ボスキャラクター
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ボスキャラクターとは、主にコンピュータゲームにおいて、プレイヤーの難関となるよう設計された登場キャラクターである。短くボスキャラ、または単にボスとも呼ばれる。また、コンピュータゲーム以外にもボスキャラクターという意味での「ボス」などの呼称が用いられる場合があるが、本項では明示がない限りコンピューターゲームでのことを指すものとする。
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[編集] 概要
コンピュータゲームの常として、プレイヤーの行動を阻む敵キャラクターは、プログラムとコンピュータにより、自動的に操作されている。その中でゲームにおけるステージやストーリーの節目あるいは、最後にプレイヤーが倒さなければならないキャラクターのことをボスキャラクターという。
これらは、節目を作ることによりメリハリを持たせる役割以外にもRPGなどの自由度が大きく設定されているゲームにおいては、一定段階に達しないプレイヤーを阻む門のような役割を果たす(後述)。
当初は主にプレイヤー側による表現だったが[要出典]、1990年代頃には、一般名称としてゲーム提供側も同語を用いていることが確認できる。なお「ボス」という呼称自体は便宜上つけられたものであり、それらのキャラクターが必ずしもストーリーやステージ上でリーダーに相当する地位にあることを指す用語ではない。
[編集] ボスキャラクター登場史
[編集] シューティング
初期のシューティングゲームには「だんだん敵キャラクターの動きが早くなる」、「攻撃頻度が上がる」というパターンが多かった。中にはスペースインベーダーにおけるUFOのように、倒すと高得点が得られるキャラクターや、しつこい攻撃をしてくるキャラクターも見られたが、プレイヤーには特定の敵が「ボス」として認識される傾向はあまり見られず、単に難易度が上がったと認識される程度だった。
世界で一番早く登場したシューティングゲームのボスキャラクターが登場したゲームは、1980年の『フェニックス』(開発 アムスターエレクトロニクス(アメリカ) 日本での販売はタイトー)である。宇宙戦艦ヤマトの白色彗星都市帝国に似せた姿で、第5面に登場する。中心部にいる首領を倒せば全面(一周)クリアとなり、より難しい第1面から再プレイとなった。
日本でボスキャラクターの存在が認識された早期のもののひとつは1983年の『ゼビウス』(ナムコ)であろう。このゲームではシューティングゲームながらストーリーが予め執筆され、度々登場する巨大空母アンドア・ジェネシス(アドーアギレネス)は「ガンプ」という存在が駆るとされている。この巨大空母は画面の6分の1を占めるもので、攻撃も通常のキャラクターに比べ執拗で難度があった上、高得点を狙うなら弱点である中心部より先に4つの周辺砲台を破壊しなければならなかった。
このボスキャラクターのバリエーションが多彩となるに至ったゲームは明確ではない。しかし1985年の時点において、『グラディウス』(コナミ)発売前後に転機が訪れた。グラディウスを例に取ると「ビッグコア」と呼ばれる大型のキャラクターが登場する直前に、各々のステージごとに多彩な攻撃があり、それに続いてビッグコアが登場した。ステージによっては、ビッグコア以外の敵が待ち受けていた。以降のゲームでも各ステージ毎に個性的なボスキャラクターを据える傾向が定着した。
[編集] アクションゲーム
アクションゲームでは、1981年のユニバーサルの『スペースパニック』と言うゲームで、『ボス』と言う名前の強化キャラクターが始めて登場した。このキャラクターは『モンスター』が1段階下に落として倒せばよいのだが、『ボス』は2段階下以上落とさなければならなかった。しかし、本当に恐ろしいのは、3段階下以上に落とさなければならない『ドン』である。これが現在確認できるアクションゲームでの最古の(相手に直接攻撃できる)ボスキャラクターである。
同じく、1981年の時点において『ドンキーコング』の画面上の『ゴリラ』が確認できる。しかしながらストーリー上のボスキャラクターには違いないがプレイヤーが直接攻撃できる敵ではなかったため、画面上の演出に過ぎずボスキャラクターとして認識されていたかどうかについては、疑問の余地がある。
前述の『ボス』『ドン』が16x16の雑魚同様のドット画に対し、ドンキーコングの『ゴリラ』は32x32のドット画の大きさがあるため、一般的には『ゴリラ』の方が威厳があるために、最初のボスキャラクターとして認知されているようだ。
[編集] RPG
