レトロゲーム
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レトロゲーム(Retro game)とは、「古いゲーム」「昔のゲーム」といった意味で使われるが、プレイヤーの年齢によりその範囲が異なるため、世代によって多少のばらつきがある。レゲー、レトゲー、オールドゲーム、懐ゲーなどとも呼ばれる。ただし、レゲーは、まれにレアなゲームの意味でも使用される。
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[編集] 概要
2009年現在の日本の場合、家庭用機ならセガサターン・プレイステーション(1994年)より前に発売されたハードの作品、業務用機なら1990年代初頭以前を指す事が多い。
なお、2009年現在のアメリカなどでは、NES(ファミリーコンピュータ)よりも前のゲーム(アタリVCSなど)を指すことが多い。
アーケードゲームの場合は、ソフトウェアとハードウェアが一体で提供されるため、ゲーム性は必ずしも再生用ハードウェア(といっても、コントローラーを汎用の物で代替するなど、様々な工夫が求められる場合もある)性能に依存しない。またエミュレータの形で汎用のパソコン上でプログラムを擬似的に動かす技術もあるため、比較的年代の古いゲームでも、長期に渡って愛され続けている物が数多くある。いくら古くても、多く現役稼働しているようなタイトル(『コラムス』など)はレトロゲームとは呼ばれないこともある。
古くは新奇性を狙って様々な実験的アイデアがゲーム上で見られたり、現在のゲームには無い素朴さ・判り易さもあるため、これを好んで利用する市場も形成されている。近年ではその古さが逆に斬新に見えるということもあり、意図的にレトロゲームそのものの雰囲気で製作された『ロックマン9』や、架空のレトロゲームをプレイする『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』シリーズなども製作されている。
[編集] 流通
「レトロゲーム」と見なされるゲームの多くは中古品として流通している。ゲーム専門店で中古品を扱う例は1990年代以前から存在しているが、2000年代以降はゲームソフトも扱う新古書店や電子商店街の台頭によって過去のゲームが安価で入手できる機会が増えた。希少なソフトが高額で販売される一方、出荷数の多い有名作などは極めて安い価格で手に入れることができる。また、特許権の消滅によってゲーム機の互換機も発売されるようになった(過去にも海賊版として互換機は製造されていたが、正規品の生産終了に伴って黙認されるようになっている)。
これら中古品や非ライセンス品、海賊版の売り上げは、本来ゲームを販売していたメーカーの利益とはならない。よって、需要があると判断すればメーカー側がレトロゲームを復刻(移植、リメイク)販売する場合がある。一例として、ゲームボーイアドバンスでファミコンソフトを復刻した『ファミコンミニ』シリーズ、過去のゲームを有償ダウンロードできるWiiの「バーチャルコンソール」サービスなどが挙げられる(しかし、任天堂はファミコン以前の業務用あるいは家庭用のゲーム機の復刻には消極的であるため、スペースフィーバー、スペースファイヤーバードなどのタイトルを遊ぶことは非常に困難である)。
[編集] 問題点
ファミコンをはじめ、昭和期に発売されたゲーム機はビデオ出力を備えずRF出力のみというケースが多いが、これはアナログテレビ放送向けのチャンネルに画像を出力するもので、現在移行が進められている地上デジタル放送向けのチャンネルには対応していない。このため、将来地上デジタルチューナーのみ内蔵のテレビが一般化した際、これらの古いゲーム機はプレイができなくなる。またかつて発売されたガンシューティングゲーム向けのライトガンなどは、ドリームキャストなど比較的新しい機械向けのものにおいても旧式のインターレス走査テレビでの動作が前提のため、プログレッシブ走査が主流の近年のテレビではほとんど正常に作動しない。こうしたことから、ゲーム専用に旧式のブラウン管テレビをあえて確保するユーザーもいる。
また古いゲーム機、殊更に現状中古ショップでのみ売買されるようなゲーム機の大半は、一般のゲーム市場的には役割を終えた商品であり、メーカーサポート期間も終了しているため、万一本体が故障してもメーカー側で修理することができないケースがほとんどである。それでも古いゲームで遊びたいというユーザーの需要に答えるものとして、最近ではレトロゲームを大量にパッケージングしたゲームソフトの販売や、パソコンや現役ゲーム機を利用したネット経由の有料ダウンロード販売などが行われるようになったが、あえて実機での稼動にこだわるユーザーは、以上のような動作保証の問題を承知しておくことが必要である。
一方それら正規ダウンロード販売のラインナップに飽き足らない、または大量のゲームを金銭をかけず遊びたいユーザーの中には、インターネット上の違法なコピーソフトをダウンロードし、エミュレータでプレイするユーザーもいる。しかしこれは法律はもとより、セキュリティや動作保証の点からも問題をかかえており、推奨される行為ではない。
アーケードゲーム、特にエレメカ(例えば『ピンボール』)においては、ソフトウエアの挙動は再現できても、機械的動作によるアナログ的なギミックは実機でしか再現できない。完全な状態で保存されているような実機は非常に少なく、機械保守も自力で行う必要があるので、専門的な知識のない人が蒐集するには向かない。更に、現在稼動中のネットワーク対応タイトルやトレーディングカードアーケードゲームにおいては、サービス終了後、それらがレゲーと呼ばれる頃には完全な形で遊ぶことが不可能となってしまう問題がある。
[編集] 関連項目
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最終更新 2009年11月23日 (月) 18:04 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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