ライオン (企業)

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ライオン株式会社
Lion Corporation
ロゴ
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4912
略称 LION
本社所在地 〒130-8644
東京都墨田区本所一丁目3番7号
電話番号 03-3621-6211
設立 1918年9月3日
業種 化学
事業内容 洗剤石鹸歯磨き医薬品
代表者 代表取締役社長 藤重貞慶
資本金 344億3,372万円
(2008年12月31日現在)
売上高 単体2,664億円、連結3,382億円
(2008年12月期)
純資産 単体885億円、連結1,005億円
(2008年12月31日現在)
総資産 単体2,410億円、連結2,674億円
(2008年12月31日現在)
決算期 12月31日
主要子会社 ライオングループ参照
外部リンク www.lion.co.jp
  
ライオン本社社屋。東京都墨田区本所(旧ライオン歯磨本社)

ライオン株式会社(英称:Lion Corporation)は、洗剤石鹸歯磨きなどトイレタリー用品、医薬品化学品を手がける日本の大手メーカー。本社は東京都墨田区本所東京証券取引所第一部上場。

なお、事務機器のライオン事務器や菓子メーカーのライオン菓子は関連会社ではない。[1]

目次

[編集] 概要

明治24年(1891年)10月に小林富次郎によって設立された。化粧石鹸、洗濯用石鹸を出発点として、明治29年(1896年)に粉ハミガキ「獅子印ライオン歯磨」を発売した。現在、東京証券取引所第一部に上場、本社は東京都墨田区本所1-3-7にある。

また、みずほグループ(旧・三金会←十五社(日本勧業銀行系)会)の一員でもある。

事業分野的で花王が最大の競争相手企業になる。競合するほとんどの商品シェアは花王に次ぐ第二位であるが、創業品目の歯磨きは現在でもトップシェアを誇る。

商品開発力はかなり高く、1966年に発売されたローションタイプの台所用洗剤「ママレモン」が、台所用洗剤の代名詞としてあまりにも有名な存在である。さらに、「ライポンF」(現在は業務用のみ)は、実は世界初の台所用洗剤である(社史に掲載されている)。

戦前の一時期、プロ野球ライオン軍」(現在の横浜ベイスターズの系譜の前身)のスポンサーとなり、戦後パシフィック・リーグ(パ・リーグ)を中心に野球との関わりが強い時期があった。ちなみに戦後パ・リーグ発足とともに設立された西鉄ライオンズ(設立当初は西鉄クリッパース)とは資本上の関係はないが、「ライオン」で共通することから宣伝面でのタイアップを申し出て球団歌「西鉄ライオンズの歌」を贈呈している。

社名は、「獅子印ライオン歯磨」がヒット商品になったことに由来する。これは、当時「象印歯磨」・「キリン歯磨」などといった動物名を付けた歯磨剤が世間に広く流通していたため、百獣の王を指し丈夫な牙を持つ「ライオン」が、歯磨剤のネーミングとして相応しいということで採用に至ったものとされる。

テレビCMでは、最後に「ライオンから」の言葉とともに、キャッチフレーズを添えた「LION」のロゴがサウンドロゴと共に出るが、一部の商品のCMでは省略され、画面右上にキャッチフレーズを添えた「LION」のロゴマークを小さく表示している。一般用医薬品のテレビCMでは、15秒CMが多く、CMの終わりに画面右上に「LION医薬品」と表示している(「バファリン」の30秒CMでも表示)。但し、商品によっては「LION」のみの表示もある。

