ライガーゼロ

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ライガーゼロ(LIGER ZERO)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 機体解説

オーガノイドシステムは採用せず、完全な野生体をベースとしたライオン型ゾイド。元はガイロス帝国(主にネオゼネバス派)がバーサークフューラーと共に開発した機体であるため、実質的には帝国製ゾイドといえる。

本機の最大の特徴はチェンジングアーマーシステム(以後、CASと表記)によって自由に装備を換装させられる事で、戦局に合わせた幅広い運用が可能である。

[編集] 完全野生体ベース機

戦闘用ゾイドを作る際には一般的に、ゾイドコアをベースにそのゾイドの元の姿と同じような機械の体に組み込むこと、すなわちサイボーグ化することによって作られる。しかし、人工的な培養では生命力は本来よりも低下してしまい、オーガノイドシステムでの培養は操縦が困難になるという欠点を抱えている。野生体ベース機は野生ゾイドのコアをそのまま使用することで上記の問題を解決し、なおかつオーガノイドシステム搭載機に引けを取らない性能を持ったが、その分パイロットの感情やコンディションがダイレクトに機体に伝わるため、パイロットや状況によって能力が大きく変化。また、該当する野生ゾイドは西方大陸などごく限られた場所でしか確保できず、個体数が少ない上に捕獲が非常に困難なこと、さらにCASを採用したことでブレードライガーの3倍以上の製造コストがかかるため、ライガーゼロは量産しにくい機体となってしまった。 この作成方法は姉妹機であるバーサークフューラーや、代役機のケーニッヒウルフにも採用されている。また、エナジーライガーも同じライオン型野生体ゾイドをベースにしている。

[編集] キット

キットは専用に開発された動力部を持ち、単四電池1本で稼動する。足首までの全関節を能動的に駆動するものであり、連動ギミックは下あごの開閉のみ。また、CASを設定どおり再現するために各部装甲パーツは脱着式となっており、全ての装甲パーツを排除した状態(素体)でも歩行及び連動ギミックの作動に支障はない。

素体状態での手動ギミックは、頭部コクピットハッチの開閉(前ヒンジ)、各足の爪の開閉及び尻尾の上下。キット付属のノーマル(タイプゼロ)用の装甲パーツには、頬のたてがみ(冷却器)・腰部ダウンフォーススタビライザー・背部ブースターユニットの開閉及び尾部ビームガンの俯仰の手動ギミックがある。

ちなみにEZナンバーで再発売された時はRZ版と区別するためか頭部の黒塗装が無くなっており、アニメでパイロットを務めたRDのフィギュアが付属するようになった。

[編集] 形態

[編集] タイプゼロ

ライガーゼロ
LIGER ZERO
番号 RZ-041
所属 ヘリック共和国
チーム・ブリッツ(スラッシュゼロ
チーム・マッハストーム(フューザーズ
分類 ライオン
全長 24m
全高 8.3m
重量 85t
最高速度 307km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 レイ・グレック中尉(バトルストーリー
ビット・クラウド(スラッシュゼロ
バン・フライハイト(機獣新世紀・ZOIDS
RD(フューザーズ
武装 ストライクレーザークロー×4
レーザーファング
イオンターボブースター×2
ダウンフォーススタビライザー×2
AZ208mm2連装ショックカノン
AZ108mmハイデンシティビームガン

ライガーゼロの最も基本的な形態。カラーリングは白。野生体としての能力を引き出すため、武装は必要最低限の物にとどめられているが、この形態でもブレードライガーに引けを取らない戦闘能力を誇る。また、本来はニクシー基地に残っていたデータから共和国軍が再現した装備のため、帝国仕様機にも赤いタイプゼロ形態が存在。


劇中での活躍

ゾイドバトルストーリー

レイ・グレック中尉がガイロス帝国のニクシー基地に侵入した際、偶然にも素体状態のライガーゼロを発見するが、ヴォルフの駆るバーサークフューラーに愛機のシールドライガーDCS-Jが破壊され、レイは味方の援護を受けてライガーゼロを奪取し、フューラーと交戦。後にライガーゼロは共和国軍によって量産化され、数多の換装形態が生み出されることとなった。そして暗黒大陸戦争の際には、閃光師団(レイフォース)の主力ゾイドとして共和国軍上陸部隊の先陣を切る活躍を見せている。

