ユングフラウ鉄道
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| ユングフラウ鉄道 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アイガー北壁付近を走るユングフラウ鉄道
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| 路線総延長 | 9.3 km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 軌間 | 1000 mm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 電圧 | 1125V (三相交流) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 最大勾配 | 250 パーミル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ラック方式 | シュトループ式 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ユングフラウ鉄道(Jungfraubahn)はスイスの登山鉄道。19世紀末から20世紀初頭にかけて建設された。終着駅のユングフラウヨッホは、ヨーロッパで最も高い場所に位置する駅である(海抜3454メートル)。なお、案内上はインターラーケンからユングフラウヨッホに至る3つの鉄道(ベルナーオーバーラント鉄道(BOB)、ヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)、ユングフラウ鉄道(JB))の総称として、ユングフラウ鉄道(Jungfraubahnen)の呼称を用いることも多い。乗車券などは3つの鉄道共通で、インターラーケン~ユングフラウ間の共通乗車券が発券される。
目次 |
[編集] 概要
全長9.3キロメートル。三相交流電化1125ボルトで軌間1000ミリ。シュトループ式のラックレールを用いたラック式鉄道。最大勾配は250パーミル。日本で最も急な勾配がある区間より、さらに3倍ほど急な傾斜である。クライネ・シャイデック駅を出発すると、アイガー、メンヒ両山の山中をトンネルで通過し、ユングフラウの途中にあるユングフラウヨッホ駅まで登る。所要時間は約50分程度。しかし、電車に乗っているほとんどの時間はトンネル内であり、風光明媚な景色が常に車窓から見られるわけではない。旅客を運ぶだけでなく、ユングフラウヨッホの諸施設のための水なども運搬する。
[編集] 歴史
19世紀前半、イギリスで鉄道が開通したことを皮切りに、ヨーロッパ各地で鉄道の敷設が進んだ。その多くは産業革命の進展と結びついたものであったが、交通網の拡大にともなって鉄道旅行が人々の余暇の過ごし方の一つとなった。こうした中、スイスへの観光客は増加の一途をたどり、19世紀後半より観光目的の登山鉄道がスイス各地で敷設されることになった。
既に1860年代より、ユングフラウを登る鉄道を敷設しようとする構想は示されていたが、資金的な問題などで実現不可能と思われていた。しかし、19世紀末までには資金繰りのメドがたち、1896年よりユングフラウ鉄道の建設が開始された。アイガー、メンヒ両山の内部をトンネルで通過するために蒸気機関車の使用が困難であり、電車を用いることになった。(電気は豊富な水を利用した水力発電で供給された。)
1898年までにアイガー山麓(アイガーグレッチャー駅)までの路線を完成させ、部分的ながら営業が開始された。その後、堅い岩盤に苦しみながらも建設は進み、1912年8月にユングフラウヨッホ駅が開かれた。
建設期間中は、ユングフラウの山頂まで鉄道やロープウェイを建設する構想もあったが、資金の限界・観光客が高山病を発症するリスクなどを考えて、途中のユングフラウヨッホを終着駅とすることになった。山中のトンネルから外の景色を見るための展望台を設ける構想は、設計者のA.G.ツェラーによるものだが、彼自身は鉄道の開通前に死去した。
[編集] 駅
- クライネ・シャイデック駅(Kleine Scheideg)
- ユングフラウ鉄道の始発駅で、ヴェンゲルンアルプ鉄道との乗換駅である。
- インターラーケン東駅(インターラーケン・オスト駅)からは、ベルナーオーバーラント鉄道、ヴェンゲルンアルプ鉄道を乗り継いで到達する。駅名はドイツ語で「小さい峠」の意味。
- ヴェンゲルンアルプ鉄道は、ラウターブルネン~クライネ・シャイデック~グリンデルヴァルト間を結ぶラック式鉄道であるが、客車の方向固定(座席が勾配の上側と下側で異なる)と、常に勾配の下り側を電動車とする運転方式のため、サミットであるクライネ・シャイデック駅を越えて運転する列車はない。そのため、当駅は実質3路線が乗り入れる駅である。
- 常に乗換えの観光客で賑わっているが、駅前には古い山岳ホテルがありここに宿泊すれば、最終列車が下りた後に静かな周辺散策ができる。
- アイガーグレッチャー駅(Eigergletscher)
- アイガーヴァント駅(Eigerwand)
- 駅名は「アイガーの壁」を意味する。三大北壁のひとつで、いままでに多くの登山家の命を奪った「アイガー北壁」として知られる。トンネル内のホームに列車が数分間停車するので、その間に歩いてすぐの展望台から、ガラス窓越しに切り立った崖を眺めることができる。なお、基本的に当駅で数分間の停車を取るのはユングフラウ方面への登り列車のみである。
- アイスメーア駅(Eismeer)
- 駅名は「氷の海」を意味する。アイガーヴァント駅と同様の構造の駅で、同じく数分間停車するので、展望台から氷河を眺めることができる。アイガーヴァント駅同様、観光のための停車は登り列車のみである。
- ユングフラウヨッホ駅(Jungfraujoch)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年7月25日 (土) 05:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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