リック・ルービン

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リック・ルービン、2006年9月

リック・ルービン(Rick Rubin、1963年3月10日 - )は、アメリカニューヨーク州ロングアイランド出身の音楽プロデューサーDJ、アメリカン・レコード、コロムビア・レコードのオーナー。主にロックバンドのアルバム・プロデュースで知られているが、キャリアの最初期においてはヒップホップ(ラップ)系のアーティストのプロデュースを務めており、『Def Jam』の創設者の一人としても知られている。

1980年代後半からは攻撃的な音楽性を特徴とするスラッシュメタルバンドのスレイヤーのプロデュースで代表作『レイン・イン・ブラッド』等を手がけており、以降スレイヤーに対する思い入れは強く現在もプロデュースを続けている。

ロックとラップの融合を進めた事でも有名な人物で、エアロスミスRun-D.M.C.によるコラボレーション『Walk This Way』等で見られるように、ヒップホップ系サウンドとヘヴィメタルサウンドを高次元で融合させた。レッド・ホット・チリ・ペッパーズレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンリンプ・ビズキットスリップノットリンキン・パークの作品等を手がけ、アメリカを中心とした音楽シーンに大きな影響を与える存在となっている。

その一方で、ジョニー・キャッシュウィリー・ネルソンニール・ダイアモンドドノヴァン等、主に60~70年代にヒットしたフォークカントリーのアーティストのプロデュースにも意欲的である。

パンクバンドであったビースティ・ボーイズをヒップホップ・グループに転向させたのも彼であり、ビースティのオリジナルDJでもある。

2000年レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン来日公演に同行しライヴのプロデュースを行った。

[編集] プロデューサーとして

プロデューサーとしてのリック・ルービンの仕事は、アーティストの魅力を最大限に引き出すために、バンドや楽曲に対し一人の音楽ファンとしてアドバイスを与えることである。一般的な音楽プロデューサーとは大きく異なり、音づくりやミックスに関するスタジオでの作業にはほとんど関与しない。アルバムを制作する際には収録される楽曲へのクオリティに異常なこだわりをみせ、アーティストが10曲を持ち込んでも容赦なく2,3曲のみを採用して残りすべてをボツにしてしまうこともある。そのため、メタリカの『Death Magnetic』のように、いい曲が出揃い正しい方向性を見つけるまでに数年を費やしてしまうケースもザラである。また、彼は音楽の専門的・技術的な知識をほとんど持ち合わせておらず、直感のみに頼って楽曲の良し悪しを判断するため、反りのあわないアーティストからは批判されることも多く、リンプ・ビズキットやヴェルヴェット・リヴォルヴァーU2などはアルバムの制作途中で彼との仕事を打ち切っている。一方で、知識などのしがらみに一切縛られない彼のスタンスがジャンルを越えた幅広いアーティストのプロデュースを可能にしているのも事実であり、きわめて徹底的なプロセスを経て世に送り出されるアルバムは、いずれもアーティストのポテンシャルが最大限に発揮された楽曲を取り揃えた傑作となる。こうした助言者としての役割ゆえに、その仕事ぶりを称して〈グル〉と呼ばれることも少なくない。

[編集] プロデュース作品

最終更新 2009年11月24日 (火) 16:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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