ゾイド新世紀スラッシュゼロ

登場当初から既にこのアーマーを装備しており、後続の各種パーツ登場後も作中での重要な戦い(対エレファンダー二戦目、対ブレードライガー初戦)時に使用された。

また、作中での最後の大会であるロイヤルカップでは、バーサークフューラーとの対戦中に落下したジャッジ衛星をパンツァーユニットの一斉攻撃で撃破したため、最後に残ったゼロアーマーを装備しフューラーと交戦。そして、アルティメットXの学習能力を発揮したことでそれまでの戦闘を上回る戦いぶりを披露、最後の激戦に勝利を収めた。

機獣新世紀・ZOIDS

ミュールでの対デススティンガー戦において、ブレードライガー・シーザーのゾイドコアを移植され戦闘に参加するも戦線復帰を強引に早めた結果がたたり、神経回路の生成が万全でない状態で出撃したためゼロアーマーが重荷となり、当初は十分な能力を発揮できなかった。しかし、オルーガの力によってアーマーを強制排除、驚異的な機動力によってデススティンガーの撃破に成功する。また、ジーク融合時におけるストライクレーザークローの威力は、(メリッサ曰く)設計上の限界理論値を超える数値を叩き出している。

その後、ドニー・チェンの依頼でバンのテストを引き受けた海洋虹団(マーレ・アルコバレーノ)の2人が操縦するシュナイダーとイエーガーとの戦闘では、ライガー系ゾイドの弱点を突き、戦闘不能に陥れた。

他物語終盤、バン専用装備を搭載したライガーゼロ・シーザー・ザ・キングが登場。詳細は下記の記事を参照。

[編集] ライガーゼロイエーガー

ライガーゼロイエーガー
LIGER ZERO JAGER
所属 ヘリック共和国
チーム・ブリッツ(スラッシュゼロ
分類 ライオン型
全長 24.1m
全高 10.8m
重量 132t
最高速度 330km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 ビット・クラウド(スラッシュゼロ
ヴィオーラ(機獣新世紀・ZOIDS
武装 大型イオンブースター×2
対物ブレードセンサー×8
マルチブレードアンテナ×2
バルカンポッド×2
エアロフェアリング×4
サイドスラスター×2
フライングバルカンポッド
ストライクレーザークロー×4
レーザーファング

ライガーゼロの高速戦闘形態。カラーリングはネイビー。ライトニングサイクスに対抗するべく生み出されたCASで、背中の可変式大型イオンブースターは上下左右に自在に可動、単に直線スピードの速いゾイドとは比べ物にならない運動性能を誇る(現に公式ファンブック4の戦力評価表においても、運動性能S+を誇る機体はイエーガーのみである)。しかし、高速性能に追求する過程で軽量化が施されたため、防御面ではタイプゼロに劣り、攻撃力の面でも他の換装機に比べると芳しくない。


劇中での活躍

ゾイド新世紀スラッシュゼロ

当初は主人公のビットから地味とされてはいたが、CAS受領後の初戦でライトニングサイクスの高機動性に対抗すべく装備された。ストライクレーザークローを必殺技とし、ライトニングサイクスやシンカーなどの高速ゾイドとの戦闘の他、エレファンダーとの初戦やアイアンコングPK戦でも使用された。

作中最大の大会・ロイヤルカップにて、初戦のチームライトニング戦でライトニングサイクスと3度目の戦いを迎える。激しい高速戦闘を繰り広げた後、森林に入り込んでサイクスの意表を突き、ストライクレーザークローによる奇襲攻撃で勝利を勝ち取った。しかし、森林に突入したことでイエーガーユニットが損傷。その後はシュナイダーユニットに換装される。

機獣新世紀・ZOIDS

海洋虹団(マーレ・アルコバレーノ)のヴィオーラが搭乗し、バンをテストするためにロッソのシュナイダーと連携し交戦。その際、バンに高速移動からの方向転換の際にできる隙を指摘されている。また、シュナイダーと同じく上顎を攻撃され、運動機能が麻痺し戦闘不能に陥った。

