ロマンシュ語

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ロマンシュ語
Romansh, Rumantsch
話される国 スイス
地域 南ヨーロッパ
話者数 3万人
話者数の順位 100位以下
言語系統 インド・ヨーロッパ語族

 イタリック語派
  ロマンス語
   レト・ロマンス語群

    ロマンシュ語
公的地位
公用語 スイス
統制機関 Lia Rumantscha
言語コード
ISO 639-1 rm
ISO 639-2 roh
ISO 639-3 -
SIL ROM

ロマンシュ語(Rumantsch)は、インド・ヨーロッパ語系統ロマンス語派に属するレト・ロマンス語群に属する言語スイス連邦において、ドイツ語アレマン語)、フランス語イタリア語ロンバルド語・ティチーノ語)とならび、第4の国語として認められている。これは2000年に制定されたスイス連邦新憲法においても変わりはない。

ただし、スイス全域で公的に使用出来るスイスの公用語の地位はなく、実際はスイス南東部にあるグラウビュンデン州アルプス北山麓の渓谷地などきわめて限られた土地でしか使用されていない。その使用人口は3万人強といわれスイス人口の0.5%にも満たない。 また年齢別に見た場合、使用人口の大半が高齢層であるため、2010年ごろには絶滅の危機にあるといわれている。現在この言語をスイス連邦はさまざまな策で保存を試みている。

言語の響きはイタリア語にほど近いが、イタリア語ほど母音過多ではなく、語彙などの分布はフランス語に共通する。最も地理的に近いドイツ語は、ロマンシュ語とは語派が異なる(ドイツ語はゲルマン語派)にもかかわらず、この言語に大きな影響を及ぼしている。

ロマンシュ語が最終的に標準化されたのは1982年とかなり最近になってからのことで、その際に正書法の見直しが行われ、それまで使用されてきたいわゆる「奇妙な」繰り字(tgなど)から、よりヨーロッパ諸言語の繰り字方法に近い正書法が確立された。

ロマンシュ語と親類関係にある同じレト・ロマンス言語群に属する言語で、現在も使用されているものに、イタリア北部のドロミテ山岳地帯で話されているラディン語、及び、イタリア北東部とスロベニアの国境付近のフリウーリ地方で話されているフリウリ語がある。後者は50万人の話者を持ち、レト・ロマンシュ言語群では最大であるが、スイスにおける公用語のような地位はイタリアでは獲得していない。

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各方言の対応表。

日本語 Sursilvan Sutsilvan Surmiran Putér Vallader Rumantsch Grischun 羅語 伊語
aur or or or or,aur,ar aur aurum oro
硬い dir dir deir dür dür dir dūrus duro
egl îl îgl ögl ögl egl oculus occhio
軽い lev leav lev liger leiv lev levis leggero
treis tres treis trais trais trais trēs tre
neiv nev neiv naiv naiv naiv nive- neve
車輪 roda roda roda rouda rouda roda rota ruota
チーズ caschiel caschiel caschiel chaschöl chaschöl chaschiel caseus formaggio,cacio
casa tgeasa tgesa chesa chasa chasa casa casa
tgaun tgàn tgang chaun chan chaun canis cane
comba tgomba tgomma chamma chomma chomma camba gamba
gaglina gagliegna gagligna gillina giallina giaglina gallus gallo
gat giat giat giat giat giat cattus gatto
tut tut tot tuot tuot tut tōtus tutto
fuorma furma furma fuorma fuorma furma fōrma forma
jeu jou ja eau eu jau ego io

[編集] 外部リンク

  • Radio e Televisiun Rumantscha(スイス国営のロマンシュ語放送局。ストリーミングによって、ラジオ放送の聴取も可能)

最終更新 2009年11月15日 (日) 21:55 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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