ランチア・テージス

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ランチア・テージス
セダン
ストレッチリムジン(ストーラS85)
ローマ法王御料車(ランチア・ジュビレオ)
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン V6ガソリンDOHC、直5ガソリンDOHC、直5ガソリンDOHCターボ、直5ディーゼルターボ 1998cc-3179cc
変速機 6速MT・5速AT
駆動方式 FF
サスペンション 前:独立 マクファーソンストラット コイル 後:独立 マルチリンク・コイル
全長 4888mm
全幅 1830mm
全高 1465mm
ホイールベース 2803mm
車両重量 1820kg(3.2L)
最高速度 240km/h(3.2L)
先代 ランチア・カッパ
-このスペック表は試行運用中です-

ランチア・テージス(Lancia Thesis)は、イタリアの自動車製造会社ランチアが製造していたセダン型でFF方式の大型乗用車。 ランチアはフィアット・オート社の高級車部門を担っており、その中でもこのテージスはトップレンジに位置する。

日本には正規輸入されていないものの、少数ながらガレーヂ伊太利屋の手で輸入されている。


目次

[編集] 概要

コンセプトモデル『ランチア・ディアロゴス』

1990年代後半、自社ブランドの販売低迷の上に親会社フィアットの財政難のあおりを受け、ランチアは会社の存続が危ぶまれるほどの窮地に立たされていた。そんな状況の打開策として1998年トリノモーターショーにて以降のランチアの方向性を提示したコンセプトモデル、ディアロゴスを発表する。そのデザインテーマは2001年発表のテージスによって踏襲された(デザインは共にランチア社内の“ランチア・チェントロスティーレ”による)。

テージスはドイツ勢に押され続けているアッパークラスに攻勢をかけるべく、商業的に失敗に終わった前作カッパを教訓に、当時の高級車の主流である押し出しの強いデザインを強調した。また装備面やセーフティー、ボディー剛性感、質感などでもそれまでのイタリア車では無かったほど煮詰められ、世界のアッパークラスに比肩しうるレベルであるという。

イタリア本国において、ランチアの最上級セダンは伝統的に公用車として用いられており、このテージスもストレッチリムジンローマ法王御料車(車名はランチア・ジュビレオ)、大統領専用車として献上されている。

一部の愛好家などの絶大な支持を得ているようであるが、商業的にはドイツ勢の敵にはなりえず、2008年末をもって生産終了となった。


[編集] モデル・エンジン

重量1.8tという大きく重いボディを引っ張る原動力として、当初テーマの時代から使われているアルファ・ロメオ製DOHC・V6・3リッターエンジン(215ps)、DOHC直5・2.4リッターエンジン(170ps)、DOHC直5・2リッターターボエンジン(185ps)、そしてヨーロッパでは主力となりうるコモンレールディーゼルの直5・2.4リッターターボエンジン(150ps)の4種のラインナップを揃え、計画ではV8エンジンの搭載もあった。当時、親会社であるフィアットはGMとの提携下にあり、キャデラックノーススターエンジンが搭載されるという計画まであった。しかし、その後の提携解消によりその計画は完全にお蔵入りとなった。当時このノーススターV8と平行して搭載テストされていたのが、その後マセラティ・クアトロポルテに搭載された4.2リッター・フェラーリ製V8エンジンであった。これは、“ランチア・テーマ8.32”の再来を予感させたエピソードである。

その後、ガソリンの2リッターターボ・2.4リッター、コモンディーゼルターボの各エンジンはインジェクター等の改良によりそれぞれパワーアップしたものが(例:ディーゼル版の150psから185psにアップ)パワーアップ前の既存モデルを残しながらラインナップに加わり、さらにアルファロメオのGTAに積まれていたV6・3.2リッターエンジンのディチューン版(230ps)が加わって、一時はトランスミッションとの組み合わせも相まって実に膨大なラインナップとなっていた。

なお、これらのエンジンの一部に専用のアイシンAW製5段マニュアルモード付きATが組み合わされた。

[編集] 関連項目


[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月21日 (水) 08:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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