[編集] ライガーゼロシュナイダー

ライガーゼロシュナイダー
LIGER ZERO SCHNEIDER
所属 ヘリック共和国
チーム・ブリッツ(スラッシュゼロ
分類 ライオン型
全長 24.1m
全高 10.1m
重量 135t
最高速度 310km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 ビット・クラウド(スラッシュゼロ
ロッソ(機獣新世紀・ZOIDS
武装 ラッシングレーザーブレード×5
レーザーブレード×2
Eシールドジェネレーター×5
マルチセンサー兼スカウターポッド
高出力イオンターボブースター×2
高機動スラスター×4
肩部高機動スラスター×2
ストライクレーザークロー×4
レーザーファング
必殺技 ファイブレード・ストーム(バトルストーリー)
バスタースラッシュ・セブンブレードアタック(スラッシュゼロ

ライガーゼロの格闘戦用形態。カラーリングはオレンジ。ブレードライガーの後継機に当たる形態で、7本のレーザーブレードと5基のEシールドジェネレーターにより絶大な攻撃力と防御力を実現。これらの武装で重量は増加したものの、全身にスラスターが装備されたことで最高速度も上昇している。しかし、膨大なエネルギーを消費するため稼働時間は短い上、火力は貧弱である。

全レーザーブレードとシールドを展開した状態でブースターを全開にし突撃する必殺技・ファイブレード・ストーム(『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』ではラッシングレーザーブレードのみを展開するバスタースラッシュ)は量産型デススティンガーをも撃破できる荒技である。


劇中での活躍

ゾイド新世紀スラッシュゼロ

劇中ではイエーガーユニットに続く第2のCASとして登場。タイプゼロで歯が立たなかったエレファンダーや、ゼロイエーガーを圧倒したアイアンコングPKなどの重装甲ゾイドとの戦いで多用され、必殺技のバスタースラッシュで敵を葬っている。

また、作中最後にして最大の大会・ロイヤルカップでは、レオン・トロスの駆る赤いブレードライガーを全レーザーブレードとシールドを展開して突撃する大技・セブン・ブレード・アタックによって撃破。しかし、同時にシュナイダーユニットも激しい損傷を負ったため、直後にパンツァーユニットへと換装されている。

機獣新世紀・ZOIDS

海洋虹団(マーレ・アルコバレーノ)のロッソが搭乗し、バンの腕を試すべくヴィオーラの駆るイェーガーと連携して戦闘を行った。しかし、ライガー系ゾイドを知り尽くしたバンに急所である顎を攻撃され、運動機能が麻痺。結果的に戦闘不能に追い込まれている。

[編集] ライガーゼロパンツァー

ライガーゼロパンツァー
LIGER ZERO PANZER
所属 ヘリック共和国
チーム・ブリッツ(スラッシュゼロ
分類 ライオン型
全長 23.3m
全高 9.7m
重量 145t
最高速度 285km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 ビット・クラウド(スラッシュゼロ
武装 ハイブリッドキャノン(AZ216mmレールガン AZ108mmビームガン)×2
AZ6連装マイクロホーミングミサイルポッド×4
AZ3連装マイクロホーミングミサイルポッド×2
AZ2連装マイクロホーミングミサイルポッド×2
AZ2連装ミサイルポッド×4
バルカンポッド×2
AZ3連装グレネードランチャー
マルチブレードアンテナ×2
エアロフェアリング×4
必殺技 バーニング・ビッグバン

ライガーゼロの砲撃形態。カラーリングはライトグリーン。砲撃戦ゾイドの火力と高速戦闘用ゾイドの機動力を両立した、革命的な機体である。全身に数多くのミサイルを満載し、背中には高速戦闘用ゾイドの常識では考えられない重砲・ハイブリッドキャノンを装備。先述した特徴から、従来の砲撃戦ゾイドのような後方支援にとどまらず、その機動力で敵の拠点に素早く接近、圧倒的火力で敵部隊を強襲することも可能。全砲門斉射による必殺技・バーニング・ビッグバンは、小型ゾイドなら部隊ごと殲滅する威力を持つ。

