ライトスタッフ
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| ライトスタッフ The Right Stuff |
|
|---|---|
| 監督 | フィリップ・カウフマン |
| 製作総指揮 | ジェームズ・D・ブルベイカー |
| 製作 | アーウィン・ウィンクラー ロバート・チャートフ |
| 脚本 | トム・ウルフ(原作) フィリップ・カウフマン(脚色) |
| 出演者 | サム・シェパード スコット・グレン エド・ハリス デニス・クエイド フレッド・ウォード ヴェロニカ・カートライト バーバラ・ハーシー ランス・ヘンリクセン |
| 音楽 | ビル・コンティ |
| 撮影 | キャレブ・デシャネル |
| 編集 | グレン・ファー リサ・フラックマン スティーブン・A・ロッダー トム・ロルフ ダグラス・スチュアート |
| 配給 | ワーナー・ブラザーズ |
| 公開 | |
| 上映時間 | 160分(日本公開版) 193分(完全版) |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
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| IMDb | |
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『ライトスタッフ』(The Right Stuff )は、1983年のアメリカ映画。
目次 |
[編集] 概要
1979年に出版されたトム・ウルフによる同名のドキュメンタリー小説を原作としている。第56回アカデミー賞において作曲賞(ドラマ)、編集賞、音響効果賞、録音賞の4部門を受賞。
NASAのマーキュリー計画(宇宙に人間を送り出す国家プロジェクト)を背景に、戦闘機パイロットが「ライトスタッフ(己にしかない正しい資質)」に従い孤独な挑戦を続ける姿と、国家の重圧に耐えながら信頼の絆を深め合う宇宙飛行士と家族の姿とを対比して描くことで、別々の生き方の中にも勇気を持って行動する者達を称えた物語である。音速の壁に挑戦し続けた実在の人物、チャック・イェーガーをサム・シェパードが好演した。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] あらすじ
1947年のアメリカ、モハーベ砂漠の中のエドワーズ空軍基地。
テストパイロットのチャック・イェーガーはロケット機ベルX-1を駆り、ついに音速の壁を破る。基地にはパイロットが続々と集まり、速度記録も上がっていくが、事故は止むことがなかった。やがて、ソ連のスプートニク1号打ち上げ成功のニュースが届き慌てた政府は、軍から宇宙飛行士候補者を募ることにする。イェーガーや仲間は拒否したが、他のパイロットらが応募し、厳しい検査を経て7人が選ばれる。
NASAへの不満、意見の対立、ユーリ・ガガーリンの成功等を乗り越えて宇宙へと飛び立った飛行士達は、世間の注目を集めていた。イェーガーはソ連が持つ高度記録に挑むため、一人で最新鋭機NF-104を駆り上空へ飛び立つが、星々を目の前にしたところで制御不能になり墜落。負傷しながらも脱出し、同僚らの元に帰る。
こうしてマーキュリー計画は、「ライトスタッフ」7人の中で最後に残ったゴードン・クーパーが宇宙へ飛び立ち、「アメリカ人最後の宇宙単独飛行」を以って完了した。
[編集] スタッフ
- 監督・脚本:フィリップ・カウフマン
- 製作:アーウィン・ウィンクラー/ロバート・チャートフ
- 撮影監督:カレフ・デシャネル
- 音楽:ビル・コンティ
- SFX:ゲイリー・グティエレツ
[編集] キャスト
- チャック・イェーガー:サム・シェパード
- アラン・シェパード:スコット・グレン
- ヴァージル(ガス)・グリソム:フレッド・ウォード
- ジョン・グレン:エド・ハリス
- ディーク・スレイトン:スコット・ポーリン
- スコット・カーペンター:チャールズ・フランク
- ウォルター・シラー:ランス・ヘンリクセン
- ゴードン・クーパー:デニス・クエイド
- ベティ・グリソム:ヴェロニカ・カートライト
- グレニス・イェーガー:バーバラ・ハーシー
- ジョンソン副大統領:ドナルド・モファット
- 採用係:ハリー・シェアラー
- 採用係:ジェフ・ゴールドブラム
[編集] 豆知識
上映時間は193分と長く、日本ではラスト近くのサリー・ランドによる舞いのシーンなどがカットされ、160分として上映されている。カットを要請されたカウフマン監督は、「黒澤明監督に編集してもらいたい」と通告したが聞き入れられなかった。ちなみに、黒沢には映画『白痴』公開の際「フィルムを縦に切れ」と言って短縮を拒否したエピソードがある。
ドキュメンタリー映画ではないので、事実とは異なる点があることに注意する必要がある。例えば、X-1はそのシリーズを通じて飛行中での墜落事故は起きていない。また、チャック・イェーガーは元々X-1のテストパイロットとして選ばれ、何度も動力飛行などを行っているので、前日に操縦を引き受けたとするのは映画の演出によるもの。ただし、落馬で肋骨を折ってしまうもリドリーの機転で事なきを得たのは事実である。
初めて音速を越えた男、チャック・イェーガー本人も、テクニカルアドバイザーとして製作に参加しているほか出演もしている。パンチョの店内で時折映っており、採用係として訪れたハリー・シェアラーに話しかけるシーンもある。
本作の後日談として、また映画『アポロ13』製作のノウハウも活かして1998年にTVシリーズ『フロム・ジ・アース/人類、月に立つ』が製作された。心臓疾患のために宇宙に行けずNASA地上スタッフとしてアポロ計画を見守るディーク・スレイトンがほぼ全話に登場し、アポロ1号でのガス・グリソムの事故死、アラン・シェパードが難病を克服して月面着陸を果たすエピソードもある。
冒頭におけるテストパイロットの葬儀シーンで、上空に飛来した航空機編隊が見せる航空機動(飛んできた編隊機数機の内1機が急上昇する)は、「ミッシングマン・フォーメーション」と呼ばれるものであり、「亡くなった人物を追悼する」という意味がある。ただし、3時間15分のNHKが「オリジナル版」として放送したバージョンからは単機離脱、上昇の部分が切られているのでミッシングマン・フォーメーションを見ることはできない。
最終更新 2009年11月10日 (火) 10:27 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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