ヤク
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| ヤク | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 保全状態評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Bos grunniens Linnaeus, 1766 |
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ヤク | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Yak |
ヤク(英:Yak、チベット語:གཡག་ g-yag、学名:Bos grunniens)はチベット高原に生息するウシ科ウシ属の動物。
目次 |
[編集] 概要
体長2.9m、体重500kg程度。高地に適応しており、体表は蹄の辺りまで達する黒く長い毛に覆われている。換毛はしないため暑さには弱い。肩がコブ状に盛り上がっている。オス、メス共に長い角をもち、長さは1mに達する。鳴き声は低いうなり声であり、ウシの様に「モー」とは鳴かない。
野生のヤクはカシミール高原からチベット高原にかけての標高3,500-4,500m程度の高地に生息している。野生での生息数は少ない。
[編集] 利用
ほとんどのヤクが家畜として、荷役用、毛皮用、乳用、食肉用に使われている。中国では、チベット自治区のほか、青海省、四川省、雲南省でも多数飼育されている。
ヤクはチベット語に由来するが、チベット語では雄のヤクだけを指す言葉で、メスはディという。
チベットでは、ヤクの乳から取ったバターを灯明に用いたり、塩とともに茶に溶かしたバター茶が飲まれている。また、チーズも作られている。
食肉用としても重要で、脂肪が少なく、赤身が多く、味も良いため、中国では比較的高値で取引されている。 糞は乾かして燃料として用いられる。
[編集] 日本での利用
ヤクの尾毛は日本では兜や槍につける装飾品として武士階級に愛好された。 尾毛をあしらった兜は輸入先の国名を採って「唐の頭(かしら)」と呼ばれた。 特に徳川家康が「家康に過ぎたるものが二つあり、唐の頭に本多平八」と詠われたほど好んだ為に、 江戸時代に入って鎖国が行われてからも清経由で定期的な輸入が行われていた。
幕末になって江戸城が新政府軍に接収された際、収蔵されていたヤクの尾毛は 黒毛が薩摩藩、白毛が長州藩、赤毛が土佐藩の手に渡り、三藩の指揮官クラスの軍帽として使用された。 (肥前藩などの他藩も分配を要求したが拒否された)
黒毛の軍帽を黒熊(こぐま)、白毛の軍帽を白熊(はぐま)、赤毛の軍帽を赤熊(しゃぐま)と呼ぶ。 [1]
[編集] 脚注
- ^ 海音寺潮五郎 『江戸開城』 新潮文庫 など