なお、『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』のOPでは初期デザインが登場。細部が異なるフォルムやブラウンを中心とした配色など、様々な相違点が見受けられる。


劇中での活躍

ゾイド新世紀スラッシュゼロ

重装備で機動性が激減したことやオーバーヒートによる爆発の危険性があったこと、それまでの戦いにはイエーガー&シュナイダーで十分に対応できたことから、なかなか使用される機会に恵まれなかった。 しかし物語後半、エレファンダーコマンダータイプとのバトルでシュナイダーユニットが通用しなかったことを受け、バトルで初めて装備されることとなった。それ以降、バトルでは固定砲台のように使用される機会が多い。

作中最後の大会であるロイヤルカップの最終局面にて、最後の敵であるバーサークフューラーにシャドーフォックスと共に交戦。しかし、ハイブリッドキャノンをEシールドに防がれ、接近戦に持ち込まれた結果オーバーヒートを起こしてしまうが、奇跡的に再起動する。その後は落下してくるジャッジ衛星の残骸をバーニングビッグバンで粉砕するも、活動限界を迎えパンツァーユニットを強制排除したのだった。

[編集] ライガーゼロイクス

ライガーゼロイクス
LIGER ZERO X
番号 EZ-054
所属 ガイロス帝国(試作1号機のみ)
ネオゼネバス帝国(2号機以降)
分類 ライオン型
全長 24m
全高 9.8m
重量 115t
最高速度 315km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 ヨハン・ホルスト・シュタウフィン軍曹(バトルストーリー
グゥ(ZOIDS惑星Zi
マヤ・ベルケット(ウェブコミックシリーズ)
武装 エレクトロンドライバー兼スタンブレード×2
ドラムコンデンサー×2
対物ブレードセンサー×4
エレクトロンドライバー放熱フィン×4セット
チャフディスペンサー×4
アースユニット
スタスティックジェネレーター×2
カッターフェアリング×2
光学迷彩(アクティブステルス)

共和国のライガーゼロ開発から半年後、帝国軍が完成させたCAS。光学迷彩によるステルス性と強力な電撃装備を持ち、高電磁剣のスタンブレードと、そこから撃つ電撃砲エレクトロンドライバーは同クラスのゾイドを一撃で破壊する威力を秘めている。しかし、弱点である背中のドラムコンデンサーを破壊されると機能が著しく低下してしまう。

元来、帝国の機体であるライガーゼロのある意味、真の姿であり、最強形態(ブロックスによるユニゾン以外で)だといえる。

キットは通常ゼロと色違いの同仕様の中に、イクスパーツが同梱されている。尚、ノーマル形態のアーマーは赤く、目が帝国に合わせてグリーンになっている。


作中での活躍

ゾイドバトルストーリー

ゼネバス出身の帝国兵であるヨハン・ホルスト・シュタウフィン軍曹が帝国摂政プロイツェンの命を受け、極秘会談で共和国陣営を訪れたカール・リヒテン・シュバルツ中佐を暗殺するために搭乗。音もなく忍び寄る脅威のステルスシステムを活かし、迎撃部隊のゾイドやトミー・パリス中尉のコマンドウルフAC、シュバルツ中佐のセイバータイガーを次々と撃破する。更には建造中のマッドサンダーをも破壊しようと画策するが、その際に生まれた隙をロブ・ハーマン中佐のケーニッヒウルフに突かれ撃破されるのだった。

その後は鉄竜騎兵団の中央大陸侵攻作戦において、シュトゥルムフューラーやダークスパイナーと共に主力機として活躍。そして共和国首都・ヘリックシティを制圧した際には、ガンタイガーを率いてルイーズ大統領とトミー・パリス大尉を乗せたセイバリオンを追撃するも、トミーから攻撃時の特徴を見切られてしまい、逆に前足を叩き斬られて逃げられた。

