ロバート・ソロー
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ロバート・ソロー(Robert M. Solow, 1924年8月23日 - )は、ニューヨーク生まれの経済学者。 ハーバード大学在学中、アメリカ陸軍に入隊。1949年から1950年にかけてフェローシップを得てコロンビア大学で統計を学ぶと同時に博士論文を執筆、ハーバード大学より博士号を取得した。コロンビアに行く直前、MITの経済学部準教授に就任した。マサチューセッツ工科大学経済学部の教授として、ポール・サミュエルソンと共に、戦後の経済学の主流を築く。古典派経済学の成長モデルの研究とソローモデルでよく知られている。1979年アメリカ経済学会会長。1987年にノーベル経済学賞を受賞。1999年に、アメリカ国家科学賞を授与されている。
目次 |
[編集] 経済学への貢献
新古典派成長モデルとして広く知られる、経済成長に関するソローモデルは経済成長の決定要因がインプット(労働と資本)と技術進歩の二つに分けられることを示した。このモデルを使用することによって、ソローはアメリカの労働者一人当たり産出における経済成長のうち、約5分の4は技術進歩にその原因を帰することができると算出した。 1950年代のソローの最初の業績から、のちに多数のより洗練された経済成長モデルが示され、経済成長の要因に関する結論を変更するようになった。1980年代には学界では経済における科学技術の進歩の役割に重きが置かれるようになり、内的成長理論(「新たな成長理論」とも言われる)の開発を導いた。 彼は現在MIT経済学部の名誉教授であり、その前はコロンビア大学で教鞭を取っていた。
[編集] 引用語句
・「ミルトン・フリードマンは何を見てもマネーサプライのことを連想する。私は何を見てもセックスのことを連想するが、極力私の論文からはそのことを排除している。」
・「生産性の統計の中以外では、いかなる場所においてもコンピューター時代の到来を目にすることができるだろう。」
・「長期的には、強い特有のアイデンティティを備えた土地はそうでない土地と比べて繁栄する。すべての土地はその土地の最も差別化できる特徴を識別し、それらを発展させるか、もしくは誰にとっても人畜無害な土地になるリスクをとらねばならないだろう・・・。快適な暮らしは中産階級の贅沢品ではなく、経済的要請なのだ。」
・「もし、自然資源を他の要素で代替できるのならば、原則として何の問題もない。事実上、世界は自然資源無しでもうまくやっていけるのではないだろうか。」
[編集] 日本語訳著書
- 『線型計画と経済分析(1・2)』(岩波書店, 1958年)-R・ドーフマン, P・A・サミュエルソンと共著
- 『資本理論と経済成長』(竹内書店, 1965年/新装改訂版, 1988年)
- 『資本成長技術進歩』(竹内書店, 1970年/増補改訂版, 1988年)
- 『成長理論』(岩波書店, 1971年/第2版, 2000年)
- 『インフレーションと金融政策』(日本経済新聞社, 1972年)-M・フリードマン, N・カルドアと共著
- 『インフレ、雇用、そして金融政策――現代経済学の中心的課題』(ピアソン・エデュケーション, 1999年)-ジョン・B・テイラーと共著
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年5月1日 (金) 13:36 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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