テーブルトークRPG(TRPG)から発展してきたこのジャンルは、元からストーリー性を持っていたために、明確な形での「最終目標」である倒すべき親玉=ボスキャラクターが存在していた。このあたりは、1974年に発売されたTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の中でも各シナリオに各々目標や倒すべき最終ボスもいたため、コンピュータRPGにも初期の頃からボスキャラクターがいたと確認できる。
初期のコンピュータRPGのボスキャラクターは、1979年に発売された『ウルティマ』の原型となる"Akalabeth"の「バルログ」や、1981年に発売された『ウィザードリィ』の「ワードナ」が挙げられ、こちらの方がシューティングゲーム等より古くから存在していたことが確認できる。
[編集] ボスの位置付け
ステージ単位で分けられているゲームでは、ボスキャラクターと呼ばれるものはそのステージの最後、あるいはその近くに配置されている。ステージ中で倒すことが難しい敵キャラクターという位置づけがなされることが多い。
また、ボスが登場することでゲームにメリハリが生まれプレイヤーを飽きさせないという効果を狙ってか、特にステージ分けをしていないゲームでもボスキャラクターが登場することがある。ステージが存在するゲームでも、ステージ途中の演出として、ボスキャラクターが顔見せのように姿をあらわしたり、あるいは中ボスとも呼ばれるやや難易度を押し上げる要因となるキャラクターが登場する物も見られる。
ボスキャラクターが単体ではなく、次から次へと複数現れ、それらを全て倒さなければならないという要素を含んだゲームもある[1]。あるいは本編とは別にモードとして組み込まれていることもある。
RPGにおいては、主にダンジョンの最深部にボスがいることが多く、重要なアイテムがボスによって守られている場合もある。ボスを倒せない場合プレイヤーは、自身が操作するキャラクターを強化した状態で再びボスに挑むか、あるいは戦い方を工夫するか、そうでなければあきらめて投げ出すかのいずれかとなる。
いずれのケースにおいても、一般的にボスとの戦いはプレイヤーに様々な感情、感覚を与えることでゲームを盛り上げ、興奮させる効果がある。その効果を狙ったゲームデザイナーはしばしば緊張感を高めるBGMを取り込んだり、派手なグラフィックを使用するといった演出などをボス戦に巧みに入れ込む。またボスキャラクターを倒した際の爽快感を演出すべく、派手な演出効果を狙った特別の表示が施されることも多い。
特に1990年代以降、ハードの進化に伴う表現能力の向上により、ボスキャラクターとの戦闘を重要な演出として位置付ける傾向はますます強くなっている。後年のゲームほどボスの耐久力が高く設定されている傾向がある。
[編集] ボスキャラクターの種類
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] ラストボス
ゲームの最後に登場するボスは、ラストボス、それを略してラスボスと呼ばれる。かつては「最後の敵」や「大ボス」などとも呼ばれていた。
たいていの作品、特に初期のゲームにおいては、ラストボスはゲームに登場する敵キャラクターの中で最も強大な存在とされる[2]。これはゲームが進むにつれプレイヤーキャラクター(主人公)が少しずつ強くなるため、それに合わせて難易度を上昇させるというごく自然な発想によるが、後年のゲームではストーリーや設定上必ずしも「ラストボス=最強」と言い切れないケースも増えており、ゲームによっては「中ボスがラストボスより強い」ケースさえ生じている[3]。またプレイヤー側のレベルも上がり戦闘が進めやすくなっているため、相対的な難易度(プレイヤーのレベルと敵の強さのギャップ)としては中ボスの方が大きい、という例も珍しいわけではない[4]。
中には、ラストボスとの戦闘を複数回行わせ、初回の戦いはボスの仮の姿、2回目以降が真の姿(もしくは、初回が一般形態、その後何らかの力を得て最終形態)となり、これを真のラストボスとするゲームもある[5]。また、戦闘中にある一定量のダメージを受けると能力が変化して強くなる事例[6]、ラストボスとされていた敵を倒した後に真のボスがいることが判明する事例[7]がある。『New スーパーマリオブラザーズ』では最初から後にラストボスになるクッパが登場し、終盤の2つで骨の状態と巨大化したクッパが登場する。また、ロックマンエグゼシリーズ・流星のロックマンシリーズなどとある条件を果たすことで、ラスボスの名前が特別な名前になる。その例題として、アンドロメダなら「∞」ラ・ムーなら「Xa」になっている。 シリーズ化されている作品では、たびたび同一のキャラクターが時に攻撃手段を変えてラストボスとして待ち構える。この慣例あるいは先入観を利用して、「実はボスだと思われていたキャラクターよりさらに手ごわい真のボスがいた」という演出がなされることもある[8]。