また、レイ・グレック達が帝国領となったヘリックシティに潜入した際には、共和国軍によって鹵獲された機体が使用された。

ZOIDS惑星Zi

グゥが搭乗していたが、中盤でフライシザースに真っ二つにされている。

[編集] ライガーゼロフェニックス

ライガーゼロフェニックス
LIGER ZERO PHOENIX
番号 RZ-071
FZ-001(フューザーズ
所属 ヘリック共和国
チーム・マッハストーム(フューザーズ
分類 ライオンフェニックス
全長 26m
全高 12.2m
重量 120t(RZ-071)
106t(FZ-001)
最高速度 340km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 レイ・グレック中尉(バトルストーリー
RD(フューザーズ
武装 AZショックカノン×4
小型2連ビーム砲×12
コアブロック×2
AZ208mm2連装ショックカノン
レーザーファング
ストライクレーザークロー×4
チャージミサイル

共和国軍がZOITECと共に開発したブロックスゾイド・フェニックス(『フューザーズ』ではファイヤーフェニックス)と合体したライガーゼロの新形態。凱龍輝と同じくブロックス・チェンジングアーマーシステム(以後、B-CASと表記)を有するが、分離変形による汎用性重視の凱龍輝と違って本機のB-CASはフェニックスシステムと言う連結した2機のゾイドコアを共振させてライガーゼロ本体の基本性能を強化させるシステムである。それによって機体出力は格段に向上し、短時間ではあるが低空の飛行も可能となり、運用面での戦略性も高まった。また、背中のチャージミサイルはシステムの余剰エネルギーを内蔵されたエネルギーCAPに蓄積することで威力を上げる仕組みで、360秒間のチャージでゴジュラスギガのゾイド核砲一門に匹敵する破壊力を持たせることが可能となっている。ちなみに一度合体したゼロフェニックスは、ライガーゼロはテレストリアルモード、フェニックスはグライディングモードとして分離できる。

なお、バトルストーリーとアニメ版ではそれぞれ異なるカラーリングが施されている(バトルストーリーではRZ版、アニメではFZ版)。


作中での活躍

ゾイドバトルストーリー

ヘリック共和国軍がネオゼネバス帝国領に位置するキマイラ要塞都市の制圧作戦を行った際、懲罰部隊(旧閃光師団)の主力として投入された。ロードゲイルらキメラブロックスを撃破し要塞突入の先陣を切るも、セイスモサウルスの圧倒的な戦闘力の前に29機の内半数が撃破。残存した半数もネオゼネバスの新型ゾイド・エナジーライガーの攻撃により、ほとんどの機体が破壊されている。

また、旧共和国首都・ヘリックシティにおける決戦の際は、レイ・グレックを筆頭とする市街地潜入部隊が搭乗。士気を鼓舞すべく前線に赴いたヴォルフ・ムーロア皇帝のエナジーライガーを襲撃するも、レイの機体は装備を破壊され窮地に立たされてしまう。しかし…。

ゾイドフューザーズ

チーム・サベージハンマーのブレードが操るバスターフューラーにチーム・マッハストームが追い詰められた際、主人公・RDの駆るライガーゼロが野良ゾイド・ファイヤーフェニックスとのZiユニゾンを発動させたことで誕生。以降は彼の愛機として、様々な強敵とバトルを繰り広げた。

物語中盤、エナジーライガーへの復讐に燃えるブレードの凱龍輝と戦うが、その力に圧倒されユニゾンを解除してしまう。その後、ファイヤーフェニックスはRDとライガーゼロを救うために凱龍輝の荷電粒子砲の砲撃を浴び、大破炎上。天に向かって火の鳥のような光を解き放って機能を停止した。

[編集] ライガーゼロファルコン

ライガーゼロファルコン
LIGER ZERO FALCON
番号 FZ-016(フューザーズ
所属 ヘリック共和国
チーム・マッハストーム(フューザーズ
分類 ライオン/ハヤブサ
全長 23.4m
全高 13.7m
重量 108.8t
最高速度 560km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 レイ・グレック中尉(バトルストーリー
RD(フューザーズ
武装 バスタークロー(高速回転ドリル:マグネーザー AZ185mmビームキャノン マグネッサーシステム)×2
ザンスマッシャークロー×2
AZ208mm2連装ショックキャノン
AZ108mmハイデンシティビームガン
AZショックキャノン×4
レーザーファング
マグネッサージェットウイング×2

