ロールス・ロイス plc

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ロールス・ロイス グループ plc
企業形態 公開会社(LSERR.)
設立 1906 (ロールス・ロイス・リミテッド)
1987 (plcとして民営化)
本拠所在地 イギリスの旗 ダービー, イングランド, UK
代表者等 Simon Robertson (会長)
Sir ジョン・ローズ (CEO)
業種 航空宇宙 & 防衛
製品 民間と軍用航空機エンジン
船舶推進システム
発電機器
売上高 £7,435 million (2007)
営業利益 £514 million (2007)
純利益 £600 million (2007)
従業員数 38,000人 (2007年時点)
外部リンク www.rolls-royce.com

ロールス・ロイス plc (Public limited company) はGE・アビエーションに続き、世界で2番目に大きいイギリスの航空用エンジン製造会社である。防衛航空宇宙、艦船、発電等も手がける。

ロールス・ロイスは、1971年に国営化され航空機エンジンの分野が長年、売上の大半を占めてきた。1973年、自動車部門を切り離した。1987年サッチャー政権下で再び、民営化された。ロールス・ロイスの防衛航空宇宙部門は世界で16番目であり、2005年のグループの売上の21%を占める。民間航空機向けの売上は53%、船舶向けは17%、発電向けは8%を占める。

目次

[編集] 歴史

ロールス・ロイス」を参照

ロールス・ロイス・リミテッドは1906年、ヘンリー・ロイスとC.S.ロールスによって創業され、最初の航空機エンジンが製造されたのは1914年だった。

第一次世界大戦前の航空用エンジンの半分は、ロールス・ロイス製だった。1920年代末には航空用エンジンの売上は、ロールス・ロイス社の大部分を占めるようになった。ヘンリー・ロイスが最後に設計したマーリン1935年に完成した。1931年シュナイダー杯で時速400マイルの記録を樹立した。第二次世界大戦でマーリンは、連合国側の多数の航空機に搭載され、中でもバトル・オブ・ブリテンでは大活躍した。マーリンはアメリカ合衆国でもライセンス生産され、P-51戦闘機に搭載された。

[編集] 国有化と分割

トライスター向けのRB211の開発が暗礁に乗り上げた事により、開発費が増加して1971年に政府の管理下に置かれる。当時の首相であったエドワード・ヒースは、ロールス・ロイスを国有化する。1973年には、自動車部門を切り離し、後にロールス・ロイス・モーター・カーズとなる。

[編集] 民営化と拡張

BMW/ロールス・ロイス BR700

ロールス・ロイス plcは、1987年にサッチャー政権下において民営化された。1980年代には、民間航空機向けエンジンへの参入を指向し、17機種の異なるエンジンを供給するまでに成長した。同時期、民間航空機向けに供給されるエンジンは、ゼネラル・エレクトリックが14機種、プラット・アンド・ホイットニーが10機種だった。

1988年、重工業で発電送電に強みを持つノーザンエンジニアリング産業を傘下に収めた。他社を次々に傘下に収め、業界再編を促す。サッチャー政権下の追い風もあり、当時、衰退しつつあったイギリスの重工業に再び、競争力を取り戻すようにリストラを行う。

1990年BMWと合弁でBMW ロールス・ロイス社を設立、BR700エンジンを供給する。最新製品はガルフストリームG650用のBR750である。

[編集] アリソン・エンジン社の買収

1994年11月、米国の航空機エンジン製造会社であるアリソン・エンジン社を傘下に収めたと発表した。ロールス・ロイス plcは、かねてよりアリソンの買収を目論んでいた。

アリソンを傘下に収めた事により、新たに民間機向けのエンジンが4機種増えた。それにより、一部の機種で重複する物がでてきたが、後に集約される。また、それまでアリソンが供給していたアメリカ軍向けの供給の存続が危ぶまれたが、アリソンとロールス・ロイスは安全保障を危険にはさらさないという主旨の共同声明を出した[1]