多くのラストボスでは専用のBGMが用いられており、そのBGMに注目が集まることも多々ある。[9]
大半のゲームでは、ラストボスを倒すとそのゲームをクリア(終了)したことになるが、その後もゲームが続行するケースもある[10]。また、実質的なラストボス戦の後、イベントバトル的に、ラストボスを倒せる実力があればまず負けることがない程度の戦闘能力の敵との戦闘が発生する例もある[11]。
『ライブ・ア・ライブ』では、ラストボス撃破後、今までに倒してきた中ボス複数と再戦することになる。この再戦では、中ボスとプレイヤーキャラクターとが1対1で対決するため、成長が不十分なプレイヤーキャラクターがいた場合にはラストボスよりも苦戦を強いられることとなる。
ゲームの最終目標であるラストボスは「自分の力で打ち破ってほしい」というメッセージのために、公式攻略本には情報や攻略法が掲載されないことも多く、中には名前・姿・能力・そこに至るシチュエーションの全てを伏せる例もある。[12]しかし、逆にストーリーボスまでは全て掲載しておくことで、クリア後の楽しみにウェイトを置かせる例も存在する。[13]
[編集] 中ボス
ラストボス以外で、ステージの最後、あるいはシナリオ中のイベントなどで登場するボスは中ボス(ちゅうボス)と呼ばれる。[14]中には『魔界戦記ディスガイア』のように中ボスの位置にある存在の名前が「中ボス」と作中で称される場合もある。幻想水滸伝2のようにラストボスより中ボスの方が難易度が高くファンの評価が高いという作品も存在する。
ラストボスのことを「大ボス」と呼ぶのに対応した表現となっているが、「小ボス」という表現はあまり用いられない。これは大中小の中という意味のほかに、ストーリーの中盤・途中と言う意味が含まれているためである。また、ステージ最深部をそのステージの単純な「ボス」として、それに至るのを妨害する少し強い敵という用法も多い。例外的に「小ボス」と呼ぶゲームには『メトロイド』がある。中ボスの場合と同様『ゆけゆけ!!トラブルメーカーズ』のように「小ボス」と作中でメタ的に称される場合もある。あるいは強さや作中での位置づけによって「中ボス」と「小ボス」を使い分けることは稀にあるが、そのような使い分けを行うか、一方しか使わないかは、プレイヤーやゲーム開発スタッフ、ゲーム雑誌スタッフ個人個人により異なる。
[編集] 隠しボス
ラストボス・中ボスの他に、ゲームを普通に進行する目的では倒す必要のないボスキャラクターが存在するゲームもあり、このようなボスは隠しボス、裏ボスなどと呼ばれる。
ゲーム中で一定の条件を満たすことで出現するものもあり、ラストボスを上回る強さを誇るものも多い。これらは開発側が、ラストボスを簡単に倒せるくらいにキャラクターを強く成長させたやり込みプレイヤーを試すために用意したものである。隠しボスを倒せば、通常では手に入らない珍しいアイテムや能力などが得られることもある[15]。
コンシューマ機のRPG初の隠しボスは『ウィザードリィIII ダイヤモンドの騎士』(ファミコン版)の「デーモンロード」である。ただ、ファミコン版で追加された「デーモンロード」は、パソコン版では姿を現さなかったシナリオ上の「黒幕」とも言える存在なので、「ゲームを普通に進行する目的では倒す必要の無いボスキャラクター」という意味での隠しボスとは厳密には言えない。
なお、隠しボスの中には、倒すと二度と復活しないものもあるが、一度倒しても何度でも復活するものもある。後者の場合は、倒した後、倒すのにかかったターン数を表示する場合もあるほか、少ないターン数で倒すことで何らかの特典を得られたりすることもある[16]。隠しボスをいかに少ないターン数で倒すか、飽くなき追求を続けるプレイヤーも少なくない。
シリーズ製作を数多く続けるゲームタイトルでは、シリーズの歴代ボスキャラクターの全て、もしくは一部を隠しボスとして登場させるファンサービスを行うことがある。[17]
[編集] 倒せないボス
ボスキャラクターの中には倒すことのできないボスも存在し、特にRPGによく見られる。そのようなボスは無敵(絶対に倒すことができない)であるか、あるいはプレイヤーよりはるかに強大であり、プレイヤーはほぼ確実に敗れることになる。
このようなボスが出現する理由は、主として3種類ある。
- ストーリー上、負けることが前提となっているもの