エナジーライガーに対抗するべく、ライガーゼロが新B-CASとして開発された隼型ブロックスゾイド・ジェットファルコンと合体して誕生したライガーゼロの高速戦闘形態。フェニックスシステムと同様に連結した両機体のコアの共振から来る本体性能の強化を目的とした設計で、ジェットファルコンのパーツから帝国のバーサークフューラーに搭載されていた攻防一体型万能兵器・バスタークローの可変式改良型が装着された。このバスタークローをウイング状に変形させ、そこからのマグネッサーシステムと背部のブースター(ジェットファルコンの脚部)を併用させることで、さらなる高速走行と飛行が可能となっている。そして格闘戦においては時速560km/hと言う圧倒的な機動力と速度をもってバスタークローとザンスマッシャークローを振るい巨大ゾイドすら一撃で粉砕できる程の攻撃力を発揮する。ライガーゼロの換装形態の中では最強の戦闘力を誇る。

キットでは本機とエナジーライガーのエアポンプを付属のチューブでつなげる事で、バスタークローの稼動ギミックが起動する。


作中での活躍

ゾイドバトルストーリー

ヘリックシティでの決戦においてレイ・グレックのライガーゼロは、ヴォルフ・ムーロアのエナジーライガーによってフェニックスを破壊され絶体絶命の危機に陥っていた。すると、ディメトロプテラが破ったネオゼネバス軍の防空網を潜り抜け、ジェットファルコンが飛来。そしてレイの機体はゼロファルコンへの合体を果たすと、そのままヴォルフのエナジーライガーのゾイドコアを貫き勝利した。
しかし、それが原因となってエナジーチャージャーが暴走し、ゾイドコアの崩壊を誘発させることとなってしまった。ゾイドコアの崩壊によるヘリックシティ壊滅の危機を察知したレイとヴォルフは、互いに協力してエナジーチャージャーのケーブルをジェットファルコンに接続すると、ファルコンのバスタークローを用いて余剰エネルギーを上空へと放出。この敵味方の垣根を超えた2人の活躍により、ヘリックシティ壊滅の危機は回避された。

ゾイドフューザーズ

凱龍輝との戦いのショックから立ち直れずにいたRDが、ウルカの森で出会った少女・フェニスと仲間達の協力を得て、遺跡から復活したゾイド・ジェットファルコンとのユニゾンにより完成させた、ライガーゼロの新たなる姿。空中戦の際には天を駆けるように飛行し、バスタークローからは必殺技である巨大なエネルギー槍・ストライクレーザーランスを繰り出すことが可能になった。

そしてリヒタースケールとの最終決戦では、キメラブロックスとのユニゾンを遂げたセイスモサウルスの圧倒的な戦力に傷ついたゾイド達と共振現象を起こし、限界以上の能力を発現。セイスモの放ったゼネバス砲の砲撃を切り裂き、リヒタースケールの野望をセイスモもろとも打ち砕くのだった。
RDはこの際、ゼロファルコンこそ自分と父が追い求めていた伝説のゾイドであると確信。これからは自身とゼロで新たな伝説を紡ぐことを決意する。

[編集] ライガーゼロ・シーザー・ザ・キング

漫画『機獣新世紀・ZOIDS』の終盤で登場した主人公・バンが操縦する特別仕様のライガーゼロ。劇中の描写から超近距離格闘戦仕様の機体で火器は装備していないと思われる。ジークとの融合状態での戦闘を主眼に改修が施されたためCASを省略されており、機体色はジークと同じ白銀となっている。また、背中にはブレードライガーと同じように2本の実体ブレードが配備されているが、このブレードは近接戦において敵機を斬るためだけではなく、Eシールドの展開、および翼状に展開するフライングユニットとしても機能する。なお、この機体のフレーム自体は新造されたものだが、コア自体はバンが以前から搭乗していたブレードライガー・シーザーから移植された物である。

[編集] ライガーゼロ・マリナー

ライガーゼロの強化案として開発された、水中用CAS。水中用に再設計された大型イオンブースターを装備しており、水中を60ノットで航行する。ウオディックとも互角に戦える性能をもっているが、コスト等の問題により正式採用は見送られている。


