ロスタイム

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ロスタイム和製英語 : loss time)とは、サッカーやなどの球技における用語。競技者の交代、負傷者のアピールや怪我の程度の判断、負傷者の搬出などにより空費された時間を指す通称である。これらの理由により試合が空費された時間は相手チームにとって不公平であるため、公平を期するための猶予時間を相手に与えようというのが趣旨である。

目次

[編集] サッカーの場合

[編集] 呼称

主審はタイムキーパーとして空費された時間を計測し、試合の前後半それぞれの後にその時間を追加する。日本では一般に、このような時間を「ロスタイム」と呼ぶが、これは"loss of time"からとった和製英語である。ちなみに英語では"time added on"、"added time"、"additional time"(追加時間)、"stoppage time"(止めた分の時間)、"injury time"(負傷分の時間)などである。

近年では日本でも海外での呼び方に合わせようとする傾向があり、スカパー!のサッカー中継などでは、既に呼称は「アディショナルタイム」に統一されている。北京オリンピックのサッカー中継でも「アディショナルタイム」と呼称された。また、Jリーグの試合会場でも大型映像装置での表記に「アディショナルタイム」と表示するスタジアムも一部存在している。

なお、日本サッカー協会によるサッカー競技規則(7条)においては「ロスタイム」「アディショナルタイム」などの用語を使用せず、「空費された時間」としている。

[編集] 計測と表示

空費された時間は主審の判断と裁量に基づき計測されるため、試合終了の笛がいつ吹かれるかは主審の手元の時計にかかっている。また計測された時間が経過した瞬間に試合が必ず終わるわけではなく、あと数秒残っていても状況次第では終了となることもある。もちろんロスタイム中にも空費時間が発生するとその分だけさらに時間が延びることもある。そのためサッカーのロスタイムは絶対的なものではない。慣例として、一方のチームが相手ゴール前でチャンスを迎えている場合などには厳密なロスタイムが終了していてもしばらくはプレーを続行させることが多い。そうした場合、ピッチ外にボールが出たり、(リードしている)相手チームにボールが渡った時点(プレーが切れた時点)でその直後にロスタイムを打ち切る事が多い。また特殊な例としてチーム間に極端な力の差があり、スコアが大きく開いている場合などでは、ロスタイムを殆ど取らずにゲームを終了させることもある。

2人の副審たちも時計を持っており、主審に意見を求められた場合はどれだけの時間が空費されたか、セカンドオピニオンを伺うことがある。

ロスタイムでの得点は劇的な要素であり、これによる数多くのエピソードが生み出されているが、負けた側にとっては主審のロスタイム計測への疑念が募ることになる。このため近年、大きな試合では「第4の審判」がロスタイムを表示することがある。主審にはロスタイムを計測する時計と試合中止めない時計の2個の時計を持つことが推奨されているが、止めない時計がハーフタイムに近づくと主審は、第4の審判にロスタイムの分数を伝え、第4の審判はタッチライン際で選手や観客に残り時間を掲示する。また、試合によっては電光掲示がなされたり、アナウンスが流されることもある。

[編集] ラグビーの場合

基本的にはサッカーとほぼ同じだが、ロスタイムが経過した時点で試合終了となるのではなく、得点やペナルティ、ボールがラインの外に出るなど試合が止まると同時に笛が吹かれるため、実質的なロスタイムは目安より長くなる事が多い。

今日ではトップレベルの試合においてタイムキーパー制が敷かれており、レフリーとは別に時間管理を行う専門担当者を置いてレフリーと連動して試合時間はより正確に計測されているため、名目上のロスタイムはなくなった。40分が経過するとラストプレーが合図される。

[編集] 外部リンク

[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月18日 (日) 11:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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