- ストーリー上、プレイヤーは必ず負けることが前提となっているボスが設定されていることがある。これはプレイヤー間では負けイベントとも称され、これらのキャラクターとの戦闘では負けてもゲームオーバーとはならない。極端に戦闘力を上げるなどをすれば勝てることもあるが、イベントでは負けたこととして進められる。ストーリーが進むと再度そのボスキャラクターが登場し、その時になると倒せるようになっていることもある[18]。また、このタイプの亜種として、時間やダメージ累積で戦闘が強制終了する物もある[19]。
- そのボスとの戦闘を回避することが前提となっているもの
- 特定のアイテムを入手するなどして、そのボスが出現しない(あるいは出現しても戦闘にならない)ようにすることが前提となっていることがある。これらのキャラクターの場合は、負けるとゲームオーバーになるものが多い[20]。戦闘の回避方法としてはアイテムを入手したり、イベントをこなしたりする方法が一般的であるが、中には、戦闘中にアイテムを使うことで戦闘を回避するもの[21]や、逃げることで戦闘を回避するものもある[22]。『マリオストーリー』の「ドガボン」は最初は戦闘を回避することが前提となっている(万が一戦闘になった場合は逃げることが可能)が、ストーリーが進んだ後に再び出現し、その時は倒せるようになっている。
- ボスの倒し方自体がイベント化しているもの
- 1度目の戦いではまともに倒すことができず、2度目以降の戦いで倒すことができる存在。特定のアイテムを入手したり、特定の能力を上げたりするか、特定の時間を迎えることによって倒せるようになる[23]。また、戦闘中特定条件で相手を降参させるため、まともに戦えば倒せないように設定されているボスも存在する[24]。
以上に該当するボスキャラクターでも、チートによりデータを改変することや、標準的なレベルよりはるかに高いレベルまで上げることで倒すことが可能な場合もあるが、勝ったとしても負けた扱いになったり、復活して無限ループになったりすることがある。
なお、「倒せないボス」と見せかけて、キャラクターの成長度やプレイヤーの技術次第では通常の手段で倒せるように設定されているケースも存在する。この場合、倒したときに隠されたイベント等が現れるものもある[25]。ただ、本来のシナリオからは逸脱した行為であり、ゲームオーバー扱いであったり負けた扱いとなることもある。また、『魔界塔士Sa・Ga』のあるボスの場合は、最初は倒せないボスとして登場する。しかし通常に存在する攻撃で倒すことは、非常に困難だが不可能ではなく、特定の武器を使えば簡単に倒せるものの、特定のアイテムを手に入れない限り、戦闘に勝っても復活し、倒した扱いにはならない(ただし、特定のアイテムを手に入れるまでは、このボスからは逃げられるため、ゲームの進行には影響しない)。
[編集] 裏切った味方がラストボス
ストーリーの流れの上では、どんでん返しを表現する為に、味方に裏切られてしまい、敵味方両方から追われるか、敵を全滅した後に、味方だったキャラクターがラストボスになる場合がある。
例えば『アインハンダー』では、表向きのラストボス『シュヴァルツガイスト(隠しボスに『モニター』)』を倒したはずが、主人公の機体が型遅れである事と戦争における証拠隠滅の為、パイロットの処刑と階級特進を名目に自機と同等の性能を持った最新型の無人機に襲われ、最後に自分の上司であった戦略的人工頭脳ヒュペリオンと戦わせられる事になる。
また、『メタルギア(初代)』のビッグ・ボスもその一人で、極秘任務を次々と遂行するソリッド・スネークを好く思わず、終盤には罠を仕掛け、嘘の情報を教えてくる。最後には自身がラストボスとして立ちふさがるという展開であった。
『サガ フロンティア』のクーン編では、メイレンが最後の指輪を集めた時に、裏切ってクーンの元を離れ、メイレンがラストボスとして襲い掛かる。
『ロックマンX COMMAND MISSION』では、パーティキャラの一人だった『スパイダー』の正体が司令官『リディプス』であり、最終的にはラストボスとして登場する。
また、ラストボスの中にはかつての味方が何らかの処置を受け、立ちふさがると言うのもある。ある意味、酷い再会ともいえる[26]。
[編集] 倒す必要のないボス
中には倒す必要のないボスも存在する。
倒す必要がないとはいえ、前述のイベントであり、そのボスを越えなければならないが、戦闘シーンが無いのが代表的である。パソコン版『ラストハルマゲドン』のエイリアンのボスがそれに相当する。そのボスの元までたどり着けば、そのボスと自分探しに関する謎は解けており、戦うことが無意味になっているため、イベントとしてクリアすることが前提となっている(PCエンジン版では一応ラストボスとして戦闘するシーンが用意されているが、瞬時に倒せる)。