ロールス・ロイス トレント 900

1996年にロールス・ロイス plcとエアバスは、A3XX(後のエアバスA380)向けのエンジンとしてトレント 900エンジンに選択権を与えることを合意し、ロールス・ロイス plcは大型機向けエンジン市場に参入した。また、テイエンジンの販売によって地域航空部門での地位を高めた。

[編集] 1999年の買収

1999年にクーパー・エネルギー・サービシーズ (Cooper Energy Services)、ヴィッカース、エアモーティブ (National Airmotive Corporation) を買収した。2000年には、BMW ロールス・ロイスのBMW株を獲得し、ロールス・ロイス・ドイツとして傘下に収めた。これらの獲得に10.63億ポンドが費やされた。

ロールス・ロイス plcは、ヴィッカースの獲得によって、海洋分野への進出を本格化させた。ヴィッカースは、買収される以前にスウェーデンウォータージェットメーカーであるカメワ、スコットランドの操舵機器やスタビライザーメーカーであるブラウン・ブラザーズ、ノルウェーの大型船舶向け機関メーカーであるウルスタイン (Ulstein) を買収し、その事業を拡大していた。ヴィッカースの軍用車両部門であるヴィッカース・ディフェンス・システムズは、2002年アルヴィス plcへ売却した。

[編集] 製造技術

ロールス・ロイス社のターボファンエンジンは3軸式という特徴がある。またファンブレードはチタンの板を3重に重ねて摩擦攪拌接合で接合して内部から加圧して成形された中空のファンブレードを採用している。GEが複合材料製(バードストライク時の耐衝撃性を高めるため前縁部はチタン製)に対して異なるアプローチを採っている。RRが複合材料製のファンブレードを採用しないのはRB211の開発時に当初採用した複合材料製のファンブレードでの開発が難航したのが一因との見方がある。

[編集] 製品一覧

[編集] 民間機

[編集] 旅客機

[編集] 地域航空

[編集] ヘリコプター

[編集] 防衛関連

[編集] 攻撃機

[編集] ヘリコプター

[編集] 輸送機

[編集] 練習機

  • アドーア (チュルボメカと共同開発)
  • FJ44 (ウィリアムズ・インターナショナル)
  • モデル 250 ターボプロップ
  • ヴァイパー

[編集] 戦闘機

[編集] 無人機市場

  • AE 3007
  • モデル 250 ターボシャフト
  • ヴァイパー

[編集] 船舶向け

[編集] ガスタービン

[編集] ディーゼルエンジン

  • バーゲン B シリーズ
  • バーゲン C シリーズ
  • バーゲン K シリーズ
  • Crossley Pielstick

[編集] 推進器

[編集] 潜水艦

[編集] 流体軸受け

  • ミッチェル ベアリングス

[編集] 石油およびガス

[編集] ガスタービン

[編集] 圧縮機

[編集] 発電向け

[編集] ガスエンジン

[編集] 往復機関

  • バーゲン B シリーズ
  • バーゲン K シリーズ

[編集] 発電装置

[編集] 関連項目

競合

[編集] 出典

  • Peter Pugh, (2000), Icon Books, The Magic of a Name: The Rolls-Royce Story The First 40 Years. ISBN 1 84046 151 9
  • Peter Pugh, (2001), Icon Books, The Magic of a Name: The Rolls-Royce Story Part 2 The Power Behind the Jets. ISBN 1 84046 284 1
  • Peter Pugh, (2002), Icon Books, The Magic of a Name: The Rolls-Royce Story Part 3 A Family of Engines. ISBN 1 84046 405 4
  1. ^  www.defensenews.com:Top 100 Defense Contractors 2007
  2. ^  Rolls-Royce (2005) Rolls-Royce Annual Report 2005

[編集] 参考文献

  • 大河内暁男『ロウルズ‐ロイス研究 企業破綻の英国的位相』(東京大学出版会、2001年) ISBN 4130460706

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月2日 (金) 04:29 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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