レッカー車
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レッカー車(レッカーしゃ、Towing truck、Wrecker)とは、故障車両や事故車両や駐車違反車両などの道路交通の妨げになる自動車を移動させる装置を持つ特種用途自動車である。
牽引自動車に分類されるが、日本ではレッカー車で自動車を牽引する場合は牽引免許は不要である。主に日本自動車連盟(JAF)のロードサービス隊、自動車修理業者、警察署から委託を受けた車両移動業者、警察、消防、自衛隊などが保有する。
目次 |
[編集] 構造と主要装備品
車両を吊り上げて牽引するための機材。
- レッカーブーム
- ブームはアンダーリフトと一体のもの(インテグレート)と、独立したもの(インデペンデント)がある。一体式ブームは水平方向の回転はできない(フィクスド)が、独立式ブームでは回転式(ローテーター)を選べる。
- アンダーリフト
- 被けん引車の下に潜り込ませ、持ち上げる。
- ピボットアーム
- 被けん引車の車輪を載せ、抱え込んで固定する。
- クレーン
- 横転車両を起こしたり、車両を吊り上げる。
- アウトリガー
- 作業中の車体安定用。
- ウインチ
- ロープやワイヤーで牽引したり車両を荷台に載せることのできるローダータイプでは、これで車両を荷台へ引き上げる。
これらの装備の他に、手動ジャッキ、補助車輪、スリングやワイヤー、応急修理用の工具を備える。
[編集] 日本での運転免許
一般的なレッカー車は、普通自動車に分類されるため普通免許で運転できる。一部のレッカー車は大型自動車に分類されるため、運転するには大型免許が必要である。赤色回転灯及びサイレン装置を搭載したレッカー車で緊急走行を行うためには、公安委員会の審査や実務経験などが必要になる。
他の自動車を牽引する車両ではあるが、レッカー車での牽引は法規上、牽引免許が必要となる「牽引自動車による重被牽引車の牽引」に該当しないため、牽引免許は法規上は不要である。教則本などで牽引免許が不要な実例として挙げられている「他の自動車をロープやクレーンなどで牽引する場合」にあたる。但し、安全に牽引するためにはけん引免許を持っている方が望ましい。
[編集] 韓国での運転免許
レッカー車を運転するためには牽引する自動車の運転免許と第一種特殊免許(レッカー車)が必要である。(大韓民国道路交通法第80条)
試験内容は次のとおり。(大韓民国道路交通法施行規則第65条)
- 5分以内に被牽引車を連結。
- その状態で曲線コース(S字)と屈折コース(クランク)を通過(制限時間各コース3分以内。側線に触れてはならない)。
- 5分以内に被牽引車を分離。
- 被牽引車なしで方向転換(側線に触れてはならない。ただし確認線には触れなければならない)。
全ての行程を19分以内に終えること。側線にふれてはならない。電子採点機で行う。100点満点の90点以上で合格。[1]
試験車両は次のとおり。(2005. 3.24改定)[2]
- 牽引自動車
- 長さ:643cm以上
- 幅:219cm以上
- 軸距:379cm以上
- 被牽引自動車(第一種普通免許で使用される技能試験車両と同じ大きさ)[3]
- 長さ:465cm以上
- 幅:169cm以上
- 軸距:249cm以上
- 最小回転半径:520cm以上
[編集] ギャラリー
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JAF |
[編集] 脚注
最終更新 2009年11月13日 (金) 23:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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