ヤンキー (不良少年)
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ヤンキーとは、気性が激しく、素行がよくない少年や少女を指すが、少年期を越しても継続する者もいる。口伝えで広まった言葉のため、「不良」「チンピラ」「不良軍団」など意味が広く取れ、またそのせいで使用者の立場を選ばないことから広まった。
- 加筆、編集の際には『Wikipedia:すぐに古くなる表現は使わない』にも注意のこと。
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[編集] 語源
語源は諸説あって確定しておらず、不良少年らがケンカの際に乱暴に河内弁風の「〜やんけ(=〜じゃないか)」という語尾を使うことから「やんけ言い」→「やんきぃ」(「き」にアクセント)と呼ぶようになったとも、「ヤング・キッズ」の略であるとも言われる[要出典]。アメリカ人を意味するヤンキー(Yankee、「ヤ」にアクセント)との関連の有無は不明である。
1970年代-1980年代前半に、大阪市南区(現中央区)のアメリカ村で売られていた派手なアロハシャツと太いズボンを好んで着る不良少年を「ヤンキー」と呼んだとされる[要出典]。
その頃、同じく南区のヨーロッパ村でたむろしていた不良少年をヤンキーと区別し「ヨーロピ」もしくは「ヨーロピィ」と呼び、そのファッションも若干異なっていたがヤンキーの隆盛と共に衰退同化した。
1983年に歌手の嘉門達夫がリリースしたコミックソング『ヤンキーの兄ちゃんのうた』のヒットで日本全国に広まった。
「ヤンキー」はテレビなどメディアの影響等もあって、全国的に広まった。
[編集] ヤンキーファッションの変遷
[編集] クラシック
1980年代から1990年代初頭にかけて、不良少年少女全般を指して「ヤンキー」と呼んだ。またこれらを“古典的なヤンキー”の意で「クラシックヤンキー」と呼ぶ。当時のクラシックヤンキーの男性はリーゼントに幅の広いズボンや、主に紫色をベースにした派手な柄のシャツ等で見た目から判りやすく、2009年現在の不良とはスタイル、ファッション共に隔世の感がある。足下は、派手なヒール付きサンダル、もしくは雪駄を好んで履いていた。2009年現在の若者達の感覚ではヤンキーとは昔の不良の事を指し、同年代に使用する場合も、遅れたファッションセンスの不良を揶揄して呼ばれるが、一方では「ヤンキー的なるもの」は脈々と受け継がれ、形を変えつつ「新たなるヤンキー」が生まれつつある(後述のヒップホップヤンキー以降の流れ参照)。
日本のロックバンド氣志團は「ヤンク・ロック」を標榜、クラシックヤンキーの衣装・意匠を用いているが、構成員自体がヤンキーあるいはそれに類するメンタリティの持ち主というわけではなく、あくまで80年代リバイバルのネタとしてであるに過ぎない[要出典]。
[編集] ニューウェーブ
バブル崩壊から1990年代末にかけて、カラーギャングやチーマーといった新しいスタイルのヤンキー、「ニューウェーブヤンキー」が台頭。しかしファッションに若干のセンスアップが見られるだけで、基本的にそれまでのヤンキーと同じようなメンタリティや行動原理を有するとされる。ファッションは主にハードロック系のアメカジスタイルが主流。ただしこのムーブメントは後の「ヒップホップヤンキー」の登場への布石となる。
[編集] ヒップホップ
2000年代には、アメリカの低所得者層の不良子弟(→ギャングスター)のそれに似た様式が日本に流入し、日本の古典的ヤンキースタイルとは一線を画している。ヒップホップのスター達が主として取り入れていたスタイルをそのまま真似たようなファッション、いわゆるヒップホップ系ファッションをしたヤンキーを「ヒップホップヤンキー」と呼び、そして前述のクラシックヤンキーと区別する向きもある。
ヒップホップヤンキーの代表的なファッションは、オーバーサイズのジャージやジーンズなどのボトムのウェストを、サスペンダーで釣って股下までずり下げ着用する「腰履き」が主流である。また、これをファッション誌等のメディアでは、「B系」と称する場合が一般的であるが、その場合は必ずしもヒップホップヤンキーの事を指す表現ではない(B系記事参照)。
ただし2009年現在では、着用の際の工夫を凝らさずともあらかじめ腰履きに見える手軽さと履き易さが特徴である「ヒップホップジーンズ」やサルエルパンツなどが好まれている。かつてクラシックヤンキーが好んで履いた「ボンタン」との類似点が指摘されている。ただ、このスタイルは、一見してヤンキー的メンタリティを持ち合わせていないと思われる若者の間にも広く受け入れられ、外見的にはヤンキー、ヒップホップ愛好者、そのどちらでもない一般人の区別があいまいで困難になった。
[編集] ネオヒップホップ
