リゾートしらかみ

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青池編成 秋田~土崎間
(4両編成は2006年3月17日で終了)
橅(ブナ)編成
(2003/03/15撮影:品川駅にて)
くまげら編成
(2006/08/06撮影:青森駅にて)
くまげら編成3号車車内
(2008/04/02撮影:深浦駅に停車中)

リゾートしらかみは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が秋田駅 - 弘前駅青森駅間を奥羽本線五能線経由で運転する臨時快速列車。なお、本項では、冬季を除く2号と5号が運休される日に運行される「海彦・山彦号」についても併せて記述する。

目次

[編集] 運転概況

当初から夏季は毎日運転でありながら、列車番号が臨時列車扱いとなっている。冬季については、土曜日休日と一部の日のみ運転する。

全車指定席。2号車は4人がけのボックス席で、マルス端末で発行する際はフロア指定(B室)をする。ただしフロア指定をしなくても、ボックス席が発行されることがある。 2002年11月以前は「リゾートしらかみ(B)」という別の列車名で登録されていた。

信号関係のため、列車交換がなくても北金ヶ沢駅に運転停車する。

また、海沿いを走る岩館~大間越間、大戸瀬~北金ヶ沢間の一部区間では、景色を長い時間見てもらえるよう、徐行する。 また、千畳敷付近においても観光案内放送と徐行が行われるほか、3号は千畳敷駅に10分間停車し、海岸を散策できる。

1~3号の五所川原~鰺ヶ沢間の先頭車で「津軽三味線」の演奏が、土曜休日の3・4号の川部~陸奥鶴田間先頭車では「津軽弁語り部体験」が行われる。

当列車は日本海沿岸を運行するため、荒天時、荒天が予想されるとき、大雨・大雪となっているとき、もしくは事故などのときに、運休(区間運休も含む)か徐行運転となる場合がある。その為、荒天時やそれが予想される場合には、利用前等にJRへの問い合わせをするのが賢明であろう。

各列車には記念スタンプが備えつけられている。

NRE秋田営業支店により、車内販売が行われている。

かつて「晩酌セット(価格:1000円(税込)・あきた白神駅前にある八森いさりび温泉 ハタハタ館で調理)」が、しらかみ4号で提供されていた。提供方法は川部→鰺ヶ沢間で、検札に来た車掌に専用申込書(車両内にあり)を渡すと、あきた白神駅から積み込みされ、座席にて支払いとともに商品を引き換えるという形であった。しらかみ5号でも「晩酌セット」を注文できたが、この場合は各自で「八森いさりび温泉 ハタハタ館」に当日14時までに予約しなければならなかった。 現在、材料費などの都合により、提供停止となっている。 

[編集] 使用車両

  • キハ40系改造の専用車両を使用。それぞれ以下の名称がある。
    「青池」編成(1997年3月22日より運転、2006年3月18日編成変更)
    「橅(ブナ)」編成(2003年4月より運転)
    「くまげら」編成(2006年3月18日より運転)

全て3両編成である。

  • 2010年秋以降にハイブリッドシステムを搭載した新型リゾートトレイン(4両編成)により、1編成を置き換える予定。

[編集] 停車駅

●:停車駅、◇:運転停車駅(乗降不可)、◎:季節停車駅(3号のみ)、|:その方向に向かって通過

  • 使用編成は時期により異なり、パンフレット及び秋田支社ホームページに記載されている。
号数 1・2号 4・5号 3号・6号
奥羽本線 秋田駅
追分駅
八郎潟駅
森岳駅
東能代駅
五能線
能代駅
あきた白神駅
岩館駅
十二湖駅
ウェスパ椿山駅
深浦駅
千畳敷駅
北金ヶ沢駅
鰺ヶ沢駅
陸奥森田駅
木造駅
五所川原駅
陸奥鶴田駅
板柳駅
川部駅
奥羽本線
弘前駅
青森駅  

[編集] 観光体験メニュー

当列車では駅での停車時間にイベントを実施したり、駅の外を散策できるほか、地元とタイアップして観光体験メニューを多数用意している。

年度や季節により実施内容が異なるので、詳しくは、JR東日本のホームページか駅や旅行会社、観光案内所などで配布されている冊子を参照されたい。

[編集] 列車車内または駅構内等で実施する観光体験

  • 「バスケの街のしろ」駅ホームでバスケットボールシュート体験(能代駅停車中 1号、3号のみ)
  • 木工パズル体験(能代駅停車中 1号、3号のみ)
  • 千畳敷散策(千畳敷駅停車中 3号のみ)
  • 津軽三味線生演奏(鯵ヶ沢駅五所川原駅間車内 1、2、3号のみ)
  • 津軽弁「語り部」実演(陸奥鶴田駅川部駅間車内 土日祝日、振替休日の3、4号のみ)
  • 夜間運転では車内を減光して日本海の漁火を見やすくするサービスが行われる場合がある
  • ビューポイントでは徐行運転が行われる(運転状況や明るさにもよる)
  • NRE車内販売による「リゾートしらかみ」グッズの販売

[編集] 列車を下りて地元で実施する観光体験(主なもののみ)

下記は地元の観光団体や商工業者が実施する観光体験で、直接の申込が必要なものが多い。また、下車後、バスやタクシーに乗り継ぐ必要があるものがほとんどであることにも注意。いずれも時間帯の都合で利用できる列車が限られるが、いずれも「リゾートしらかみ」以外の交通手段でも訪問できる。