[編集] 略歴

  • 1891年10月30日 - 小林富次郎商店開設
  • 1910年 - 「合資会社ライオン石鹸工場」を設立
  • 1918年9月 - 「株式会社小林商店」(T.Kobayashi & Company)を設立
    ※会社概要では、この1918年を設立年としている
  • 1919年 - 「ライオン石鹸株式会社」(Lion Soap Co., Ltd.)を分離
  • 1940年 - 「ライオン石鹸株式会社」を「ライオン油脂株式会社」(Lion Fat & Oil Co., Ltd.)に改称
  • 1949年 - 「ライオン歯磨株式会社」(The Lion Dentifrice Co., Ltd.)に社名変更
  • 1975年 - ニチバンから海外の絆創膏ブランドであったサビオの日本国内での販売権を譲り受け、新規に発売(現在は絶版)。
  • 1980年1月1日 - ライオン歯磨とライオン油脂が対等合併し(新)「ライオン株式会社」発足 それを記念してTBSから全民放テレビ局(びわ湖放送除く)に向けて「ライオンスペシャル・'80年未来をこの手に!」が放送された
  • 1985年 - 藤沢薬品工業(現・アステラス製薬及び第一三共ヘルスケア)の家庭用品事業(パイプマン・ピコレット・油っ固)を譲受
  • 1991年 - 創業100周年を機にコーポレートアイデンティティ導入、現在の「LION」ロゴに変更
  • 1996年 - 通産大臣(現・経済産業大臣)表彰「消費者志向優良企業賞」を受賞
  • 2003年 - マコーミックブランドの販売権をミツカンに譲渡
  • 2004年 - 韓国CJグループの生活用品部門を譲り受け、韓国での商号をCJライオンとする
  • 2004年12月29日 - 中外製薬の一般用医薬品・医薬部外品(グロンサン・グロモント・新中外胃腸薬・バルサンなど。一時期MSD社との合弁会社から発売していたことがある)の製造・販売権等を譲受、ただし事業として重複する外用鎮痛剤(ゼノールブランド)は譲受せず(ゼノールブランドは大鵬薬品工業に譲渡)
  • 2006年 - 子会社ライオンビルメンテナンス株式会社の全株式を日本管財株式会社に譲渡する(社名は株式会社管財ファシリティとなる)
  • 2007年 - 第16回地球環境大賞を受賞
  • 2007年7月31日 - ブリストルマイヤーズ・ライオン(ブリストル・マイヤーズスクイブとの合弁)から、バファリンとエキセドリンの商標権を譲受

[編集] 歴代のキャッチフレーズ

  • 1966年 - 1979年 - 「美しい明日をつくる」(ライオン歯磨・ライオン油脂時代)
  • 1980年 - 1990年 - 「おはようからおやすみまで、暮らしをみつめる」(ライオン歯磨・ライオン油脂合併直後)
  • 1991年 - 1999年 - 「いつも暮らしの中に」(同時に社名表記が現在の「LION」に)
  • 2000年 - 2004年 - 「あしたに、あなたに
  • 2005年 - 現在 - 「おはようからおやすみまで、くらしに夢をひろげる

番組に90秒以上、もしくは一社提供時は、このキャッチコピーが表示・クレジットされる。

[編集] 主な商品

ライオン製品一覧」を参照

[編集] ライオングループ

  • プラネット
  • ライオンケミカル
  • ライオンビジネスサービス
  • ライオンハイジーン
  • ライオン商事
  • ライオンパッケージング
  • ライオンエンジニアリング
  • レオフィールド
  • ライオン・フィールド・マーケティング
  • ライオン流通サービス
  • ライオン歯科材
  • ライオンコーディアルサポート
  • 一方社油脂工業
  • ライオン・アクゾ
  • ケッチェン・ブラック・インターナショナル
  • カルプ工業
  • ライオン歯科衛生研究所
  • 株式会社創文