前述のヒップホップヤンキーから派生した「ネオヒップホップヤンキー」と呼ばれるスタイルが2004年前後から台頭してきた。 髪型はホスト系(ヴィジュアル系)、上半身(トップ)は裏原宿系、下半身(ボトム)はヒップホップ系といういでたちが未成年者を中心に流行した(これは「ギャル男系」と呼ばれるファッションとも類似点が多数見受けられる。)。
これらの現象は、前述の「外見上のヤンキーか否かの区別があいまいになった状況」を象徴する現象といえる。 クラシックともいえるヤンキー的スタイルになお別の潮流のスタイルを取り入れることでヤンキーファッションは進化を続けた。 そしてこれらのネオヒップホップヤンキースタイルが、2009年現在の最新ヤンキーファッションである「お兄系」の流行へと繋がっていく。
ヤンキーのメンタリティ、精神性は今も昔も変わらない。好むものの傾向は従来のステレオタイプに収まらない多様化が進んでいる(たとえばコスプレをする暴走族などかつてはまったく接点がないと思われていたおたく趣味を持つヤンキーの出現)ものの根本的にはそれほど変化していないが、外見や消費傾向などの枝葉の部分は今もなお、変化を続けている。
[編集] ヤンキーの消費動向の事例
ヤンキーには自動車を愛好する者が多い。ヤンキーが好む車種として中古の国産高級車、ソアラ、クラウン、セルシオ、シーマ等、オートバイはネイキッドタイプ、スクーター、旧車などが多い。ヤンキーが嗜好する車を指して「ヤン車」「VIPカー」とも呼ばれる。ボディカラーは黒色が多い。
また、2009年現在では、ヤンキーが好む車種も変遷し、アメリカ車のハマーH2や、リンカーン・ナビゲーターが憧れとされる[要出典]。ただ現実には購入費や維持費の問題もあり、中古のシボレー・サバーバンや、アストロ、国産のミニバンやSUV(エルグランド、アルファード、オデッセイ、ランドクルーザー、パジェロなどの大型で高級あるいはスポーツタイプが多い)、軽自動車(ワゴンRなどの軽トールワゴンタイプが多い)をVIPカー仕様に改造し乗用している。所得の問題もあり、近年はビッグスクーターの改造車や親の車を無改造で使用したり、車や単車等を所有していない若者も多い。
他にも、高価なAVシステムやハイドロ(油圧式車高調整機構)を搭載する趣味でワゴンやアメ車を好むB-BOYの乗るローライダーやラグジュアリースポコン等もあり、これらもまたヒップホップカルチャーの一つであるが、日本のヒップホップヤンキーと必ずしも密接な関わりがあるわけではないと指摘する向きもある[誰?]。
[編集] ヤンキーが登場する作品
[編集] 漫画・アニメ
- ヤンキー - 山本よしふみ
- ビーバップハイスクール - きうちかずひろ
- 湘南爆走族・荒くれKNIGHT - 吉田聡
- シャコタン☆ブギ - 楠みちはる
- ヤンキー烈風隊・麗霆゛子(レディース) - もとはしまさひで
- 名門!多古西応援団・特攻の拓 - 所十三
- 湘南純愛組! - 藤沢とおる
- 嗚呼!!花の応援団 - どおくまん
- ろくでなしBLUES・ROOKIES - 森田まさのり
- 押忍!!空手部 - 高橋幸二
- ヤンキー君とメガネちゃん - 吉河美希
- カメレオン - 加瀬あつし
- ゼロセン - 加瀬あつし
- ジゴロ次五郎 - 加瀬あつし
- 今日から俺は!! - 西森博之
- クローズ・ワースト - 高橋ヒロシ
- 工業哀歌バレーボーイズ - 村田ひろゆき
- エリートヤンキー三郎 - 阿部秀司
- 天上天下
- ヤヌスの鏡
[編集] 映画・TVドラマ
- 下妻物語 (映画) - 原作嶽本野ばら、主演深田恭子、土屋アンナ
- 池袋ウエストゲートパーク (テレビドラマ) - 主演長瀬智也
- ごくせん、ごくせん (テレビドラマ) - 原作森本梢子 - 沢田慎など
- ヤヌスの鏡
など
[編集] 雑誌
- ティーンズロード (廃刊)
- チャンプロード
- SOUL Japan
- VIPCAR
[編集] 書籍
- ヤンキー今昔物語 - 芸文社 - ジャパンオリジナル・ヤンキー文化決定版書籍。
- ツッパリ少年少女カタログ - ミリオン出版
- 積木くずし - 穂積隆信 - 桐原書店
- ヤンキー文化論序説 - 五十嵐太郎編著 - 河出書房新社
[編集] ゲーム
- 喧嘩上等! ヤンキー番長 - プレイステーション2
- 族車キングシリーズ
- 熱血硬派くにおくん
- 疾走、ヤンキー魂。
- 喧嘩番長シリーズ
[編集] 関連性のある人物
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月15日 (日) 13:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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