ロキ

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自分が工夫した魚網をもったロキ、18世紀のアイスランドの文献から

ロキ (Loki) は北欧神話に登場する悪戯好きのオーディンの義兄弟。神々の敵であるヨトゥンの血を半分引いている。巨人の血を引きながらもオーディンに力が認められアースガルズに住み、オーディントールと共に旅に出ることもあった。男神であるが、時に女性にも変化する。

巨人の王ウートガルザ・ロキおよびその宮殿で相まみえるロギとは別人である。


目次

[編集] 家族

[編集] 北欧神話序盤

敵方の血を半分は引いていながらも、その実力をオーディンに認められ、アースガルドで暮らしている。北欧神話最大のトリックスターあるいはトラブルメーカーであるという説もあるが、メフィストフェレス的な悪魔そのものとする説もある。厄介事を持ち込む一方で、オーディンの槍グングニルを始めとしてトールの槌ミョルニルフレイの船スキーズブラズニル、黄金を生み出す腕輪ドラウプニル等を騙して作らせたり、奪ったりするなどの役に立つ一面も持つ。最も仲がよいとされるのは雷神トールで、連れ立って、二度ほど巨人の国を冒険している。その際トールはロキの悪知恵によって何度も窮地を逃れる。アングルボダとの間に生まれた3人の子供はどれも怪物の姿だったため、大蛇ヨルムンガルドは海に投げ捨てられた。また狼フェンリルは檻に入れられ、のちに妖精が作った紐グレイプニルで縛られた。半身が腐っているヘルは、冥界ヘルヘイムに投げ落とされそこの支配者になった。雌馬に化け、馬のスヴァジルファリとの間に怪馬「スレイプニル」をもうけている。ウートガルズの宮殿ではロギと早食い競争で勝負したが、ロキは彼の前に完敗した。なぜならば、ロギの正体は野火だったからである。

[編集] 北欧神話中盤「バルドル殺害後」

ヘズをそそのかしてバルドルを殺させ、また老婆セック(ソック)に変身してバルドルが甦らないように仕向けた。神々の宴に乱入し、そのことを明かすとともに、集まっている神々の過去の罪や恥辱を一人ずつ暴きたて巧みに罵倒する(『ロキの口論』)。のちに神々に捕らえられ、巨大な岩に息子ナリの腸で縛られて洞穴に幽閉される(『ロキの捕縛』)。そこは蛇の毒液が滴り落ちる場所で、いつもは妻のシギュンが器を持ってそれを防いでいる。しかし、その器がいっぱいになり彼女が捨てに走るとき、一瞬だけ頭に毒液があたり彼は苦痛のあまり大声で叫び身を捩るという。その影響で地上に現れたものが地震であるとされる。

[編集] 北欧神話終盤「ラグナロク」

ラグナロクにおいては戒めがはずれ、巨人族を率いてアース神族を滅ぼすために出陣し、最後はヘイムダルと相打ちになった。

[編集] ロキの呼称

ロキの呼び名としては以下のものがある。

  • ずる賢い者
  • トリックスター
  • 変身者
  • 空を旅する者
  • 狡知の神
  • 女巨人 セック
  • 人々の恐れ
  • 閉じる者
  • 終える者
  • 狼の父
  • フヴェズルング
  • 大きく成長したもの(ロプト)
  • ラウフェイの息子
  • ビューレイストの兄弟

[編集] ロキを取り扱った現代の創作

[編集] 関連項目

最終更新 2009年5月18日 (月) 04:06 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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