『ブシドーブレード弐』における「鏡巳綱」(かがみ いづな)も同様の存在で、名目上彼女を倒すことで目的を果たすことはできるが、彼女は全くの無抵抗で斬られるのを待つのみであり、彼女を斬るか、斬らずに逃げるかで、エンディングが分岐するというのもある。
また、ゲーム進行上エンカウントする様に制作されているがストーリーに全く絡まないため無視してもいいボスも存在する。この場合は倒せば相応のボーナスを得られることが多い[27]。
[編集] 演出上弱く設定されたボス
ストーリー上の演出のため意図的に弱く設定されたボスが登場したり、 あるいはバカゲーなどに登場するボスがギャグの表現のために、雑魚よりも弱い演出がされることがある。
『ファイナルファンタジーシリーズ』はシリーズ通して弱く設定されたボスが多く登場する。VIの「オルトロス」、VIIIの「ウェッジ・ビッグス」などが代表例である。
『シャドウタワー』におけるラスボス「神魔王」はラスボスでありながら意図的に弱い設定がされており、 直前のボス戦が実質的なラスボス戦となっている。
バカゲーとしては、『超兄貴~究極無敵銀河最強男~』におけるボス「究極無敵銀河最強男」の暴走シーンでは敵味方が逆転していて、ゲームがスタートして「いきなりボス登場」として味方の小型戦艦やテレビくんを攻撃するシーンがある。その時、股間にダメージを食らうとあっけなく死ぬ演出がある。ただしこの演出で味方が勝ってもゲームオーバーになるだけで、かなり強力なラストボスとして再登場する。
また『摩訶摩訶』のラストボス「マカマカ」は赤ん坊のような姿をしている時は頑丈でしぶといが、彼が本気を出して巨大化した時の最大ヒットポイントは1しかなく、通常攻撃であっけなく倒せる上に、最初の雑魚(名前も「ザコ」)より弱く、馬鹿馬鹿しい演出となっている。
[編集] その他
アニメ、漫画、ライトノベルなどのゲーム以外のサブカルチャーでも、作中に登場する強敵に対して上記の呼称が使われることがある。
恋愛ゲーム、ギャルゲー、乙女ゲーム、アダルトゲームなどで、口説き落とす相手のことを、比喩的にボスと呼ぶことがある。何らかの相手を口説き落とす、あるいは結ばれるなどがゲームクリアの条件になっている場合は、文字通りのボスキャラクターに近い。また、そのゲームでもっとも口説きづらい相手をラストボスと称することもある[28]。
音楽ゲームにおいて、シリーズを代表する高難易度の曲を「ボス曲」と表現することもある[29]。
[編集] 脚注
- ^ このようなゲームの例としてロックマンシリーズや『ファンタジーゾーン』などが挙げられる。
- ^ 『ハイドライド』の「バラリス」、『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの「クッパ」など
- ^ 『バトルガレッガ』における「N-617 ブラックハートmkII」
- ^ 『ロックマンシリーズ』において、よく8ステージ中のボスの方がラストボスより強いともくされる。
- ^ 『ドラゴンクエスト』の「竜王」、『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』の「ワイリーマシン2号」など
- ^ 『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の「デスピサロ」など
- ^ 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の「バラモス」、『ポケットモンスター』シリーズの四天王の四人目、『ポケモンコロシアム』の「ジャキラ」など
- ^ 『ロックマンワールド5』では「Dr.ワイリー」も登場し、過去の作品と同様の対決を行いはするが、さらにその戦闘後「サンゴッド」という真のラストボスと戦うことになる。
- ^ 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・』の「勇者の挑戦」など
- ^ 例えば『メトロイド』『コナミワイワイワールド』では、ボスを倒した後、そこから脱出しなければならない
- ^ 『ファイナルファンタジーVII』の「セーファ・セフィロス」に勝利した後に発生する「セフィロス」との戦闘、『ゼノギアス』の「デウス」戦勝利後の「ウロボロス」戦、『メトロイド ゼロミッション』の「メカリドリー」戦勝利後の「黒のゼーベス星人」戦など
- ^ ドラゴンクエストシリーズの公式ガイドブックなど
- ^ ポケットモンスターシリーズの公式ガイド、遊戯王シリーズの攻略本など
