから発売されたプレイステーション・ポータブル用ハンティングアクションゲーム、およびそのシリーズ作品である。この記事では、モンスターハンター ポータブル、モンスターハンター ポータブル 2nd、モンスターハンター ポータブル 2ndGについて扱う。

目次

[編集] 概要

プレイステーション2用ゲームとして発売された「モンスターハンターG」をプレイステーション・ポータブル(PSP)用に発売した作品。PS、PS2用ゲームのPSP化は珍しくなかったが、単なる移植ではユーザーは買わないだろうとの開発側の判断から各種の新要素が追加された。PS2版では複数人数でプレイ(マルチプレイ)しようとするとマルチマッチングBBとの契約が必要だったが、PSP版では本体とソフトさえ持ち寄れば簡単にマルチプレイが可能になった。このため、口コミでジワジワとプレイヤー数が広がって行き、PS2版を大きく上回る売り上げを達成(モンスターハンターは30万本程度の売り上げだった)。ベスト版を含むとシリーズ初のミリオンヒットを達成した。

続くモンスターハンターポータブル2ndは170万本、モンスターハンターポータブル2ndGは350万本を達成しPSPソフトとしては最も売れたタイトルとしての記録を更新している。

[編集] モンスターハンター ポータブル(MONSTER HUNTER PORTABLE)

モンスターハンター ポータブル
MONSTER HUNTER PORTABLE
ジャンル ハンティングアクション
対応機種 プレイステーション・ポータブル (PSP)
発売元 カプコン
人数 1人(アドホック通信接続時は最大4人)
メディア UMD1枚
発売日 通常版:2005年12月1日
Best版:2006年8月3日
100万本突破Best版:2007年4月26日
価格 通常版:5040円
Best版:3129円(税込)
100万本突破Best版:2079円
対象年齢 CERO: C(15歳以上対象)
売上本数 約100万本(Best版含む)
その他 PSPアドホック通信モード対応
PSPインフラストラクチャ通信モード対応(無線LAN対応)
アドホック・パーティー対応
ドルビープロロジックII対応
  

2005年12月1日発売。MHGをベースに、村の中で栽培や採掘、採取が行えるココット農場や、従来の食事システムを拡張したアイルーキッチン等、システムの拡張が行われ、更に2に登場する一部の武具が追加されており、片手剣・双剣・大剣・ランス・ハンマー・ボウガン が使用可能。海外での呼称は「Monster Hunter Freedom」。

PSPには従来の右スティックに当たる入力装置がない為、ボタン入力のみで攻撃を行うようになっている。基盤となったMHGに比べて武器の攻撃力が全体的に高く、モンスターの体力が低く調整されており、全てのクエストがオフラインで遂行出来る。

マルチプレイはアドホック通信にのみ対応しており、インターネットを通じての通信プレイは本来不可能だが、「Xlink Kai」(非公式)というソフトウェアを用いる事でパソコンとネット回線を介してプレイ可能になる為、インターネットを通じてマルチプレイを行なえる。

MHGの移植版であるが、「伝説のガンナー」と呼ばれる人物が村におらず、ハンターに復帰したことになっている点など、ゲーム中である程度の時間が経過した事になっている。村人の会話内容は前作までと大きな変化はない。

日本ゲーム大賞2006年度特別賞を受賞。2007年にMHP2発売に合わせて低価格化され、累計販売本数が100万本を突破した。

[編集] モンスターハンター ポータブル 2nd(MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd)

モンスターハンター ポータブル 2nd(セカンド)
MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd
ジャンル ハンティングアクション
対応機種 プレイステーション・ポータブル
発売元 カプコン
人数 1人(アドホック通信接続時は最大4人)
メディア UMD1枚
発売日 2007年2月22日
価格 5229円
対象年齢 CERO: C(15歳以上対象)
売上本数 約164万本(2009年6月現在)
その他 PSPアドホック通信モード対応
アドホック・パーティー対応
サラウンド音声出力対応
  

2007年2月22日発売。MH2をベースにMHPの続編として発売された。MHPのような移植作品ではなく、MH2から世界観を受け継いだ新作となり、拠点はポッケ村という新しい村となった。村の立地が雪山近辺のため、今作における最初の狩場は雪山となっており、MH2では雪山に行けるのは中盤以降であった事を踏まえて難易度は調整されている。その他のフィールドにおいても、MH2では一方通行だった崖などが上り下り可能となり、遠回りする必要がなくなった。後述するBGロードの採用で、エリア切り替えの際のロード時間も短縮されている。上位クエストにおける雑魚モンスターの無限発生や、新規追加武器のバランスも調整された。

MH2までに登場したモンスターに加え、新モンスターのティガレックスアカムトルムが登場した。ヤマツカミは登場せず、前作まで「白ランポス」「ランポス亜種」と呼ばれていたモンスターにギアノスという正式名称が与えられるなどの変更点も見られる。武器にはMH2同様、MHPの武器に「太刀」「狩猟笛」「ガンランス」「弓」が追加され、全11種になる。MHP同様のアイルーキッチン、農場も登場し、アイルーキッチンにはよろず焼き、農場にはトレニャーとそれぞれ新要素が追加された。「トレジャーハンターズ」はトレジャーハンターとなり1人でプレイできるようになり、ギルドカードのページ数が6ページに、自宅だけでなく農場や集会所、アイルーキッチンにもアイテム限定の小型アイテムボックスが置かれるようになった。装備変更は従来どおり自宅のアイテムボックスのみで行う。