[編集] かつてライオングループだった企業

  • ヘンケル ライオン コスメティックス(現・シュワルツコフヘンケル、旧山発産業) - 「パオン」「フェミニン」「マロン」「フレッシュライト」などを出していた山発産業を2000年にシュワルツコフヘンケルの親会社であるドイツのヘンケルグループが買収、その山発産業にライオンは資本参加していた。債務超過の状態が解消されなかったため、2004年にライオンが契約を更新しなかった。なお、現在もライオンが株の15%を保有している(2005年4月現在)。
  • アンネ - 生理用品(ナプキン)の製造・販売。1961年11月、吸収力が高く、水洗トイレに流せる「アンネナプキン」を発売。一時期、生理用品の代名詞にもなったが、後発メーカーの台頭もあり、1993年1月、ライオンに吸収合併。「エルディ」の生理用品事業については現在ユニ・チャームに譲渡された。社名は、「アンネの日記」の著者、アンネ・フランクに由来する。
  • ライオンかとり - かつて蚊取り線香(ライオンかとりせんこう)等の殺虫剤を手掛けていた(ただ、元々からライオングループ企業ではなく、1885年に創業し、全くの無関係な会社だったが、1973年、当時のライオン歯磨との業務提携を行って傘下となり、1975年にライオン歯磨との間に国内販売委譲契約を締結)。本社は大阪市に所在していた。1991年にライオングループから離脱、その後ジョンソンの子会社となるが、1999年にジョンソンから離脱して、現在はライオンケミカル(本社・和歌山県有田市)となっており、人的・資本関係は全くない。(注)その後、ライオンの方は、殺虫剤事業は中外製薬から移譲。「バルサン」のブランドを継承し、 2005年に再参入する。
  • ライオン・マコーミック - アメリカのスパイスメーカーマコーミックと合弁していたが、2007年4月1日でユウキ食品に譲渡され、一般食品事業から完全撤退した。また、ライオン・マコーミックが販売していた「李錦記」(香港の食品メーカー)ブランドはエスビー食品に譲渡された。
  • ブリストル・マイヤーズ・ライオン - 米ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)との合弁会社。1962年から「バファリン」「エキセドリン」「ソフネス」を日本で発売したが、2007年、中国を除くアジア・オセアニア地域の「バファリン」「エキセドリン」「ソフネス」の事業をBMSがライオンに売却し、2007年12月をもって清算された。
  • 株式会社創文

[編集] 文化活動

[編集] 提供番組

[編集] 一社提供の番組

[編集] テレビ

全国ネット番組
ローカル番組
  • ライオンのハイサイ新婚さん(沖縄テレビ
  • ライオン天気予報(沖縄テレビなど) - 企業キャラクターであるライオンファミリーが背景画像だった。
  • おはよう朝日です(朝日放送)無知との遭遇(月 - 木)ちょっとスクープ(金)ライオンちゃんの星占い
過去
  • ケンちゃんシリーズ(TBS系列) - 末期に歯磨のみ撤退。のちに油脂も花王と代わる。
  • ライオンお笑いネットワーク読売テレビ日本テレビ系列) - 昭和40年代にかけて平日昼に放送、当時の油脂・歯磨時代に提供。
  • エメロンナイト・レディーファースト(フジテレビ系列) - 油脂のみ提供。
  • ライオンのMy家事ゅある(フジテレビ)
  • テレビ東京系列・土曜22:00 - 枠
    • ライオンのわがまましてます50人
    • ライオンのわがまま夢中船 → チェックTV ライオンのDo you 土曜?
    • ライオンのおしゃべりな夜
  • びっくり新年会(フジテレビ系列)‥1980年前後に放送していた正月特番。生CM有り。 
  • 全国高等学校クイズ選手権(日本テレビ系列) - 夏大会のみ。1992年よりライオンを筆頭にした複数社に移行。
  • ご存じですか(日本テレビ系列) - 2008年3月まで火曜に提供していたが、現在は撤退。番組は木・金曜に放送中。

[編集] 一社提供番組のオープニングキャッチ・エンディングのジングル

1980 - 1991年頃 一社提供のテレビ番組にはライオン独自のオープニングキャッチが放送されていた。

このオープニングキャッチは、ライオンファミリーが登場するアニメーションと、企業ロゴの静止画で構成されていた。番組のオープニングコーナーが終了してCMに入る直前に、ライオンのオープニングキャッチを流していた。また、エンディングにキャッチが放送される番組もあった(『~わがまましてます50人』など)。また、番組によって異なるバージョンもあり、かつての『全国高等学校クイズ選手権』や『びっくり新年会』などでは、30秒にわたって関連企業各社を表示する長時間バージョンが放送された。このジングルの歌詞は「ヘルシー&ミュージック」となっているが、音楽にあまり関係ない番組でもそのままで、変更などは特にされなかった(元々ラジオ用に作られたジングルであるため)。

