レッドクリフ
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| レッドクリフ | |
|---|---|
| タイトル表記 | |
| 繁体字 | 赤壁 |
| 簡体字 | 赤壁 |
| ピン音 | Chìbì |
| 英題 | Red Cliff |
| 各種情報 | |
| 監督 | 呉宇森(ジョン・ウー) |
| 製作総指揮 | 張家振(テレンス・チャン) |
| 脚本 | 呉宇森 陳汗(チェン・ハン) 盛和煜(シェン・ホーユー) 郭筝(グオ・ヂョン) |
| 出演者 | 梁朝偉(トニー・レオン) 金城武 張豊毅(チャン・フォンイー) 張震(チャン・チェン) 趙薇(ヴィッキー・チャオ) 胡軍(フー・ジュン) 中村獅童 林志玲(リン・チーリン) |
| 音楽 | 岩代太郎 |
| 主題歌 | alan(阿蘭) |
| 撮影 | 呂楽(ルー・ユエ) 張黎(チャン・リー) |
| 編集 | デビット・ウー 林安児(アンジー・ラム) 楊紅雨(ヤン・ホンユー) |
| アクション指導 | 元奎(コリー・ユン) |
| 衣装 | 葉錦添(ティン・イップ) |
| 美術 | 葉錦添 |
| 制作会社 | 獅石娯楽公司 中影集団 |
| 配給 | 中国 中国电影集团公司 香港 美亜電視 日本 東宝東和 エイベックス・エンタテインメント |
| 公開 | Part I Part II |
| 上映時間 | Part I 145分 PartII 144分 |
| 製作国 | 中国 香港 日本 韓国 台湾 |
| 言語 | 中国語(普通話) |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| IMDb | |
『レッドクリフ』(原題: 赤壁)は、ジョン・ウー(呉宇森)監督による中国のアクション映画。中国文学の四大古典小説とされている羅貫中の『三国志演義』を基に、前半のクライマックスシーンである赤壁の戦いを描く。
3部構成となっており、前編にあたる『レッドクリフ PartI』が2008年、後編にあたる『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』が2009年に公開された。当初は一作のみの予定であったが5時間を超える長編になってしまったために、一部の地域を除き3部構成に分けての上映となった[1]。
目次 |
[編集] レッドクリフ Part I
中国映画過去最高額の投資と言われ、物語冒頭における阿斗を救出する趙雲の獅子奮迅の活躍や、関羽・張飛が奮闘する八卦の陣での合戦シーンがある。また、周瑜とその妻小喬の愛や小喬に懸想する曹操の執着などのロマンス要素、周瑜と諸葛亮の間で板ばさみになる魯粛の描写などユーモラスな描写もある。
中国では2008年7月10日に公開。初日興行収入は2700万人民元、上映開始から11日目に2億人民元を超え、どちらも『トランスフォーマー』の記録を超える。公開から1か月で3億200万人民元となり、『王妃の紋章』を抜き中国国産映画の興収新記録となる[2]。
日本では2008年11月1日に公開。キャッチコピーは「三国志の完全映画化」「信じる心、残っているか」。2008年の年度別映画興行成績は50.5億円で、同年度4位となる。本編の前に物語の背景や主要人物のキャラクターを説明するナレーションを加え、本編中に役名や地位のテロップを挿入する日本版独自の仕様がある。また、エンドロール終了後に『Part II』の特報がある。
また、PartⅡの公開直前ということで、DVDリリースから僅か一ヶ月という異例の早さで2009年4月12日にテレビ朝日の日曜洋画劇場枠で地上初放送され、同時間帯1位の19.9%(関東地区、ビデオリサーチ社調べ)の高視聴率を記録した。
[編集] あらすじ
三国時代の中国。漢の丞相の曹操(のちの魏の礎を築いた)は、北部を平定した後、南部も制圧するために兵を進める。その目的は、天下統一に邪魔な劉備・孫権の抹殺だけでなく、今は周瑜の妻となった天下一の美人小喬の奪取にもあった。荊州にいた劉備軍は南下して軍を立て直そうとするが、途中の当陽県長坂にて追いつかれ、敗走する。
夏口へ逃げた劉備は、部下の諸葛亮(孔明)の提案に従い、孔明を孫権(のちに呉を建国)のもとへ派遣する。孔明は孫権の総司令である周瑜と意気投合し、2つの勢力は共に曹操と戦う同盟を結ぶ。孫権は数万の軍勢を派遣し、劉備軍とともに長江の赤壁付近で曹操軍と相対し、両者互いに決戦のために水軍と陸軍を動かすのだった。