  • 和菓子作り体験(秋田駅下車)
  • なまはげ伝説・男鹿半島周遊(八郎潟駅下車)
  • 周遊バスでめぐる能代市内観光(能代駅下車)
  • ブナ森散策・留山トレッキング(あきた白神駅下車)
  • アオーネ白神十二湖と「青池&湧壷の池」散策(十二湖駅下車)
  • ウェスパ椿山・黄金崎不老ふ死温泉入浴(ウェスパ椿山駅下車)
  • 北前船の港町散策(深浦駅下車)
  • ミニ白神散策(専門ガイド同行)(鯵ヶ沢駅下車)
  • 「斜陽館」と津軽三味線会館を訪ねる(五所川原駅下車 津軽鉄道乗換)
  • りんごまるごと体験(板柳駅下車)
  • 樹齢400年のブナの巨木“マザーツリー”と白神山地・暗門の滝トレッキング(弘前駅下車)

[編集] 海彦・山彦号

  • 毎日運転する夏季は3編成をフルで運用するが、車両検査の都合で5・2号が運休[1]となる際に運転されるのが海彦・山彦号(うみひこ・やまひこごう)である。
  • 秋田車両センター所属のキハ40系国鉄色2両が使用され、全車自由席として運転される。
  • 2008年6月に運転された際は、秋田駅~鹿角花輪駅間の快速に使用されていたキハ58形・キハ28形気動車アコモ車2両にて運転された。この時は1両が指定席であった。現在は廃車されたため、使用されることはない。

[編集] 沿革

  • 1988年(昭和63年)4月21日 秋田駅・東能代駅~弘前駅間を観光列車として、50系客車を改修して「ノスタルジックビュートレイン」を運転開始。
    設定当時より、定期列車のダイヤを利用して運行された。その為、「ノスタルジックビュートレイン」には自由席が連結されていた。
    • 各駅停車に関しては、東能代駅発。快速列車に関しては秋田駅発。
    一時は、冬季間もポリ塩化ビニル製の透明のシートで展望室部分を覆うものの、海からの強風には勝てず冬期の運行は行われなくなった。
  • 1996年(平成8年)11月10日 「ノスタルジックビュートレイン」運転終了。
  • 1997年(平成9年)4月1日 秋田新幹線開業に伴い、眺望気動車による「リゾートしらかみ」に変更。当時は、「青池」編成(当時の愛称はCRUISING TRAIN Resort SHIRAKAMI) のみ。
    「リゾートしらかみ」に変更したことにより、全席座席指定席化。
  • 1999年(平成11年)4月1日 蜃気楼ダイヤ開始。秋田駅発10:00、弘前駅着14:23(冬季)、15:52着(夏季・蜃気楼ダイヤ)。折返しの上りが、弘前発16:07発、秋田着19:59。
  • 2001年(平成13年)12月1日 ウェスパ椿山駅の開業により艫作駅から同駅に停車駅を変更。
  • 2003年(平成15年)4月1日 東北新幹線八戸駅開業に伴い、運転本数を2往復に増やす為、「橅(ブナ)」編成が登場。
  • 2003年・2004年の冬期は、12月~翌年2月までの土曜・休日は「1・2号」のみ、増発日のみ「1~4号」で運転していたが、2005年冬期は再び1往復での運転となる。
  • 2004年(平成16年)10月23日24日 大曲駅発着の運転が行われる。大曲駅~秋田駅間の停車駅は次の通り。
  • 2004年(平成16年)5月27日 乗車人数30万人達成。
  • 2005年(平成17年)6月12日 横手駅開業100周年を記念して、横手駅発着の運転が行われる(9:25発)。
  • 2005年(平成17年)11月30日 「くまげら編成」登場に伴い、「リゾートしらかみ3号」が「さようなら蜃気楼ダイヤ」号を運転(当初は29日も運転予定であったが、強風で五能線内が全線バス代行となったためできなかった)。
  • 2006年(平成18年)3月18日 『青池』『橅』に続く第3編成『くまげら』が運行開始(青池編成が4両→3両化され、減車されたキハ48-1521の1両は『くまげら』編成に転用)。
  • 2006年10月24日にはNHKラジオ第1の「音の風景」で、当列車内の様子が放送された。
  • 2007年(平成19年)4月1日 岩館駅を停車駅に追加。

[編集] 蜃気楼ダイヤ

蜃気楼ダイヤとは、1999年から2005年までの夏季限定で運行されたダイヤの愛称。観光駅に当たる、あきた白神駅・十二湖駅・ウェスパ椿山駅・深浦駅の4駅の中から好きな駅で一旦下車し、観光の後、再び同じ列車で目的駅へと向かう。あきた白神駅については運転上、岩館駅まで無料送迎車で向かう。

時刻表には、深浦駅で3時間停車の掲示か、列車の直通の記号を用いて表示されているが、深浦駅で数分止まった後、岩館駅まで引き返し、十二湖駅・ウェスパ椿山駅の乗客を乗せて、深浦駅に向かう。指定席券は、目的地までの乗車券・指定席券であれば、途中下車できるようになっていた。

2006年春から「くまげら」編成投入により、「リゾートしらかみ」が3往復体制での運行になったために、この蜃気楼ダイヤでの運行はされなくなった。

西村京太郎著の推理小説「五能線の女」では、このダイヤトリックとして使用した。2006年12月16日テレビ朝日西村京太郎トラベルミステリーシリーズとして映像化された。放送された時点ではすでに蜃気楼ダイヤでの運転はしていなかったので、番組の最後でその旨の字幕が表示された。

[編集] 備考

  • 5号で青森駅に行く場合、川部駅で奥羽本線下り普通(18:30発 659M列車)に乗り換えると早く到達する。その為、五所川原駅改札口付近に、「リゾートしらかみ5号で青森駅まで行く場合は、川部駅で普通列車に乗り換えると23分早く到達します。」と案内が出されている。

[編集] 脚注

  1. ^ 運行ダイヤは「しらかみ」と同じ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月11日 (水) 13:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【リゾートしらかみ】変更履歴

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