ロングストローク

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ロングストロークとは、レシプロエンジンにおいて、ボアシリンダーの内径)よりピストンストローク(行程)の寸法が長いものをいう。

[編集] エンジン特性

  • ショートストロークに比べ低回転時のトルクが太い傾向があり、「街中で扱いやすい」「低回転型」とされる。反面、高回転に弱いとされたが、ホンダ・ZC(PGM-FI,DOHCヘッド)の様に、ロングストローク型でも高回転型スポーツユニットとされるモデルもあった。
  • ストロークが長い単気筒や2気筒のエンジンは、振動が大きいとの誤解が一般にあるが、現在はピストン・コネクティングロッド(コンロッド)の軽量化、バランサー等により、不快なほどではない。また、わざとバランスを崩して設計して振動を出し、エンジンの味として演出する事もある。
  • 振動とはエンジンの振れのことで回転数によって変わる。鼓動とは爆発の衝撃自体のことでアクセル開度によって変わる。区別が必要である。
  • すべてのレシプロエンジンは、ピストンが往復運動を行う構造上、ピストンスピードの向上に物理的な限界がある。同じ回転数においてはストロークが長いほどピストンスピードが速くなることから、高回転性能やピックアップ特性を向上させることが困難になる。これらの事から、扱いやすく疲れにくい万人向けのエンジン特性になることが多い。
  • エンジン諸元表を見るときには、ボア/ストローク比だけでなくストロークの長さ自体に注目すると、他のエンジンと特性比較しやすい。また、試乗でもストロークの長短を意識したほうがエンジンの特性をつかみやすい。
  • 日本製の乗用車オートバイ用エンジンは、ショートストロークのものが多い。対してヨーロッパ車・米国車のエンジンは、ロングストロークのものが多い。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年7月17日 (金) 14:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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