リエゾン

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リエゾン(Liaison) とは、2つの単語(あるいは形態素)が一定の音的条件の下で連続して発音される際に、その境界に第三の音が現れる現象を指す。リエゾンはまた連音とも言うが、「連音」という用語はリエゾン以外の音現象をも指すことがありうるので注意を要する。

目次

[編集] フランス語のリエゾン

フランス語においては、2つめの単語が母音で始まる場合に、1つめの単語の末尾に子音が現れる現象をリエゾンという。リエゾンの際に現れる音はつづり字に反映される。従って、その単語を単独で発音するときや子音で始まる単語が後続するときは語末の子音字を発音せず、母音で始まる単語が後続すると子音字を発音することになる。

  1. vous mangez [vumɑ̃ʒe] (あなたがたは食べる)
  2. vous aimez [vuzɛme] (あなたがたは愛する)

上の例において、単語「vous(あなたがた)」は子音で始まる単語が後続するときは1.のように [vu] と発音するが、2.のように母音で始まる単語が後続すると [vuz] と語末に [z] が現れる。

リエゾンの例外として、

  1. 接続詞 "et" に続く語との間において
  2. 主語たる(代名詞を除く)名詞とそれに続く動詞との間において
  3. 単数名詞形容詞との間において
  4. uhlan, ululerおよびその派生語、huitやhuitième, onzeやonzièmeとその直前の発音されない子音

の4つのケースにおいてリエゾンは発生しない(ただし4番目のケースにおいては例外もある)。

[編集] その他の言語のリエゾン

[編集] 英語

イギリス英語におけるリエゾンとして、2つめの単語が母音で始まる場合に、1つめの単語の末尾に/r/音が現れる現象を挙げることができる。フランス語の場合と同様に、リエゾンの際に現れる/r/音は表記に反映されている。

  • there was [ðɛəwɔz] (…があった)
  • there is [ðɛərɪz] (…がある)
    • there areも同様。

[編集] 朝鮮語

朝鮮語におけるリエゾンは、1つめの単語が子音で終わり、2つめの単語が母音 /i/ あるいは半母音 /j/ で始まる場合に、2つめの単語の頭に/n/音が現れる現象を指す。フランス語の場合とは異なり、リエゾンの際に現れる/n/音は表記に反映されない。

  • 코 옆 [kʰojɔp̚] (鼻の横)
  • 눈 옆 [nunnjɔp̚] (目の横)

[編集] 関連項目

最終更新 2009年7月15日 (水) 16:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【リエゾン】変更履歴

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