- ^ 『スーパーマリオブラザーズ3』の「コクッパ」や、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の「カンダタ」「やまたのおろち」など。
- ^ 代表的な例としては、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の「エスターク」、『ファイナルファンタジーV』の「オメガ」や「しんりゅう」がある
- ^ 『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の「神さま」など
- ^ 『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』など
- ^ 『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の「キングレオ」、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の「ゲマ」、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』の「ドグマ」(特にドグマに関しては再戦の切欠が無く『一方的に負け』、『勝ち逃げされた』という形のままでプレイヤー側からすれば消化不良感が非常に高く、『どうしても倒してみたい』と思っているプレイヤーが非常に多い)、『ファイナルファンタジーIII』の「暗闇の雲」など
- ^ 『ファイナルファンタジーVIII』の「セクレト」、『ロックマンX6』の「ハイマックス」など
- ^ 『ファイナルファンタジーIII』の「ネプトりゅう」や『ウィザードリィ #3』(ファミコン版ではII)の「エル' ケブレス」など。ドラゴンクエストVI 幻の大地の「デビット」もその例で、こちらは勝利したとしてもやり直しとなる。
- ^ 『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の「キラーパンサー」など
- ^ 『ファイナルファンタジーIII』の「バハムート」や『テイルズ オブ ジ アビス』の「ベヒモス」
- ^ アイテムや時間では、『ハイドライドII』の「イビルクリスタル」、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ ナイトメアトラバドール』の「闇マリク」、特定の時間は月齢が新月の時のみ倒せる『真・女神転生II』の「魔王 ヘカーテ」など。
- ^ 『ファイナルファンタジーV』の「ものまねしゴゴ」、バナナの皮でのみ攻撃が効く『ぷろすちゅーでんとG』の暗黒鳳凰団の首領の乗る巨大メカなど。
- ^ 『クロノ・トリガー』の「ラヴォス」やテイルズ オブ シリーズ(PS版『デスティニー』のリオン、『シンフォニア』のクラトス、『アビス』のアッシュなど)。『遊戯王真デュエルモンスターズ 封印されし記憶』の「ヘイシーン」もこれに含まれる特例で、初回のプレイでは到底倒せない強さであるが、2週目以降であれば倒すことも難しくない。ただし倒しても同じ対戦が繰り返される仕様になっている(バグではない)。
- ^ 『フロントミッション(初代)』のラストボスの機体には、序盤で行方不明となった恋人の脳がCPUとして収められている。また、『ファイナルファンタジーVII』のセフィロスは、自分の出生の謎を解いた時に、神羅を離れ、独自の行動を取り、破滅的な行動を止めようとする人物を殺し、最後にラストボスとして立ちはだかる。『ロックマンゼロ2』のエルピスは、敗北の屈辱からダークエルフの力に魅せられ、最終的にネオ・アルカディア最深部を占拠してラストボスとなる。また、ゲームではなくアニメだが、『重戦機エルガイム』の武器商人「アマンダラ・カマンダラ」が本物の「ポセイダル」であり、ラストボスとして立ちふさがった事もある。
- ^ 『ファイナルファンタジーVIII』の「ミノタウロス」「ケルベロス」など
- ^ 『ときめきメモリアル』の藤崎詩織は制作側からも「ラスボス」と称されていた
- ^ 『ダンスダンスレボリューション』のPARANOIAシリーズ・MAXシリーズ、『GuitarFreaks』『DrumMania』のMODEL DDシリーズ、『pop'n music』のHELLコースおよび『beatmania IIDX』の段位認定10段・皆伝該当曲など
[編集] 関連項目
最終更新 2009年12月2日 (水) 16:26 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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