さらに、TBS系『ケンちゃんチャコちゃん』シリーズや読売テレビ・日本テレビ系『ライオンお笑いネットワーク』(当時は歯磨・油脂の2社体制だった頃)、フジテレビ系の『ライオン劇場』(『ライオン奥様劇場』)では、上記アニメーション以前に制作されていた、ライオンが吠える実写のオープニングキャッチが放送されていた。

[編集] ラジオ

全国ネット番組
ローカル番組
過去
  • 全国ネット番組
  • ローカル番組
    • TBSラジオ
      • 森田公一の青春ベストテン - 油脂のみ提供、「エメロン」名義。のちに明治乳業と代わる。
    • 文化放送
    • TOKYO FM
      • ライオンソープリクエスト - ステレオ歌謡バラエティー内、油脂のみ提供。合併後は『ライオンあなたのリクエスト』に変更。
    • ラジオ大阪
      • ライオン歯磨 悩みの相談室(1958年7月1日 - 27年間放送)
    • 琉球放送
      • ライオンリビングサロン - 9時台に放送されており、1980年代前半に『ライオン奥様劇場』のオープニングで流れたジングルが、コーナーが終了する1990年代末まで放送されていた。その後、冠スポンサーをヤクルトに変更。

[編集] 複数社提供の番組

[編集] テレビ

[編集] 特殊例

[編集] その他

  • 日本テレビ系とフジテレビ系のクロスネット局であるテレビ大分では、読売テレビ月曜ドラマからスポンサーを撤退するまで、全曜日のプライムタイムにライオン提供の番組が含まれていた。その後、2008年4月の『金曜プレステージ』の枠移行とライオン『IQサプリ』移行により金曜枠は消滅。プライムタイムでは月曜・金曜を除く5曜日で提供しており、2000年4月、平日にOBSから移行、ネット放送に切り替わった『ごきげんよう』を放送しているため、全曜日全時間帯においてどこかの番組で番組提供している。またテレビ宮崎でも『ごきげんよう』を放送しているほか、土曜日にはフジテレビ系の番組(『IQサプリ』)を、日曜日は日本テレビ系の番組(『行列のできる法律相談所』)をプライムタイムに放送しているため、そして、山梨放送四国放送でも全曜日でライオン提供の番組が見られる。なおフジテレビ系では2009年2月現在、日曜日のみライオン提供の番組がない(1990年前後に存在した時期はあった)。
  • 札幌テレビ放送では21時台の番組で15秒のカウキャッチャーを放送している。

[編集] CM出演者

[編集] その他

  • LIONを逆さに見ると「NO17」に見えるため、同社は「NO17」も商標登録している。かつては、文化放送制作・同社提供のラジオ番組のタイトルにも使われた。このことは後にプライムタイム時代の筆頭スポンサーであったバラエティ番組『トリビアの泉』(フジテレビ系列)でも取り上げられた。
  • 大正末期から昭和初期にかけて、大阪の通天閣(初代)の塔の側面に「ライオン歯磨」の巨大ネオン広告を掲げていた。
  • 牛乳石鹸はもともとライオン(当時の「小林富次郎商店」)時代に発売されていた。
  • 在日外国人への配慮として、パッケージには英語で製品カテゴリーが書かれている。

[編集] 脚注

  1. ^ グループ・関連会社一覧 - ライオン株式会社
  2. ^ エンディング時に「歯磨いたか」というセリフがあった。スポンサーの中では唯一、番組終了まで提供していた。
  3. ^ 「ねる様」の途中から提供クレジットを自粛し、カウキャッチャーとヒッチハイクでCMを流した。
  4. ^ 途中から30秒枠に降格後、降板。NIPPON LEVER(現・ユニリーバ・ジャパン)と交代)
  5. ^ それ以前は90秒提供だった。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年10月19日 (月) 19:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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