[編集] レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-
『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』(赤壁下:決戰天下、拼音: Chìbìxià: Juézhàntiānxià 、英語: Red Cliff II)は、2009年1月8日に中国で公開。日本では、同年4月10日に劇場公開。 赤壁の戦いをクライマックスとした一大決戦を舞台に、強敵を前に知略を競う周瑜と諸葛亮の活躍を軸に、曹操・孫権・劉備ら各陣営の英雄、周瑜の妻・小喬や孫権の妹・尚香らヒロインそれぞれの戦いが様々に交錯して展開する。
前作に比して、火攻めで火達磨になる敵味方の兵士たちの描写や、孫尚香の友の無惨な死など、戦争そのものの悲惨さを強調した描写が目立つ。
[編集] Red Cliff
欧米向け配給用に、1本にまとめた145分版[1]がフランスで公開された。上映開始から5日間の興収は、161万5459米国ドル。
[編集] キャスト
[編集] 孫権勢力(のちの呉)
- 周瑜:梁朝偉(トニー・レオン)
- 孫権:張震(チャン・チェン)
- 孫尚香:趙薇(ヴィッキー・チャオ)
- 甘興(甘寧をモデルにした架空の人物[3]):中村獅童
- 小喬:林志玲(リン・チーリン)
- 魯粛:侯勇(ホウ・ヨン)
- 黄蓋:張山(チャン・シャン)[4]
- 老漁夫:馬精武(マー・チンウー)
[編集] 劉備勢力(のちの蜀)
[編集] 後漢・曹操勢力(のちの魏)
- 曹操:張豊毅(チャン・フォンイー)
- 孫叔財(架空の人物・曹操軍の兵士):佟大為(トン・ダーウェイ)
- 驪姫(架空の人物・曹操の側室):宋佳(ソン・ジア)
- 華陀:謝鋼(シェ・ガン)
- 献帝:王寧(ワン・ニン)
- 孔融:王慶祥(ワン・チンシアン)
- 曹洪:王輝(ワン・ホゥイ)
- 蒋幹:師小紅(シー・シャオホン)
- 蔡瑁:一真(イージェン)
- 張允:賈宏偉(ジャ・ホンウェイ)
- 夏侯雋(夏侯惇・夏侯淵をモデルにした架空の人物):胡暁光(フー・シャオグワン)
[編集] キャストの変遷
2007年2月、ジョン・ウー監督が発表した出演決定キャストは、周瑜 = 周潤発(チョウ・ユンファ)、諸葛亮 = 梁朝偉であった[5]。その直後にアン・リー監督作「ラスト、コーション」の撮影が長引いた梁朝偉が、心身の不良等を理由に降板、代役に金城武を立てたものの、今度はクランクイン初日に周潤発が突然降り(ギャラなどの契約条件で折り合わなかったと報道された[6])、替わって梁朝偉が監督に支援を申し出、再び出演を決める[7]という、二転三転のキャスト変更劇が展開され、衆目を集めた。
その他出演者候補として名前が挙がった俳優に、渡辺謙(曹操役)[8]を始め、張静初(チャン・ジンチュー、大喬役 = 本作に登場しなかったキャラクター)[9]、チョン・ウソン(趙雲役)[10]、鄒兆龍(コリン・チョウ、趙雲役)[11]、小雪(役柄不明)[12] 等がいる。
なお、中村獅童の役名は当初は甘寧であったが、史実にない出番が増えた為、甘寧をモデルとした甘興[13]というオリジナル登場人物となった[3]。
[編集] 日本語吹き替え版キャスト
- 周瑜・ナレーション:山寺宏一
- 孔明(諸葛亮):東地宏樹
- 曹操:磯部勉
- 孫権:平田広明
- 孫尚香:朴璐美
- 趙雲:佐久田修
- 甘興:中村獅童
- 小喬:岡寛恵
- 劉備:玄田哲章
- 魯粛:大川透
- 関羽:楠大典
- 張飛:廣田行生
- 献帝:石田彰
[編集] スタッフ
- 監督:呉宇森(ジョン・ウー)
- 製作:張家振(テレンス・チャン)、呉宇森
- 製作総指揮:韓三平(ハン・サンピン)、松浦勝人、伍克波(ウー・ケボ)、千葉龍平、デニス・ウー、ユ・ジョンフン、呉宇森
- 脚本:呉宇森、陳汗(チェン・カン)、盛和煜(シェン・ホーユー)、郭筝(グオ・ヂョン)
- アクション監督:元奎(コリー・ユン)
- 水上戦場面監督:梁柏堅(パトリック・レオン)
- 第2班監督:梁柏堅、元奎
- 美術・衣装デザイン:葉錦添(ティム・イップ)
- 撮影監督:呂楽(リュイ・ユエ)、張黎(チャン・リー)
- 編集:デビット・ウー、林安児(アンジー・ラム)、楊紅雨(ヤン・ホンユー)
- 音楽:岩代太郎
- 演奏:東京都交響楽団
- 横笛演奏:福原百七
- VFX監督:クレイグ・ヘイズ
- VFX:オーファネージ