クエスト中のエリア間の移動の際にかかるロード時間を短縮する為、BG(バックグラウンド)ロードという機能が追加された。BGロード使用時はバッテリーの消費が激しく、PSPをACアダプタに繋げておく事が推奨されており、機能のON、OFFも設定できる。キャラクターの行き来が早すぎてロードをする前にマップ移動に入った場合等、条件によってはロード時間の短縮が行われない場合もあるが、BGロードがON状態であれば、ロード時間は最短で1秒を切る。新型PSPにはキャッシュ機能があり、既に訪れたことがあるエリアではロード時間が従来の1/3ほどになる。

MHPと同様、非公式ながらXlink Kaiでのオンラインプレイは今作でも可能。(MHPの項を参照)

2007年3月6日には、国内PSP初となる累計出荷本数100万本を達成した[1]。『Wii Sports』と共に日本ゲーム大賞2007年度大賞受賞。

[編集] モンスターハンター ポータブル 2nd G(MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G)

モンスターハンター ポータブル 2nd G(セカンド ジー)
MONSTER HUNTER PORTABLE 2nd G
ジャンル ハンティングアクション
対応機種 プレイステーション・ポータブル
発売元 カプコン
人数 1人(アドホック通信接続時は最大4人)
メディア UMD1枚
発売日 通常版:2008年3月27日
Best版:2008年10月30日
価格 通常版:4800円
ハンターズパックG:25800円
Best版:3140円
新米ハンターズパック:21000円
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
売上本数 約350万本(2009年10月現在・廉価版との合算)
その他 PSPアドホック通信モード対応
アドホック・パーティー対応
ドルビープロロジックII対応
  

2008年3月27日発売。MHP2のアップグレード版。武器や防具、アイテムは前作から一部を除き、引き継ぎ可能。ただし、一部能力等が調整されている。新システムとして、狩りにアイルーを連れて行けるオトモアイルーが、またMHGでも存在した、上位クエストよりも難しいG級クエストが追加された。上位よりもモンスターの能力が上昇しているが、その分入手できる素材もグレードアップし、より強力な武器が作れるようになった。

MHPまでに登場した旧フィールドや、MHFからの新フィールド樹海を登場させている他、前作には出現しなかったヤマツカミや、新モンスターとしてナルガクルガババコンガ亜種ダイミョウザザミ亜種ショウグンギザミ亜種ドドブランゴ亜種ウカムルバスなどが登場する。これらに加え、MHFからはヒプノックヴォルガノスが登場。今までの怒り状態から更に怒って身体に雷を帯びたラージャン(激昂)も登場。また、ほぼすべてのモンスターに攻撃方法の追加、調整がなされている。装備面では新たにG級ハンター用防具としてXシリーズZシリーズが追加された。これらの防具は髪の色のように3種類のカラーバランスの設定で、一部の色を変えることが出来る。武器については各武器種ごとに細かな性能の調整も行なわれている。

今作ではシステム的な側面においても変更されている部分があり、メディアインストール機能では、一部のゲーム情報をあらかじめメモリースティックに保存しておくことで、UMD単体からデータを読み込む場合と比べてロード時間を短縮することができる。MHP2で採用されたBGロードも継承され、この二つを組み合わせることによってロード時間がさらに短縮された。戦闘時のBGMはMH2のものからMHFのものへ変更されている。

アドホック・パーティー」では、Playstation NetworkでのHNを使用し、プレイステーション3を経由して、アドホック・モードでも離れた場所にいるプレイヤーと通信プレイが行える。また、プレイステーション3を経由しなくとも、MHP、MHP2と同様に「Xlink Kai」(非公式)というソフトウェアを用いる事でパソコンとネット回線を介してプレイ可能になるため、インターネットを通じてマルチプレイを行なえる。

2008年4月1日には、100万本出荷が公式に発表され、PSPのシリーズとしてはMHP、MHP2に次いで、3作連続で100万本出荷を達成した。発売から6日での100万本出荷はシリーズ通して初となる。その後4月25日プレスリリースよりPSPのソフトでは最多となる200万本出荷が発表された。2009年7月にはBest版を含めた累計出荷数が350万本に達成[2]。後にベスト版も100万本を売り上げ、実売本数も通常版と合算で350万本となった。『Wii Fit』と共に日本ゲーム大賞2008年度大賞受賞。

PSP-2000本体(特別カラー)とアクセサリーを同梱した「ハンターズパックG」もソフトと同時発売された。シリーズ最速(約7ヶ月)のthe Best作品でもある(2009年現在)。2009年7月23日には、PSP-3000本体(レッド・ブルー)を同梱した「新米ハンターズパック」が発売された。(PSPJ-30006,PSPJ-30007)

[編集] モンハン日記 ぽかぽかアイルー村

アイルーを主人公としたスピンオフ作品。2009年10月25日のモンハンフェスタ'09決勝大会で発表された[3]

[編集] 脚注

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月3日 (火) 01:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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