[編集] ライガーブルー・ソウガ

ライガーブルー・ソウガ
LIGER BLUE SOUGA
番号 ZGe-001
所属 ジン遊撃隊
分類 ライオン型
全長 22m
全高 7.6m
重量 81.5t
最高速度 307km/h
乗員人数 1名
主な搭乗者 ミドリ
武装 ストライクレーザークロー×4
レーザーファング
イオンターボブースター×2
ダウンフォーススタビライザー×2
AZ208mm2連装ショックカノン
AZ108mmハイデンシティビームガン

ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』の主人公・ミドリの乗る青いフレームのライガーゼロ。
フレーム色から、特に「ライガーブルー」と呼ばれているが、正式な名称はライガーゼロである(ソウガはミドリの付けた愛称)。バイオゾイド・死神との戦いで傷を負い、その傷は額に残っている。得意なポーズはお座り。
同型機に比べ一回り小さいサイズではあるが、優れた機動性によりその戦闘能力は高い。しかし、その気性の激しさは種随一で長い間乗り手を決めることを拒んでいた。従来のライガーゼロと同様、CAS機構を持つが、現存する装備は鍛冶師の村のマサクニによって保管されていた具足「明光」のみであるが、操縦者であるミドリやソウガ自身もあまり余計な装備を好まないため、なんら問題となっていない。

[編集] 具足「明光」

鍛冶師の村に保管されていた、日本の甲冑に酷似した四足歩行ゾイド用の追加装甲。
村に伝わる口伝によると、先代の「輝く獣」の纏った具足とされているが真偽は確かではない。当代のマサクニの手により、ソウガの身体に合うように鍛え直され、ミドリの紋を刻んだ保管用の櫃と共に彼女に託された(ソウガが身に着けないでいた間は、その櫃に納められていた)。使用されている金属は通常の鋼や鉄、メタルZiとも異なるものだが、けして現在の技術で製造不可能なものではない。鍛え方によっては様々に色合いが変化し、その色彩を演出するのもまた鍛冶師の腕の見せ所だそうだ。この金属に名称は与えられておらず、従来の金属に比べて高い装甲効果を得られるが、何らかの超常的な力は確認されていない。 劇中では数々のバイオゾイドを葬るが、進化したバイオゾイド・死神との再戦で破壊されている。

[編集] 白装束

当代の「輝く獣」ソウガが、封印の剣に形を変えた「煌く獣」ブライトホークと共に「地の底より這いいでしもの」と対峙した際に発現した白く輝く鎧。この白装束は、一部のゾイドに見られる短時間の変形状態の類の可能性もあるが、ソウガも戦いの後には装束を纏っていなかったことから、ある種のエネルギーフィールドが形成されていると考えられている。伝承の中では「白く輝く装束を身に纏った」としか記されておらず、先代の「輝く獣」については定かではない。
形状は具足に酷似しているが、ソウガ自体はメタルZiの刀を持たない為、左肩にある抜刀システムの代わりに右肩と同じ大袖が付けられた左右対称のものとなっている。「地の底より這いいでしもの」の熱線をも容易に突破したことから、高い防御効果を持つことがわかる。明らかに物理的な限界を超えた力であることからも、何らかの超常的な力が働いているものと思われる。


[編集] ライガーレッド・ヒオウ

ライガーレッド・ヒオウ
LIGER RED HIOU
番号 ZGe-004
所属 ナカト国
分類 ライオン型
全長 20m
全高 7m
重量 72.5t
最高速度 288km/h
乗員人数 1名
武装 ストライクレーザークロー×4
レーザーファング
イオンターボブースター×2
ダウンフォーススタビライザー×2
AZ208mm2連装ショックカノン
AZ108mmハイデンシティビームガン

その名が示すように、赤いフレームを持つライガーゼロ。ライガーブルーの兄弟機(双子の妹)で、ライガーブルーよりもさらに小柄。パワーもオリジナル種より劣るとされるが、ナカトの国では守護神として崇められている。キットは外装がクリアーピンクになっており、設定では原種以下の生命力しか持たない核とアーマーの兼ね合いにより一部装甲が透けてしまったとされる。

  • 巫女装束「舞衣」

ライガーブルーの具足にあたる装備。メタルZiの刃を持つ薙刀を可動アームの先端に装備している。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月27日 (火) 20:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ライガーゼロ】変更履歴

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