- 日本語版監修:渡邉義浩
[編集] 主題歌
- レッドクリフ Part I 『RED CLIFF〜心・戦〜』(中国語版題『心・战〜RED CLIFF〜』)
- レッドクリフ Part II 『久遠の河』(中国語版題『赤壁 〜大江东去〜』)
[編集] 販売物等
- 映像ソフト
- レッドクリフ Part I
- コレクターズ・エディション (DVD3枚組)、スタンダード・エディション (DVD2枚組)、ブルーレイの3種類。2009年3月11日エイベックスより発売。
- レッドクリフ Part Ⅱ
- コレクターズ・エディション (DVD3枚組)、スタンダード・エディション (DVD2枚組)、ブルーレイの3種類。2009年8月5日エイベックスより発売。
- レッドクリフ Part Ⅰ&Ⅱ
- スペシャル・ツインパック(DVD6枚組)、DVD・ツインパック (DVD4枚組)、ブルーレイ・ツインパック(BD2枚組)の3種類。2009年8月5日エイベックスより発売。
- 小説レッドクリフ
- 本作のノベライズ。 作者:高里椎奈 /出版社:講談社。上巻 (2008年10月) ISBN 4062150573 下巻 (2009年3月) ISBN 4062152576
- キャラクターグッズ
- 登場人物をモチーフとしたキューピー人形(周ピー・孔ピー・曹ピー、等)。前売り鑑賞券購入者限定特典として登場し、後に商品化。
- レッドクリフ×赤兎馬コラボTシャツ。
- CM
- The World of GOLDEN EGGSのローズ&マリーが出演する。VIERACMの一部に映画のシーンが使われた。
- 白木屋
- 一部の店舗に、レッドクリフメニューが置かれた。
[編集] 参考文献
- ^ a b 短縮版『レッドクリフ』が米配給会社にお披露目(バラエティ・ジャパン) 2009年1月7日
- ^ ジョン・ウー新作『レッドクリフ』、中国興行新記録 - AFPBB News 2008年8月13日
- ^ a b 『レッドクリフ PartI』中村獅童 単独インタビュー(goo 映画)
- ^ 中央電視台版『三国演義』(1994年)の趙雲役として知られる。
- ^ 映画『赤壁』の出演者決定(中国国際放送局) 2007年2月16日
- ^ 周潤発:映画『赤壁』降板理由めぐり“赤恥”の戦い(中国情報局) 2007年4月18日
- ^ 梁朝伟火线回归《赤壁》 前诸葛亮改行扮周瑜(新浪网) (中国語) 2007年4月19日
- ^ ジョン・ウー監督の三国志映画で渡辺謙とチョウ・ユンファが共演(シネマトゥデイ) 2006年9月6日
- ^ 吴宇森《赤壁之战》9月开机 张静初扮“大乔”(腾讯网) (中国語) 2006年2月16日
- ^ 三国志史上最大の決戦「赤壁の戦い」を描く、中国映画史上最大の超大作!中国映画『赤壁』【Battle of Red Cliff】(仮題)製作出資及び日本での独占配給権獲得に関する基本合意締結について(エイベックス・グループ・ホールディングス プレスリリース※pdf) 2006年12月22日
韓國男星鄭雨盛自爆因中國政府施壓無法演出《赤壁》(Yahoo!奇摩) (繁体字中国語) 2008年7月16日 - ^ 《赤壁》定角邹兆龙变身赵子龙(新浪网) (中国語) 2006年2月15日
- ^ Koyuki and Nakamura Joins John Woo's Movie 'Red Cliff' ('Asianpopcorn) (英語) 2007年7月18日
- ^ 一時は瓦瀧という役名に決定したとの報道もあった。エイベックス・グループ・ホールディングス 中村獅童事務所と業務提携契約締結。アクション超大作『レッドクリフ(仮題)』に出演決定! 2007年8月1日
[編集] 外部リンク
- 『レッドクリフ』公式サイト
- 『レッドクリフ3594』公式ブログ
- 新浪娯楽 - 中国公式サイト(中国語)
- 20世紀フォックス - 台湾公式サイト(繁体字中国語)
- 美亜娯楽 - 香港公式サイト(繁体字中国語)
- Les 3 royaumes - フランス版公式サイト
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最終更新 2009年9月16日 (水) 04:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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